10月からの風邪が抜けきらず、風邪っぽい日が続いているのだが、病院に行くほどのものではないと放っておいた。
1週間ほど前から乾いた咳が出始めて、会話をすると咳が誘発されるようになった。
ずっと飲んでいたパブロンを、飲み過ぎると効きかなくなるからと止めたせいかもしれないのだが。
昨日、仕事の帰りに鼻血が出て、すぐに止まったから誰にも言わずにいた。そんなのいちいち大人が言ったところで、誰も相手にしてくれない。ママだって『ふ~ん』の一言でおしまいなのは判っているし。
そんなことがあって昨夜、いつものように娘3人をお風呂に入れていて、湯気のおかげで鼻の通りが良くなったせいか、鼻の奥から喉にまわったものを、排水口めがけてペッと痰のように吐きだした。
そしたら妻が『血痰だぁ~、血痰だぁ~! 結核だぁ~!』と火事が起こったのを近所に伝えるかというくらい大きな声で騒ぎだした。
そもそもママはオーバーである。
おそらく目立ちたがりの次女特有の性格なので、自分が注目されていないとダメなのである。だから、注目を浴びたくて大げさになる。オーバー会の会長にしてもいいくらいだ。
アタシが『鼻血が鼻の奥に残っていて、それが鼻からノドに廻ったものだから血痰じゃないんだよ』と説明しても、そんなの聞く耳持たずで、『いやぁ~! 子供らに移さないで~! 今は結核なんて治るんだから早く病院に行ってきな~~~!』とまた大声を上げる。おそらく近所の人たちは「あそこの息子が結核に罹った」と井戸端会議のテーマにするのだろう。
もちろん、そんな叫び声が茶の間のジイちゃん、バアちゃんに聞こえないハズが無く、『変な咳をしてると思ってたんだよ。お前、早く医者に行ってきな』と真面目に心配しだす始末。
ママが鼻血だと訂正してくれるハズもないので、もうど~でも良く思えた。
そう、アタシ自身が理解しているしかないのである。
だって、ただただ面白おかしく大騒ぎだけするママと、それを真に受ける両親。
もう2度と鼻から喉に廻った鼻血を履き出すまいと心に決めました(不快でも飲み込みます)。
しかしながら、乾いた咳が続いているのは確かなので、今日、確認をし呼吸器科に行ってきました。
一応レントゲンも撮りましたが、もちろん肺がんでも結核でもありません。
お医者さんは『アレルギー』だと勝手なことを言って、薬を何種類も出してくれました。
今までにアレルギーだなんて言われたことが無かったので、風邪をひいて咳をしていたせいでただ気管支が過敏になっているだけだろうと思いますが、とりあえず薬を飲んでみることにします。
早く治さないことには、またオーバー会の会長に『結核だ~』って叫ばれても困りますので…。
「旦那の具合が悪い時くらい、静かで優しい看護師だったらなぁ…」と思ったりしますが、喋ると咳込むので黙っています。
(画像はレッサーパンダと布団に入る「ひいちゃん」ですが、内容とは関係ありません。)
子供の菌も強いのでしょうが、年かもしれません。
アルミさんも早めに治るといいですね。
おだいじにして下さい。