鶴川落語会 スタッフ日記

鶴川落語会新米席亭の日記。ときどきスタッフも現れます。鶴川落語会のお知らせ、スタッフや席亭の落語な日々を書いていきます。

座布団の秘密

2016-07-29 21:34:02 | らくご@鶴川
いよいよ明日となった第二十二回鶴川落語会ですが、
皆さま、チケットはお買い求めいただきましたでしょうか?
まだの方は、明日朝、ご予約をお待ちしております。
明日11時までに、席亭直通ダイヤル090−9974−0972へご連絡いただければ、
前売りのお値段でご用意させていただきますので、どしどしお待ちしております!


さて、最近、お客さまのアンケートに

「座布団がぺちゃんこでは?」

というご意見が見受けられます。

そこで、某ホール落語会の舞台裏で目撃したことをご紹介します。


某ホール落語会で、座布団を新調した際の出来事です。
ふんわりした、座り心地の良さそうな新品の座布団が仕上がった時に出くわしました。
しかし「これじゃダメ」と、スタッフの皆さんや前座さんが、入れ替わり立ち替わり順番に、
新品の座布団に座ったり、踏んづけたり・・・。
そうなんです、高座布団はふわふわだと、演者は実はやりづらい・・・ということなんです。
「使い込んだぐらいが、ちょうど良い」とは、複数の噺家さんから伺ったお話です。

実は、鶴川落語会の座布団は、その某ホール落語のお下がりです(笑)
先ほど紹介した新品の座布団に、その座を譲った座布団です。
でも、この座布団、八代目桂文楽、六代目三遊亭圓生、八代目林家正蔵、十代目金原亭馬生、五代目柳家小さん、古今亭志ん朝などの
師匠連も座った座布団なんですって!
どうです、にわかに有り難みを感じませんか?(笑)
以上、鶴川落語会、座布団の秘密でした。

そんな貴重な座布団なので、鶴川落語会ではこの座布団を、長〜く使っていきたいと大切に大切にしております。
多少ぺちゃんこでもお許しを。
演者さんも座り心地は悪くない・・・はずです!


さて、明日の鶴川落語会で、その由緒ある座布団にお座りいただく演者さんはこちら!!!



明日は暑くなるようですが、暑気払いにどうぞお越し下さいませ。
当日券のご用意がございますので、急に思い立ってお越しいただいても大丈夫です。

皆さまのご来場を心よりお待ちしております。