8月29日に足立区議会において、子ども施策調査特別委員会が開かれ、
みなさんがご協力してくれた陳情署名をもとに、
認可保育園の増設について話し合いが行われました!
委員会の前に提出した署名の数は延べ4467筆!
(みなさん、ご協力本当にありがとうございますm(_ _)m)
第2回目の審議となる今回も数名のママやプレママ、元保育士さんなどが傍聴に参加しました!
第1回目の審議が7月にありましたが、その前に、私たちは
自民党、公明党、民主党、日本共産党の各政党を回り、
陳情を議会でとりあげていただけないかと、お話をしました。
そこで、この陳情をとりあげて、認可保育園をつくることに賛成を示してくれたのが、
鈴木けんいち議員さんと、伊藤かずひこ議員さんでした。
8月29日の審議では、鈴木けんいち議員さんが、このことについて発言をされました。
鈴木けんいち議員さんの質問と区の答弁は以下のとおりです。
鈴木けんいち議員:認可保育園をつくってほしいという切実な願いが込められた陳情の審査だ。
いくつか伺いたい。まず、前回の委員会で教育長は「(認可保育園を)つくらないとは
言っていない」と答弁したが、区は認可保育園をつくる方向で検討したか。
区: 検討していない。
鈴木けんいち議員:陳情では「夫婦ともフルタイムで働いているのに入れなかった」「働けなくなって収入が
減り大変」と述べられているが、昨年一番待機児が深刻だった西新井栄町では(40点
が満点の指数表で)56点でも入れなかった。
西新井栄町の地域に認可保育園をつくる予定はないのか。
区: ありません。
鈴木けんいち議員:56点ということはフルタイムで働いていないとこれだけの点数にはならない。
西新井を含む梅田ブロックではフルタイムで働いているひとで入れなかった人は
いなかったのか。
区: 6人いました。
鈴木けんいち議員:6人もいた。フルタイムということは、子どもを保育園に預けられなければ働きに行くことは
できない。働きに行くことができなければ収入がなくなるということだ。
区の認可保育園を作ろうとしない姿勢のもとで待機児が増えている。
この人たちはいったいどうしたらいいのか。区はどうするのか。どう区の責任を果たすのか。
区: (無言)
鈴木けんいち議員:他の区では認可保育園も作って待機児解消にあたり、実際23区全体では待機児が
減っている。足立区では計画的に認可保育園を作ろうとする姿勢がないもとで待機児が
増えている。なぜ認可保育園をつくろうとしないのか。
区: 財政の問題、土地の問題など色々ありまして。
足立は足立のやり方で待機児を解消して参ります。
鈴木けんいち議員:どうして作らないのかと聞いている。財政が理由だというならお金がないということか。
運営費は区立で年間1億6320万円余、6ヶ所でも基金の1%以下。
私たちは区立の認可保育園を作れとは言っていないが、仮に区立でつくったとして
年間の運営費は定員百人の保育所で1億6320万円だ。
足立区の基金(貯金)は1000億ある。仮に6ヶ所の区立認可保育園を作っても
1%以下で運営できる。その1%も出せないということか。
区(副区長): 保育にだけ予算を使うわけには行かない。
鈴木けんいち議員:基金を全部保育に使えとは言ってない。1%ぐらいを使うこともできないのですかと
聞いている。
区(副区長): 待機児解消については多様な保育資源で解決していく。
鈴木けんいち議員:多様な保育資源で解消していくというが待機児は減っていないではないか。
23区全体では減ってる。待機の多いところでは認可保育園を作りながら解消を図っている。
区(副区長): 足立区は多様な保育資源で待機児解消を図ると決めている。確かに待機児が増えているが
いま対策を立てて検討している。
鈴木けんいち議員:「多様な保育資源」というならなぜその多様性の中に認可保育園を入れないのか。
私は認可保育園だけで待機解消を図れというわけではない。
しかし、たとえば保育ママとの連携だって認証保育所だけでなく、
認可保育園との連携もめざしているではないか。
子どものすこやかな成長を考えれば認可保育園を増やす姿勢が重要だ。
区: 足立区は認可保育園が多く認可保育園が「基本」になっている。
鈴木けんいち議員:「足立区在住の一児の母」から来た手紙を紹介する。
「認可保育所で詰め込み保育が認められるようになってから死亡事故が増えている
という報道を新聞で読んだ。公立保育書の民営化の流れの中で認可保育園の増設も
ストップしている。どの子にも例外なく豊かな子育て環境を保障するということは
自治体の尊い役割だと思う」
フルタイムでも保育園に入れず仕事にもいけない待機児を解消すること、
子どものすこやかな成長を保障することは自治体の責任ではないのか。
多様な保育資源で「今対策を立てている」というがなにか新しい対策があるのか。
区: 特にありません、これまでどおりの対策でやっていきます。
鈴木けんいち議員:先ほどの答弁と矛盾する。無責任だ。
区民の切実な願い実現のためにも陳情の採択を求める。
ご精読ありがとうございました!(^o^)//
結果は「審議継続」多数によって、審議継続。
早く賛成多数になって可決してもらいたいと願っています。
ということで、私たちの活動もまだまだ続きます^^;がんばるぞ!!
みなさんがご協力してくれた陳情署名をもとに、
認可保育園の増設について話し合いが行われました!
委員会の前に提出した署名の数は延べ4467筆!
(みなさん、ご協力本当にありがとうございますm(_ _)m)
第2回目の審議となる今回も数名のママやプレママ、元保育士さんなどが傍聴に参加しました!
第1回目の審議が7月にありましたが、その前に、私たちは
自民党、公明党、民主党、日本共産党の各政党を回り、
陳情を議会でとりあげていただけないかと、お話をしました。
そこで、この陳情をとりあげて、認可保育園をつくることに賛成を示してくれたのが、
鈴木けんいち議員さんと、伊藤かずひこ議員さんでした。
8月29日の審議では、鈴木けんいち議員さんが、このことについて発言をされました。
鈴木けんいち議員さんの質問と区の答弁は以下のとおりです。
鈴木けんいち議員:認可保育園をつくってほしいという切実な願いが込められた陳情の審査だ。
いくつか伺いたい。まず、前回の委員会で教育長は「(認可保育園を)つくらないとは
言っていない」と答弁したが、区は認可保育園をつくる方向で検討したか。
区: 検討していない。
鈴木けんいち議員:陳情では「夫婦ともフルタイムで働いているのに入れなかった」「働けなくなって収入が
減り大変」と述べられているが、昨年一番待機児が深刻だった西新井栄町では(40点
が満点の指数表で)56点でも入れなかった。
西新井栄町の地域に認可保育園をつくる予定はないのか。
区: ありません。
鈴木けんいち議員:56点ということはフルタイムで働いていないとこれだけの点数にはならない。
西新井を含む梅田ブロックではフルタイムで働いているひとで入れなかった人は
いなかったのか。
区: 6人いました。
鈴木けんいち議員:6人もいた。フルタイムということは、子どもを保育園に預けられなければ働きに行くことは
できない。働きに行くことができなければ収入がなくなるということだ。
区の認可保育園を作ろうとしない姿勢のもとで待機児が増えている。
この人たちはいったいどうしたらいいのか。区はどうするのか。どう区の責任を果たすのか。
区: (無言)
鈴木けんいち議員:他の区では認可保育園も作って待機児解消にあたり、実際23区全体では待機児が
減っている。足立区では計画的に認可保育園を作ろうとする姿勢がないもとで待機児が
増えている。なぜ認可保育園をつくろうとしないのか。
区: 財政の問題、土地の問題など色々ありまして。
足立は足立のやり方で待機児を解消して参ります。
鈴木けんいち議員:どうして作らないのかと聞いている。財政が理由だというならお金がないということか。
運営費は区立で年間1億6320万円余、6ヶ所でも基金の1%以下。
私たちは区立の認可保育園を作れとは言っていないが、仮に区立でつくったとして
年間の運営費は定員百人の保育所で1億6320万円だ。
足立区の基金(貯金)は1000億ある。仮に6ヶ所の区立認可保育園を作っても
1%以下で運営できる。その1%も出せないということか。
区(副区長): 保育にだけ予算を使うわけには行かない。
鈴木けんいち議員:基金を全部保育に使えとは言ってない。1%ぐらいを使うこともできないのですかと
聞いている。
区(副区長): 待機児解消については多様な保育資源で解決していく。
鈴木けんいち議員:多様な保育資源で解消していくというが待機児は減っていないではないか。
23区全体では減ってる。待機の多いところでは認可保育園を作りながら解消を図っている。
区(副区長): 足立区は多様な保育資源で待機児解消を図ると決めている。確かに待機児が増えているが
いま対策を立てて検討している。
鈴木けんいち議員:「多様な保育資源」というならなぜその多様性の中に認可保育園を入れないのか。
私は認可保育園だけで待機解消を図れというわけではない。
しかし、たとえば保育ママとの連携だって認証保育所だけでなく、
認可保育園との連携もめざしているではないか。
子どものすこやかな成長を考えれば認可保育園を増やす姿勢が重要だ。
区: 足立区は認可保育園が多く認可保育園が「基本」になっている。
鈴木けんいち議員:「足立区在住の一児の母」から来た手紙を紹介する。
「認可保育所で詰め込み保育が認められるようになってから死亡事故が増えている
という報道を新聞で読んだ。公立保育書の民営化の流れの中で認可保育園の増設も
ストップしている。どの子にも例外なく豊かな子育て環境を保障するということは
自治体の尊い役割だと思う」
フルタイムでも保育園に入れず仕事にもいけない待機児を解消すること、
子どものすこやかな成長を保障することは自治体の責任ではないのか。
多様な保育資源で「今対策を立てている」というがなにか新しい対策があるのか。
区: 特にありません、これまでどおりの対策でやっていきます。
鈴木けんいち議員:先ほどの答弁と矛盾する。無責任だ。
区民の切実な願い実現のためにも陳情の採択を求める。
ご精読ありがとうございました!(^o^)//
結果は「審議継続」多数によって、審議継続。
早く賛成多数になって可決してもらいたいと願っています。
ということで、私たちの活動もまだまだ続きます^^;がんばるぞ!!
西の原さん、本当に、区民の立場からするとどうしてなのか?と頭をひねってしまします。民営化、、って、民間企業が儲かれば、そこから献金をもらう政治家の方にとってはいいお話ですよね^^;;だから政治家さんの出してくる答えは、一般国民や住民の思いと違ってくるのかなあ、なんて、思わざるを得ないですね。。
国の姿勢も保育園が企業の金儲けの対象にされようとしています。
「子ども・子育て新システム」として子育てを支援するかのように見せかけ、現行制度を無くしてお金を払って保育サービスを買うというものにしようとしています。現に足立区でも他区に先駆けて公立の保育園を次々民間委託しています。区長は子ども施策を重点にすると言ってますが、言葉とは裏腹にあまりにも冷たい姿勢です。
9月22日から区議会が始まります。
共産党も26日ぬかが区議の代表質問、27日あさこ区議の一般質問で追求していきます。一緒に傍聴しましょう!
わたしも昔、商社に勤務 そこで産休をとる闘いをしながら、公立保育園に入所できるまでの一年間は無認可保育所に預け、父母会でバザーやチャリティーコンサートなどをして運営費を生み出しみんなで運動してきました。お給料が7万円で保育料が4万5千円だったのを覚えています。たいへんだったけどその時は楽しかったし、預けている父母同士が支えあいながら共働きしていたので一生の友人が何人もできました。公立保育園に入って保育料が安くなったのでなんとか暮らしていけました。保育園に入れなかったらどんな生活をしていたのだろうかと思うと、1000名の待機児の父母たちの切実さがよくわかります。「自分はみんなのために、みんなは自分のために」という気持ちでがんばってください。