鶴川落語会 スタッフ日記

鶴川落語会新米席亭の日記。ときどきスタッフも現れます。鶴川落語会のお知らせ、スタッフや席亭の落語な日々を書いていきます。

【御礼】第二十八回鶴川落語会 ご来場ありがとうございました!

2017-07-23 20:29:47 | らくご@鶴川
昨日はお暑い中、第二十八回鶴川落語会へのご来場、まことにありがとうございました!
皆さま、無事に帰宅されましたか?


昨日の演目、まずは、昼の部 権太楼たっぷり!その三with奈々福です。



柳家ほたるさんは、第二回鶴川落語会 権太楼たっぷり!にご出演いただきまして、今回は二度目。
お客さまアンケートでもたいへん好評な「祇園祭」でした。
初登場の玉川奈々福さんは、まずとにかく素敵!
お着物やテーブルかけ(本当にテーブルかけって言うんですねえ!)が「金魚夢幻」という演目にもピッタリで、
うっとりしたとの感想も多かったですね。
沢村豊子さん(豊子師匠も鶴川は二度目でした)と息の合ったかけ合いも、
そしてエネルギーあふれる節に、魅せられたのではないでしょうか。
柳家権太楼さんは、鶴川落語会4度目(一回は、三周年記念でさん喬さんとの二人会でした)なのですが、
お客さまから「また是非権太楼さんを!」とのリクエストも多く、待ちに待った登場となりました。
夏にピッタリの「お化け長屋」「唐茄子屋政談」で、
滑稽噺と人情噺、どちらも権太楼さんをたっぷり堪能いただけたことと思います。


そして、夜の部 扇辰・彦いち二人会です。



こちらは同期のお二人の会。
同期とはいえ、全く色合いの違うお二人の個性がぶつかり合った二人会となりました。
きっとお二人の世界観、空気感をお楽しみいただけたことと思います。
この楽しさ、ちょっと言葉にできないといいますか、表現できない感じなんですよね〜。(私の語彙力のなさもあるんでしょうけど・・・)
お客さまアンケートを拝見して、満足度の高さが伝わって参りました。
またこのお二人の会は開催したいと思ってますので、次回も是非お越し下さいませ。


この会は、昼の部も夜の部も、予定時刻をオーバー。大熱演の会となりました。
ご出演いただいた演者の方々の熱演のおかげで、最近は「鶴川落語会はハズレがない」「満足度が高い」とのお声をたくさんいただくようになりました。
たいへんありがたく、そしてそれは、ご来場いただけるお客さまあってこそであることは言うまでもないことですが、改めて御礼を申し上げます。
本当にありがとうございます。
会を重ねる毎に、私席亭の脳の劣化は進みまして、お客さまにご迷惑をおかけすることもあるかと存じますが、
スタッフやお客さま、そしてご出演の演者さんに助けられ、どうにか継続できております。
これからも末永くお付き合いいただける楽しい会になりますよう、頑張って参りますので、
どうぞお引き立てのほど、よろしくお願い申し上げます。



さて、次は第二十九回鶴川落語会、10月7日(土)となります。



昼の部 小満ん・兼好二人会
夜の部 遊雀・菊之丞二人会
です。

この顔付けでお判りのお客さまもいらっしゃるかと思いますが、
他ではなかなか見ることができない顔合わせじゃないでしょうか。
化学変化を楽しんでいただける会になるのではないかと、期待が膨らんでおります!
まだわりと良いお席のご用意が可能ですので、お買い求めはお早めにどうぞ。


たくさんのお運びを心よりお待ちしております






前回権太楼さんご出演時の口上をご紹介!(第十七回 平成27年10月10日)

2017-07-18 23:08:02 | らくご@鶴川
今週の土曜日に迫った第二十八回鶴川落語会。
ここに来てご予約が増えています。



ご予定の方はお早めにお申し込み下さい。



さて、鶴川落語会ではスタッフ渾身の口上をお配りしています。
鶴川落語会はこんな会です、と言ったものから、
ちょっとした豆知識や情報を掲載しております。
今回も配布予定ですので、開演前や中入りなどでご覧いただけると嬉しいです。

で、今回の口上を書く前に、前回権太楼さん出演時にはどんな内容を書いたっけな〜と確認したところ、
(脳の劣化ですぐに忘れてしまうもんで・・・)
また改めて読んでいただけたらいいのかも・・・と思うような内容でしたので、
こちらに掲載したいと思います。
鶴川落語会をご贔屓いただいているお客さまには、もう知ってるよ!的な内容かも知れませんが、
初めてお越しいただくお客さまや、鶴川で権太楼さんの会は初めてというお客さまには、
ちょっとしたプチ情報が載っていますので、
ご興味ございましたら、是非。




権太楼さんが演目を出している理由(わけ)

 権太楼さんには、2013年5月11日(土)の第二回以来の登場をお願いした。前回は「寝床」と「居残り佐平次」の二席を口演いただいた。
今回は「子別れ〜通し」ともう一席。これまで、十六回会を重ねてきた鶴川落語会ではあるが、演目を事前に公表する“ネタ出し”をしているのは、権太楼さんだけである。

 当会は、鶴川の地に、ここポプリホールが竣工したことをきっかけに始まった落語会で、選りすぐりの本格落語を落語ファンはもとより、いろんな方々にご覧いただきたく始めたものである。
特に、地元・近隣の落語ファンには、気軽に寄ってもらえること眼目としている。ある意味、“鶴川の寄席”を目指している。
 企画ものは別にして、定席と呼ばれる寄席では、演目の事前発表はない。当会も、お客様にお越しいただいた際のサプライズとして、演目を決めることはしないつもりであった。
しかしながら、権太楼さんからの申し入れで、ネタ出しをしている。その心は?

「半月板を痛めた(※2012年秋のこと)後のリハビリで、空手の道場に通ったの。そこで知り合った同年配の仲間が、寄席を見に来てくれた時に、『とても、面白かったけど、何をやっているわからなった』って言われたのね。だから、鶴川ではネタ出ししよう!落語に馴染みのない人にも、より素直に楽しんでもらいたいから」とのことだった。
ちょうどそんな出来事の直後に、そんなことはつゆ知らず、当会は出演のオファーをお願いしたのだった。

 ネタ出しの落語会は、落語の個人的な、あるいは仲間同士の勉強会の他は、ホール落語でおこなれている。
ホール落語とは、大人数を収容できる劇場・ホールなどで、複数の落語家が事前に演目を発表し、月一回、あるいは年間に十回などと、定期的に行われている落語会の事である。(最近は、大きな会場でやっていれば、何でもホール落語と呼ぶ傾向にあるが、ホール落語とはそういうものでは無い)
 
鶴川落語会では、基本的にはネタ出しをしないことを基本に今後も進めていくであろう。
しかし、いろいろな企画にチャレンジし、時には全演目発表の“ホール落語的”鶴川落語会にチャレンジするやもしれない。
まだまだ発展途上の鶴川落語会、今後にご期待いただき、応援いただければ幸いである。

 まず今日のところは、権太楼さんとさん光さんの落語に、「子別れ」たっぷり浸っていただきたい。
そして、その余韻で、“鶴川で一杯”というの良いのでは無いだろうか。もちろん、「子別れ」にならない程度にほどほどに。



この時は「子別れ(通し)」でしたが、今回は「唐茄子屋政談」他一席です。
そしてこの時はさん光さんでしたが、今回はほたるさんが一席勤めます。
更に、今回は玉川奈々福さんの浪曲(しかも曲師は沢村豊子さん!)もお楽しみいただけます!
今注目の期待の若手である奈々福さん。今を生きる浪曲、ご期待下さい!
盛りだくさんな昼の部。どうぞお楽しみに!


この日は夜の部が、扇辰・彦いち二人会です。
この顔合わせは鶴川初(東京の他の会でもあまり見かけない顔付けだと思うのですが)なので、
ご紹介可能な過去の口上はございませんが、
扇辰さんは3度目、彦いちさんは2度目のご出演です!
同期のお二人の和やかな(おそらく)空気と共に、同期ならではの化学反応、乞うご期待!


それでは、皆さまのご来場を心よりお待ちしております。􅋂

22日(土)は第二十八回鶴川落語会です!

2017-07-17 16:02:01 | らくご@鶴川
いや〜、毎日暑いですね〜〜〜。
うだるような暑さに、参ってしまいそうですが、
体調は崩されていませんか?
どうぞお気を付けいただき、22日(土)には元気にご来場下さいませ!


そうですね、とうとう第二十八回鶴川落語会まで一週間を切りました。



昼の部の権太楼師匠は夏の大ネタ「唐茄子屋政談」をネタだししておりますが、
ピッタリの気候になりましたね!
浪曲界期待の若手である玉川奈々福さんにも、パワーをいただけそうです。

夜の部の扇辰・彦いち二人会も楽しんでいただけること、間違いなし!です。
同期のお二人、心許せる間柄だからこそ起こる化学変化に乞うご期待!

この猛暑を吹き飛ばしに、是非ご来場下さいませ。
お待ちしております。

昼の部も夜の部も、ご予約受付中です。
ここにきてお問合せやご予約が増えています。
ご希望の方はお早めに、
鶴川落語会 tsururaku@yahoo.co.jp
または、090−9974−0972
まで、どうぞ。



そして、この第二十八回鶴川落語会の中入りで、
第三十回鶴川落語会の先行発売を行います。(お一人様のお求め枚数は限らせていただきます。)
祝・三十回記念としまして、昼夜で正蔵・喬太郎ガチンコ二人会!です。



鶴川落語会では、年に一度、正蔵・喬太郎ガチンコ二人会をお届けしてまいりました。
今回はなんと昼夜公演です!
日程がちょっと今までの鶴川落語会のローテーションから大きく外れる形になりましたが、
夜の部は、「文七元結」のリレー落語他を予定しております。
このお二人のリレー落語、他ではそうは見られないんではないかと思います。
どうぞお楽しみに!


10月7日(土)の第二十九回鶴川落語会も販売いたします。



こちらの会は、化学変化をお楽しみいただける会だと思っております。
それぞれの持ち味がどのようにブレンドされていくか・・・開催側も予測不能で楽しみです!
ご期待下さい!


それでは、22日、会場はクーラー効かせて(私じゃなくて、ホールの方がやって下さるんですけど)
たくさんのお運び、心よりお待ちしております!