お気楽でのんびり屋、45歳パパの『幸せのおすそわけ』

不景気の中40歳で会社を自主退職した無責任パパは、何事にもお気楽でポジティブシンキング!他愛ない日常の幸せをおすそわけ!

ビルに囲まれた海で ~夏の終わりの一泊旅行①~

2011-08-24 23:46:07 | 育児

 それはお盆休みの前こと。
 『8月20日、21日は休みが一緒だから、一泊でお台場に行こう』と、ママが突然言い出す。

 ま、突然言い出すのはいつものことだし、言い出した時点で旅行に行くことがママの頭の中では既定であるのもいつものこと…なんだけど、今年は4月に宮古島に行き、6月に横浜に行き、泊りの旅行はいっぱいしているし、車のフロントガラスを換えたり、擦ったところを修理したりして金銭的な余裕も無いので、アタシは却下した。

 子供なんて近所の公園や遊園地でも結構満足して遊ぶもの。お金と時間を費やして遠くに連れて行っても、満足するとは限らない上、覚えているかも判らないのだ。

 しかし、これまたいつものこと。
 ママの権力は絶対で、『夏休みなんだから、どこかに連れて行ってあげたいでしょ』と、我が家の財政なんて無視した意見で突っぱねられた。
 記憶に残るか判らない時期に贅沢して、中学・高校・大学と物入りになった時にお金に困ったら可哀想なのは子供なのに、そんな未来の準備すらしていないママにはちょっと辟易気味なアタシである。

 おまけに、一泊で行くとしてもあと10日しかない時期に思い立たれても、ママの考えるようにうまくはいかない。夏休み中の土日なんて夏休み前から計画しておかないと宿泊先に困るくらい至極当然のこと。10日先の未来のことも準備していないママは、慌てて楽天トラベルで空いているホテルや旅館を調べるが、べらぼうに高いところか、怪しすぎるところしか空いてなんかいないのである。

 でも、それに懲りて諦めるママではないし、それに懲りて余裕を持って計画を立てるようになるママでもない。アタシも、そしてこの3人の娘たちも、そ~ゆ~ママと一生付き合っていかねばならないのである。
 ママを自ら選んだアタシは仕方が無いにしても、娘たちは選ぶことは出来ないのだから宿命として受け止めるしかないのだ。

 という出発前のドタバタはこのくらいにして、結局ママの思う通りにお台場に到着する我が家5人。

     

 ディズニーストアの前でミッキーと記念撮影をするが、もちろんお台場に来たのはそんな写真を撮るためではない。
 でもお台場で何をするのか、何がしたいのかなんてことは企画したママしか知らないのである。

 で、ママの考えた"目的地の1"「お台場の砂浜」に到着。

     

 ママはこの海で娘たちを遊ばせたかったのだ。

 

 確かに海ではあるけれど、レインボーブリッジや都会のビルが見えるこの海、すぐ脇を交通の手段として水上バスが通ったりしてなんだか海らしくはない。
 合宿しているみたいな小学生の集団が泳いではいたが、それ以外に泳いでいる人はない。おまけにこの砂浜は遠浅ではなく"急に深くなるから注意"みたいな掲示がある。娘たちを泳がせるのはちょっと無理である。

     

 でもまあ、どこに行っても遊べば楽しい娘たち。

     

 水辺と砂浜で無邪気に遊んでおります。

 このあとママの考えた"目的地の2"に移動することになるのだけれど、それには足や手についた砂を取らねばならず、また大変なのでありました。

(つづく)


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