お気楽でのんびり屋、45歳パパの『幸せのおすそわけ』

不景気の中40歳で会社を自主退職した無責任パパは、何事にもお気楽でポジティブシンキング!他愛ない日常の幸せをおすそわけ!

四畳半、バス・トイレなし!? ~夏の終わりの一泊旅行③~

2011-08-26 23:39:22 | 育児

 何の計画もなく、ママの思いつきで計画されたこの旅行。
 夏休みの土曜日に家族で泊まれるなんてとこはほとんど満室で、結局ママが決めたのはお台場からほど近い浦安にある温泉施設『大江戸温泉物語 浦安万華郷』でありました。

 ま、温泉のあるスーパー銭湯といったほうが判りやすいかも知れません。
 そ~ゆ~ところでは、リクライニングチェアが並んでいるか、何十畳もの広い和室が休憩室となっていてそこで夜を明かすこともできるのですが、ここは一応個室があるとかで家族5人でその個室に泊まるべく予約してあったのです。

     

 1泊2食で2万数千円というリーズナブルな値段とはいえ、食事といってもうち3名は幼児なのですから、大人2人で2万円程度の価値のある部屋を想像していたのですが…。

     

 部屋と言っても、共有の廊下にある襖を開けると、玄関も何もなく突然出てくる畳の部屋。それも四畳半。荷物を置くべき板の間も無く、本当に四畳半分の畳エリア通りに壁が迫っているのです。
 座卓とお茶セットがあるので、5人がそれを取り囲むと(ニューヨークではありませんが)スペースゼロ。

 入口の対角線となる位置に冷蔵庫とテレビが申し訳なさそうにあるのですが、もちろん(ビジネスホテルにあるような)極小サイズの冷蔵庫の上に14インチのテレビがあるだけです。
 壁の一カ所に押し入れがあるのですが、布団が2組入っているだけ。もちろん布団は自分たちで敷くのですが、布団を敷くためには座卓を立て掛け、お茶セットを畳の隅っこに追いやり、荷物を…あれっ? 荷物を置く場所が見当たりません。荷物を部屋の隅に置いておくと、荷物が当たる布団の端が折れ曲がったまま。
 う~ん、こんな狭いスペースで家族5人が寝られるのでしょうか? 寝相の悪い娘たちのこと、身動きも取れずに悪い夢を見そうです。

     

 アタシが高校を卒業してすぐ、田無市(今の西東京市)に借りたアパートも四畳半でしたが、3畳分の台所と半畳分のトイレがありましたし、そのスペースを一人で使っていましたので、充分なスペースでありました。
 風呂は無かったので銭湯に行き、隣りのコインランドリーに洗濯物をセットしてから、入浴したものです。まあ、もう四半世紀も昔の話ではありますが…。

     

 この年齢になって、まさか四畳半の部屋に家族5人で泊まることになろうとは思ってもいませんでした。
 ま、ここは入浴施設ですから、部屋を出ればすぐに充実したお風呂があるのですが…。
 それにしても、ママの無謀な計画にはビックリさせられぱなしで…。

 

 でも子供たちには、そんな部屋の狭さは無関係のようで、こういう場所なんだと受け入れているようではあります。
 おまけに子供たちの遊び場もありまして、ゴハンの時間まで遊び放題。

     

 日帰りの入浴に来るにはうってつけの施設ではありましょう。

     

 遊べばお腹が空いてくるのは当然で…

     
 
 満腹になるのか疑わしい、わたがしにかぶりついたり…

     

 お子様セットが運ばれてくるまで待ち切れず、メニューを食べ始めたり…

 やりたい放題で楽しそうではありますが、それが3人ともなるとまた大変ではあります。

 ゴハンの後、四畳半の部屋に戻ると、知らないところに行って神経を使った上、いっぱい遊んで疲れたのか、みんな(アタシやママも含む)すぐに寝てしまいました。
 部屋でゆっくり過ごすこともなく、寝るだけということを考えれば、四畳半、バス・トイレなしの部屋で充分だったのかもしれません。

 翌朝、寝ている間に殴られたり蹴られたりして青アザを作った娘がいなかったのは幸いなことでありました。

(つづく)


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (恐妻家行政書士やなぎ)
2011-10-02 22:14:20
どんなとこでも(失礼)、子供たちにとっては、家族で楽しめれば、いい思い出になるんだと思います。
私は、子供の頃、市営住宅暮らしで、家族5人分の布団を敷くところが無く、押入れで寝るリアルドラえもんだったことがあります。
でも、押入れって、猫型ロボットだから寝れたんですね。
生身の人間には、隙間風が冷たすぎました(笑)。
返信する
どんなとこでも、行かなくても (43歳パパ)
2011-10-04 05:48:44
ま、出掛けなくても娘たちは楽しそうに遊んでいます。
幼稚園で、「どこに行ってきたんだ~」なんて自慢し合うのもまだ無いようですし…。
覚えていてくれなければ、ただ親の自己満足で終わります。トホホ…。
返信する

コメントを投稿