鶴川落語会 スタッフ日記

鶴川落語会新米席亭の日記。ときどきスタッフも現れます。鶴川落語会のお知らせ、スタッフや席亭の落語な日々を書いていきます。

寄席はやっぱり楽しい&10月は鶴川へ

2016-09-16 10:20:13 | その他の落語会
ようやく厳しい残暑が終わりを告げようとしておりますが、
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
とは言っても、雨が多くて嫌になりますね。
湿度が高いと、爽やかさに欠けます。
もう少しの辛抱でしょうか。


さて、鶴川落語会は前回が7月30日でした。
2ヶ月に一度の開催なのですが、この時期だけ2ヶ月半〜3ヶ月ほど間が開きます。
その間、もちろん今後の落語会の準備に余念が無く・・・本当ですよっ!
8月は子どもが夏休みで家にいるので、暇そうで暇じゃない感じなのですが、
でも少しは時間が取りやすくなるので、ふらりと寄席に行ったりしております。
今月(9月)は末廣亭と池袋演芸場へ行ってきましたが、
やっぱり寄席は良いですね!
いろいろな演者さんが代わる代わる出てこられて、その人その人の空気や雰囲気を味わえます。
鶴川落語会のような落語会とはまた違う楽しみ方があり、毎日が祭りのようににぎやかで華やかです。
流れていく時間を感じながら、目の前の落語家さんの世界に身をゆだねる感覚がたまりません。
私は来週、どこかで鈴本演芸場の夜の部(文蔵襲名披露です!)へ行きたいと思っておりますので、
鈴本へお越し方で見かけたら、お声かけて下さい。
鈴本ではきっとビール飲みながら観ていると思います・・・(^^;)


寄席に行ったり、他の落語会へお邪魔したり、謝楽祭で飲み食いしまくったり、トレカに散財したりしている間に、
次の鶴川落語会が近くなってきております。
皆さま、チケットのご用意は如何でしょうか。



昼の部(正蔵・喬太郎)は完売となりました。当日券のご用意もございませんので、ご了承下さい。
夜の部(扇遊・鯉昇)はまだ発売中です。
ここにきて夜の部をお求めのお客さまが増えてきております。
当日券で・・・と思っていらっしゃるお客さま、良いお席はお早めにどうぞ。
鶴川落語会のホームページからもお求めいただけます。
イープラスでも発売中です。
町田市近郊にお住まいの方は、町田市民ホールでもご購入いただけます。
町田市民ホール→042-728-4300

よく「町田は遠くて・・・」と言われるのですが、
小田急線には快速急行というものがございます。
新宿→代々木上原→下北沢→新百合ヶ丘
・・・と、新百合ヶ丘を含めて4駅しか停車しない、急行の中の急行です。
そこで各駅に乗り換えていただく手間があるのですが、
新百合ヶ丘に着いたら、たいてい目の前に各駅停車が貴方の乗車を待っている格好になっております。
乗換での階段の上り下りはないのです。
(すみません、下北沢や登戸経由、同じ新百合ヶ丘乗換でも多摩線のことは除いております!)
新百合ヶ丘から各駅で2駅目、しかも鶴川駅から徒歩3分。たいへん便利な立地のホールです。
時間にして、新宿から30〜40分といったところでしょうか。

東京の端、町田
神奈川県町田市でも郵便が届く町田
それでも、大都会新宿からそう遠くありません!!!
是非是非、一度足をお運びいただきたいと願っております。


この会へお越しのお客さまは、中入りにて、第二十五回鶴川落語会(来年1月14日)のチケットを先行発売にてお買い求めいただけます。
その会の詳細は、また後日・・・(引っ張ります!)


たくさんのお運び、お待ちしております。


あっという間に3月がやってきました!

2015-03-01 17:53:32 | その他の落語会
あっという間に3月になりましたね。
その3月のスタートが冷たい雨。
皆さま、お元気ですか?


私は昨日、さがみはら若手落語家選手権の予選会(第四回)に行ってきました。
この会、ご存じですか?
予選会を突破した二ツ目さんが、3月15日の本選会へ出場されますよ!

今回は皆勤賞!
と言いたいところですが、第二回予選会だけ伺えず・・・。残念。

昨日は、柳亭小痴楽さんが予選突破となり、これで本選出場者が決まりました。
第一回 柳家小太郎さん
第二回 春風亭正太郎さん
第三回 春風亭朝也さん
第四回 柳亭小痴楽さん
敗者復活は、立川平林さん

鶴川落語会へご出演の方もいらっしゃいますね~。
本選会も行きたいと思っておりますが、今のところ予定が微妙・・・。
がんばって参加したいと思います!

この会、14回目になるそうで、お客様が楽しみにされているのが伝わるんです。
愛されている会って心地いいですよね。
鶴川落語会もお客様に楽しみにしていただける存在になれるよう、がんばります!


とうとう今月です!小満ん・喜多八二人会!
チケットのお求めはお早めにどうぞ。
町田市民ホールに一番枚数が確保されております。
当会には、真ん中より後方ではありますが、中央のブロックをご用意できます。
イープラスにはあと4枚の残数です!




春分の日の開催です。
きっと暖かくなっていますね~。


その次の会は、新緑の季節に萬橘・朝也・志の春・宮治と、若手実力派が鶴川に揃います!
この会は何かが起きる・・・。
このチケットも販売中です。
小満ん・喜多八二人会の会場でもお求めいただけます。




さがみはら若手落語家選手権本選出場の春風亭朝也さんもご出演です!


どちらの会もお楽しみに!




「目白夜会 〜雛菊〜」に行きました。

2015-02-16 18:45:49 | その他の落語会
こんにちは。鶴川落語会スタッフです。

先日、「目白夜会 〜雛菊〜」に行ってきました。
この落語会は、目白庭園という豊島区の施設の中に建っているお茶室・赤鳥庵で、隔月で開催されています。
会の名前の通り、夜の落語会なので、お庭を散策したことはないのですが、ホームページを見ると、池の周りに浮見堂や滝もあるようです(赤鳥庵から、夜でも池とお庭の一部は見えます)。もう少し日が長くなったら、早めに出かけてお庭を拝見してみようかな?と思っております。

「目白夜会」は、柳家小満んさんの独演会で、毎回、柳家の噺家さんお一人がゲストで登場します。ちなみに、第一回のゲストは、なんと、柳家小三治さんでした! また、小満んさんは毎回1席はネタ出しですが、もう1席は当日のお楽しみ、ということになっているようです。

レギュラー前座は、林家なな子さん。林家正蔵さんのお弟子さんで、らくご@鶴川にも昨年、ご出演いただいています。この日のネタは「寄合酒」でした。
そして、小満んさんの一席目は、「蔵前駕籠」。マクラの駕籠にまつわる”ちょっといい話”には、毎度のことながら「へぇ〜」ボタン(古いですね…)を胸の内で連打しました。「女郎買いの決死隊」と駕篭かき二人とのやりとりがおかしくて、あっという間の20分でした。

そして、今回のゲストは、柳家小のぶさん。
寄席の定席や、いわゆるホール落語などにはめったに出演されない噺家さんだそうです。小音を逆手にとって客席の注意を引きつける語り口、きっちりしすぎるくらいきっちり上下をふるスタイル、そして、高座布団に座られただけで、思わず顔がほころんでしまう…そんな噺家さんです。
昨年の小満んさんの末広亭余一会独演会に、やはりゲストで登場されたのがとても印象に残っていたので、楽しみにしていました。
この日は「厩火事」。主人公のお崎さんの心模様が変化していく様が、小のぶさんの佇まいに重なって、ほんわかとした心持ちに。とても楽しい一席でした。

中入りをはさんで、いよいよ小満んさんの「ちきり伊勢屋」。以前、他の噺家さんの口演を聞いたときは、上下に分けていらっしゃいましたね、そういえば。
麹町の大店の、生真面目な若旦那が、縁談の可否をみてもらうため、平河町の有名な易の先生のところを尋ねると余命を宣告されてしまう、というのが噺の発端です。その後この若主人は、人生の”ピンからキリまで”を一気に体験。そして、親戚の勘当息子に再会したことがきっかけで、彼の運命は再び上向きになるのですが…。
物語のストーリーをサクサクと進めていながら、易の説明とか、主人公の生前通夜(棺桶に入る前に、馴染みの者たちとお通夜を営む件)での芸者や幇間たちとのやりとり、品川の手前でご来光を拝む場面、などディテールを丁寧に描く場面もあって、その緩急の付け方に乗せられて、あっという間の1時間ほどでした。


ちなみに。
小満んさんの口演台本が本になるそうです。少部数自費出版のため、書店などでは販売しないとのことですが、内容、価格、申し込み方法などは
「柳家小満ん 口演用てきすと」ブログ
をご覧ください。


P.S.
横浜の、正蔵さんの独演会に行きたかったのですが、所用のため断念しました…。

小満んさんを聞きに、2月上席昼@新宿末廣亭

2015-02-07 23:06:05 | その他の落語会
えー、お席亭から「たまにはブログも書いてください」との指令を受けました、鶴川落語会スタッフでございます。
どうぞ、よろしくお付き合いの程、お願い申し上げます。

2月も気がつけば、1週間が過ぎてしまいました。
スタッフは、天気予報で「都心でも積雪の恐れがあります!」とさんざん脅かされた5日に、新宿末廣亭に参りました。
あれだけ「雪だ、雪だ」と脅かされていたにもかかわらず、椅子席の半分ぐらいは埋まっておりました。
「おお、我が同士よ!」と心強く思いました。

なぜそんな日に行ったかと申しますと、2月上席昼の主任が柳家小満んさんだからです(2月10日まで!)。
こういうお天気の日だと、あのネタをやってくださるかも?と期待しておりましたら、見事、予想的中!
「雪とん」を伺うことができました \(-o-)/

このネタ、初めて伺ったのも小満んさんで、喬太郎さんとの二人会。冬のさむーい夜でした。
11月の第11回「らくご@鶴川」で入船亭扇辰さんが口演されたので、ご記憶の方も少なからずいらっしゃいますよね。
11月は行けなかったんだよ〜!という方のために、簡単に申し上げますと「お祭佐七」という歌舞伎にもなっているお話の主人公の名前を借りたネタで、演題の通り、雪がシンシンと降り積もる晩の出来事です。
降りしきる雪の中をやってくるイイ男・佐七と、「本町二丁目の糸屋の娘」と唄にもなった小糸の偶然の逢瀬、そして田舎のお大尽はどうなったの?と、ドキドキ・ワクワク、すっかり引き込まれてしまいました。

先日の末広亭では、雪に関する和歌や俳句、川柳などを織り込んだマクラから、「雪とん」に。
今回も、雪の情景描写、佐七のいい男っぷりを堪能し(朝帰りの佐七がまた、カッコイイこと!)、落げで笑わせていただきました(田舎のお大尽、気の毒なんですけど、思わず笑っちゃうんです)。
外は相変わらず、時折みぞれも混じってる?という寒さでしたが、楽しく温かい心持ちで帰途に。
落語っていいなぁ〜!

さぁ、3月21日の第13回「らくご@鶴川」では、どんなネタをかけてくださるのか? 
とても楽しみです。
その頃にはきっと、ぽかぽかと暖かな日差しになっているでしょうから、春らしいネタが聞けるのかしら?
とても楽しみです。


それでは本日はこの辺で失礼します。
寒さ厳しき折柄、みなさま、どうぞご自愛くださいませ。


ちなみに。
扇辰さんの「雪とん」は、小満んさんにお稽古していただいたそうです。

新年はフロンターレ落語会&鶴川落語会へ!

2014-12-04 22:02:10 | その他の落語会
冬本番に近くなってきましたね~。
朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたが、皆さま体調はいかがでしょうか。
どうやら今年はインフルエンザの流行が早いようです。
どうぞ、体調崩されることなく、師走を乗り越えて下さい!


さてさて、皆さま、新年のご予定はお決まりでしょうか?
新年は落語を聴きに行く機会も増えるのではないかと思われますが、
是非是非、鶴川落語会へお越し下さい。
ご来場者アンケートを拝見しておりますと、お客様から
「今まで聞いた中で、一番楽しかった!」
とか、
「鶴川まで足を運んで良かった!」
という、喜んでいただいている声をたくさんいただいております。
当会は毎回、下座のお師匠さんに出囃子をお願いしております。
一番二番の太鼓、追い出しなどは、出演者や前座さんが叩いています。
だからこそ、落語の世界が広がるのです。
ご来場いただいたお客様に、しっかり落語を楽しんでいただきたい!という思いから、
その辺は今後もこだわりたいと思っております。


そんな鶴川落語会、新年1回目は、なんと町田を抜け出して川崎市高津区にお邪魔いたします。
川崎フロンターレとのコラボ落語会、開催です!





「スピンオフ企画 フロンターレ落語会」
1月12日(月・成人の日)14時開演です!

ご出演は、
三遊亭小遊三さん
三遊亭遊雀さん
三遊亭遊喜さん
立川志の八さん
三笑亭夢吉さん
桂宮治さん
鏡味味千代さん(太神楽曲芸)
林家楽一さん(紙切り)
です!


サッカーと落語のコラボって想像つかないですよね。
これだけ豪華なメンバーの出演とはいえ、
イベントのノリで終わっちゃうんじゃないの~?って思われる方も多いんじゃないかと思いますが、
鶴川落語会が開催する落語会ですので、ちゃんと落語やります!
川崎フロンターレとのコラボですから、もちろんフロンターレファンの方にも喜んでいただけるような構成にもなっております!
これだけのメンバーが揃う落語会はそう実現しないと思いますので、
この機会を逃すことないよう、たくさんのご来場をお待ち申し上げます!



そして、従来の鶴川落語会は、町田市鶴川に戻りまして、フロンターレ落語会より6日後の1月18日(日)に開催いたします。
こちらも豪華な会になっております!





古今亭志ん輔さんと浪曲の国本武春さんです!
曲師は沢村豊子さんですよ!
こちらの会も、そんじょそこらでは見られないと思いますよ~。
ご満足いただけること間違いなしです!
このメンバーで楽しくないはずない!ですよ!


チケットのお求めは、どちらの会も
tsururaku@yahoo.co.jp
まで、
ご住所、ご芳名、お電話番号、枚数をご連絡下さいませ。
席亭より、折り返しご連絡いたします。


ちょっと宣伝の色濃い記事になってしまいましたね(^_^;)
本当に、皆さまにご覧頂きたくて、つい熱く宣伝してしまいました<(_ _)>


皆さまのご来場を心よりお待ち申し上げます!!!