捥げてる
あと少しで完成予定だった。
夕飯の準備している間の出来事。
灰色の毛と床で拾った髭。
純毛100%の猫ぐるみ。
犯人は、ブナ。
夕方やっと起きて欠伸をよくする。
1日寝込むほどの気象病だ。
暇つぶしの毛のもとは、シメジの毛。
※ 2匹の毛深さは私の遺伝。
5分ブラシをすれば随分な毛が抜ける。
気象病も私の遺伝。
気象病の1日、我家は夕方から動き始め、夜再び眠りにつくという緩い行動ラインで過ごす。
夕方、テーブルを退けて敷布を変えた、ブナが興奮していた。
台所から音と姿が少しみえる。
こんなに活発に走り続ける姿を、私は知らない。
今まで居た皆、シーツや敷布を変える度、グチャグチャにして遊ぶのが日常だったが、この2匹はしないと思い込んでいた。
それくらい私の日常は静かになっていた。
一部屋の敷布の上にテーブルを乗せるのをやめてみよう。
もっと近づきたいと、もっと2匹にとって気が抜ける家でありたいと思う。
昨日のできごと。