3月15日にこども施策の審議が行われ、継続審議中の認可保育園の増設を求める陳情について審議が行われました。
今回の審議では今までよりも活発な議論が行われていました。これまでこの陳情の採択に賛成していた党に加えて、
ほかの政党からも、1月の審議で答弁された「3つの認可保育園の増設」について、確実に実施するようにと念押しの質問も出ました。
これまで地道に活動を続け、各政党の議員の方々に訴え続けてきたママたちのがんばりが届き始めたのではないかと思っています。
ママたちの苦難に心を寄せて考えてくださるようになった議員の方々に感謝致します。
この日は午前中に、NHKのあさイチという番組で、私たちの活動や足立区のことが紹介されました。
審議ではこのことも取り上げられ、「0歳児の保育には月40万円がかかる」という発言についての言及もありました。
この額には保護者が支払う金額も含まれているため、実際に区でかかる費用は34万円だそうです。
こどもの保育にかかる費用については、番組のスタジオで猪熊さんがおっしゃっていましたが、
日本はもともとこどもの保育にかけている国費が先進国のなかでは格段に少ない国なのだそうです。
生まれてくるこどもに対して国費を使って支えていくことは、国の将来を支えるうえで重要なことだというコンセンサスが先進国の中に根付いているのだと思います。
日本でもそういう立場に立って、国や市区町村に考えてもらいたいと、私たち母親は思っています。
足立区では今年の4月からの認可保育園の入園申請に対して、1,547人分もの不承諾通知が出されました。
認可保育園の増設に一歩踏み出したとはいえ、他区と比べてもあまりに多い不承諾の数・・・。
この私たちの陳情が採択されて、認可保育園を柱とした抜本的な待機児対策が進むことを私たちは願っています。
今回の審議のあとには、民主党の区議さんとママたちで懇談会を開きました。
次回のブログではこの内容をアップしたいと思います(^―^)//
今回の審議では今までよりも活発な議論が行われていました。これまでこの陳情の採択に賛成していた党に加えて、
ほかの政党からも、1月の審議で答弁された「3つの認可保育園の増設」について、確実に実施するようにと念押しの質問も出ました。
これまで地道に活動を続け、各政党の議員の方々に訴え続けてきたママたちのがんばりが届き始めたのではないかと思っています。
ママたちの苦難に心を寄せて考えてくださるようになった議員の方々に感謝致します。
この日は午前中に、NHKのあさイチという番組で、私たちの活動や足立区のことが紹介されました。
審議ではこのことも取り上げられ、「0歳児の保育には月40万円がかかる」という発言についての言及もありました。
この額には保護者が支払う金額も含まれているため、実際に区でかかる費用は34万円だそうです。
こどもの保育にかかる費用については、番組のスタジオで猪熊さんがおっしゃっていましたが、
日本はもともとこどもの保育にかけている国費が先進国のなかでは格段に少ない国なのだそうです。
生まれてくるこどもに対して国費を使って支えていくことは、国の将来を支えるうえで重要なことだというコンセンサスが先進国の中に根付いているのだと思います。
日本でもそういう立場に立って、国や市区町村に考えてもらいたいと、私たち母親は思っています。
足立区では今年の4月からの認可保育園の入園申請に対して、1,547人分もの不承諾通知が出されました。
認可保育園の増設に一歩踏み出したとはいえ、他区と比べてもあまりに多い不承諾の数・・・。
この私たちの陳情が採択されて、認可保育園を柱とした抜本的な待機児対策が進むことを私たちは願っています。
今回の審議のあとには、民主党の区議さんとママたちで懇談会を開きました。
次回のブログではこの内容をアップしたいと思います(^―^)//
ところで、勉強不足で申し訳ないのですが、質問です。認可保育所の増設というのは、無認可の保育所を認可保育所にする事ですか。もちろん、保育所の絶対数を増やすことが最終的な問題解決になるのでしょうが、とりあえず、各保育所の定員をふやすことは出来ないですか。保育士一人当たり何人の児童を受け持つ事が出来、収入(補助金と保育料)がいくら増えるのか。固定管理費(児童数が増えても出費額が変わらない費用)がいくら位なのかを調べて、試算してみたらいかがでしょうか。管理費で浮く部分を区に返す事で、(保育所の利益は増えませんが)1人当たりの費用も、かなり減ると思いますが、ダメでしょうか?
いまの保育所の現状では、定員をふやすことに不安を感じる親がたくさんいます。これ以上つめこむと、子どもを預けて大丈夫なのか心配になるからです。行政はこれまで、施設をつくらず、子どもをつめこむことでも対策をしてきました。そのため、国際的にも過密な保育園になっています。0~1歳児の1人あたり面積基準は、フランスのパリでは5.5㎡で、もっと広い国もありますが、日本の基準はどんどん下げられ、東京は2.5㎡に下げようとしています。基準が下がってつめこみがすすみ、保育士の目が行き届かなくなったことで、死亡事故が大きくふえています。根本的な原因は保育所が少ないことであり、いま無認可すら入れない子どももいます。私たちは問題を解決するには、認可保育所を新たにつくるのが一番だと思っています。