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長女「ひいちゃん」の3歳児検診。その案内の中に検尿の容器(お弁当についてくる"ソース入れ")が入っていた。
妻は封筒の中身を確認している。何に尿を採るのか判らないというのだ。
検尿の容器といっても直接その"ソース入れ"に尿を汲めるわけもないので、通常は紙コップに採尿してから"ソース入れ"に移す。その紙コップが無いのかと封筒の中を探していたのである。
アタシは『これじゃん』と四角い紙を指差した。病院に行っての検尿は別にして、昔から学校に提出する場合にはこの四角い紙を使って採尿したものである。
この四角い紙、折り目と折る順番が書いてあるので説明通りに折っていけば…ほら"紙コップ~(初代ドラえもん=大山のぶ代の声で)"。小学生でも簡単に作れる。
アタシはこれが普通だと思っていた。日本全国津々浦々、検尿といえば"ソース入れ"と"折り紙式の紙コップ"でワンセットだと思っていたのだ。
しかし、驚いたのは妻。
『こんなの使ったことが無い』。
隣県・茨城では昔から"折らない"丸い紙コップだったのだという。
初めて"折り紙式の紙コップ"を手順通りに折り上げて、漏れやしないかと不安そうである。漏れやしないように強い紙で出来ているし、漏れるようなら栃木県で30年以上も愛用されてはいないだろう。
と、いうことで今朝「ひいちゃん」初めての採尿。
朝はアタシがトイレに連れて行くので、おまたに"折り紙式の紙のコップ"を当てると、不思議な顔で見ている。出していいのか判らないせいか、おしっこが出てこない。
『ここにシテいいんだよ~』と、促してようやくチョロチョロと。
そして"ソース入れ"に移すアタシの様子をジッと見ていた。
これからの人生で何度も繰り返す検尿。
栃木県人として"折り紙式の紙コップ"で上手に採れるようになるんだよ。
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