銀河のサンマ

何でもあり

鯨雪

2018-01-28 | 詩っぽい(冬)

 

 

 

私はこの赤ポストに恋しまして

鯨雪となってパックリと

紅白で割とお似合いと思いますわ

若干重いとポストが言うのですが

それは「恋の重さ」かと・・・(笑)

日頃から素通りされる存在で

年末年始のみ忙しく開け閉めされ

たまに犬にひっかけられ

嘆くことなく愚痴ることなく

ただただ突っ立てる寡黙な君

空でずっとみて正直私のタイプです

大雪になる事は毎年ではありません

丁度良くこんな形になるとは限りません

ですから溶けるまで鯨雪のこの身の中で

恋して君の傍に居させてください

私が言うのも横着かもしれませんが

僅かな時間一本足で踏ん張ってくれませ

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