鶴川落語会 スタッフ日記

鶴川落語会新米席亭の日記。ときどきスタッフも現れます。鶴川落語会のお知らせ、スタッフや席亭の落語な日々を書いていきます。

小満んさんを聞きに、2月上席昼@新宿末廣亭

2015-02-07 23:06:05 | その他の落語会
えー、お席亭から「たまにはブログも書いてください」との指令を受けました、鶴川落語会スタッフでございます。
どうぞ、よろしくお付き合いの程、お願い申し上げます。

2月も気がつけば、1週間が過ぎてしまいました。
スタッフは、天気予報で「都心でも積雪の恐れがあります!」とさんざん脅かされた5日に、新宿末廣亭に参りました。
あれだけ「雪だ、雪だ」と脅かされていたにもかかわらず、椅子席の半分ぐらいは埋まっておりました。
「おお、我が同士よ!」と心強く思いました。

なぜそんな日に行ったかと申しますと、2月上席昼の主任が柳家小満んさんだからです(2月10日まで!)。
こういうお天気の日だと、あのネタをやってくださるかも?と期待しておりましたら、見事、予想的中!
「雪とん」を伺うことができました \(-o-)/

このネタ、初めて伺ったのも小満んさんで、喬太郎さんとの二人会。冬のさむーい夜でした。
11月の第11回「らくご@鶴川」で入船亭扇辰さんが口演されたので、ご記憶の方も少なからずいらっしゃいますよね。
11月は行けなかったんだよ〜!という方のために、簡単に申し上げますと「お祭佐七」という歌舞伎にもなっているお話の主人公の名前を借りたネタで、演題の通り、雪がシンシンと降り積もる晩の出来事です。
降りしきる雪の中をやってくるイイ男・佐七と、「本町二丁目の糸屋の娘」と唄にもなった小糸の偶然の逢瀬、そして田舎のお大尽はどうなったの?と、ドキドキ・ワクワク、すっかり引き込まれてしまいました。

先日の末広亭では、雪に関する和歌や俳句、川柳などを織り込んだマクラから、「雪とん」に。
今回も、雪の情景描写、佐七のいい男っぷりを堪能し(朝帰りの佐七がまた、カッコイイこと!)、落げで笑わせていただきました(田舎のお大尽、気の毒なんですけど、思わず笑っちゃうんです)。
外は相変わらず、時折みぞれも混じってる?という寒さでしたが、楽しく温かい心持ちで帰途に。
落語っていいなぁ〜!

さぁ、3月21日の第13回「らくご@鶴川」では、どんなネタをかけてくださるのか? 
とても楽しみです。
その頃にはきっと、ぽかぽかと暖かな日差しになっているでしょうから、春らしいネタが聞けるのかしら?
とても楽しみです。


それでは本日はこの辺で失礼します。
寒さ厳しき折柄、みなさま、どうぞご自愛くださいませ。


ちなみに。
扇辰さんの「雪とん」は、小満んさんにお稽古していただいたそうです。

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