かなりの意気込みようでママが応募した『DHCダイエットアワード2011』。
選ばれた200人には11月22日までにメールで連絡が行くとのことなのだが、待てど暮らせどメールは来ない。
やはり"落選"という結果に落ち着いたらしい。
調べてみると、昨年も今年も5000人以上の申し込みがあったのだという。200人に残る確率は5%以下なのである。
雑誌のダイエット特集やダイエット本などの売れ行きからしても、テレビでダイエット番組がゴールデンタイムで放映されていることからしても、世のダイエット人口が多いとは思っていたのだが、数字にしてみるとすごい数である。もちろんダイエットアワードに応募した人はごくごく一部。日本人の4分の1は肥満体形(BMI値25以上)という統計があるので、二千万人以上の規模で市場があるようだ。
"ダイエット党"とか結成して「痩せたキロ数に応じて減税する法律を作ります」なんて公約を謳ったら、国会議員の1人くらい誕生しそうな勢力を感じてしまう。
"行政のムダも削ぎ落とす!"なんてキャッチフレーズも面白い。
さてさて冗談はこのへんにして、メールが来ないことが判ったうちのママ。さぞかし落胆しているかと思いきや、パソコンで何を一生懸命にやっているのかと覗きこんだら、DHCのホームページからダイエット関連の食品やサプリを大量に発注している。
「妬け食い」ならぬ「妬け買い」か? と思ったら、落選した応募者の方からも「DHC会員に登録してダイエットの日記をつけている人をダイエットアワード地方大会に招待することがあります」という、これまた落選者に夢を見させる怪しい誘い文句を見つけたらしく、別ルートでダイエットアワードへの参加を目論んでいるのだという。
やれやれ。
まさにDHCに踊らされている。
そんな別ルートで招待される人なんて、30キロ、40キロという驚異のダイエットに成功した人に限られるのだろうに…。
おまけに『薬局で買うより安いから』とネットショッピングで大きな箱の商品が何度も届くくらい注文しているなんて、DHCからお歳暮が届いてもいいくらいの貢献度である。
まあ、ダイエットへの気力が萎えなかっただけでも良しとしなければいけないのかも知れないが、美脚マジックにしても、朝バナナダイエットにしても、プロテインダイエットにしても、最初の鼻息だけは荒くて尻すぼみ。自身の尻はすぼまなかった(痩せなかった)現実を知っているアタシとしては、また最初だけで終わってしまうのではないかという不安にかられている。
まあ、思いこんだら人の言うことなんて聞かないママのことは、傍から見守る以外にアタシの役目はないのである。
トホホ…。
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