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<a title="Taipei Times - archives" href="http://www.taipeitimes.com/News/editorials/archives/2006/07/20/2003319628" target="_blank">◆Editorial: Japan, Ma Ying-jeou and reality (Taipei Times)</a>
やはり、中国国民党(KMT)は誤解と捉えている。
より具体的に言えば、日本の政策担当者がKMTとその方針に関する正確な認識を持ち合わせていないが故に、党に対する否定的な見方につながっていると考えているようだ。
日本の国会議員らの馬英九KMT党首に対する否定的な見方は、先週の訪日の際に明白であり、とりわけ(馬氏にとって)居心地の悪いフォーラムが催されている間、党の政策を巡って議員らは馬氏を直火で焼き尽くした。
この体験に大変狼狽した馬氏は、KMTに対日宣伝のタスクフォースをまとめるよう指示した。KMTは党のウェブサイトの日本語版を作成するのみならず、KMT中央党部の職員らが慎重に編集したデイリーニュースの概要で対日攻勢をかけるようである。
流行になぞらえるなら、馬氏の訪日はトムウェイツの『Big in Japan』という曲よろしく「ジュージューという音だったに過ぎず、ステーキそのものではなかった」ということだ。台北市長は、日本嫌いを印象付けるような言動を注意深く避ける一方、日本政府に取り入っているという後ろ指を指されぬよう留意するという狭い範囲から逸脱しないよう最善を尽くしたとは言える。
馬氏の方針--それは地域でもっとも強大な民主主義国家と格別に距離が近いとも、友好的な姿勢にも見えないものだが--がある種の独特な振る舞いに繋がった側面があり、そこで体現したものについては分析するに値しよう。
馬氏の戦略にとって、日本の知識層、台湾の民衆、北京のウォッチャー、ワシントンの知アジア派という四人の観衆に「ふさわしい」メッセージをまとめあげるのはかなり骨の折れる作業であったのは間違いない。
馬氏は例の如く「現状を維持する」ことと「民主化の後の最終的な統一」(責任ある真面目な響きを装ってはいるものの、全く無意味なフレーズである)という陳腐な説明を行った。
それから、馬氏は小泉純一郎首相の靖国神社(マスコミが言う「戦犯」という言葉と密接不可分の関係にある、明治時代に建立された戦没者を祀った神社)参拝を批判した。馬氏が靖国神社を取り上げたのには多くのわけがあったであろう。一つは、近隣諸国の見方に馬氏も同調しているように外国のメディアに映るという効用である。とどのつまり、報道されているとおりであれば、日本人が過ぎし日の残虐行為に対して好意的な見方をしているとは思われないからだ。
小泉首相の靖国神社参拝は日本人の間でもあまり支持を集めているわけではない。馬氏にとって〝右翼サウンド〟を流しながら車で走り回っているごく一部の日本人右翼の怒りを買っても重大な失点とはならない。
それで馬氏はついに「歴史に対するより広い視野」を持つようにと、ホスト国の議員らを何点かやんわりと批判するに至ったのである。
しかしながら、彼なりに妥当かつ責任ある話を終えた後、日本の議員らとKMTの政策について議論している場においても、馬氏は依然として壁に直面したままであった。
それは現実が重力のようなものだったからである。重力を無視するよう望むことは可能であるが、遂には困難で容赦ない現実に直面する羽目に陥るであろう。
自らを偽るのに熱をあげたにも関わらず、馬氏は先週の訪日でこの地域の政治の現実に何ら変化を起こすには至らなかったし、今週日本の国会議員に宛てて丁重に送付されるEメールも同様の結果となるであろう。
日本は、KMTの思惑に懸念を抱くべきである。仮に馬氏が総統に選ばれた場合、どの程度北京の軌道に接近するのかについて懸念を抱くあらゆる権利が日本政府にはある。さらに言えば、そのような形で台湾の人々に助力して欲しい。
前KMT主席の連戰氏の中国巡礼を目の当たりにした者は、何人たりともKMT政権下の台湾の未来に恐れおののく権利がある。
馬氏には日本人、そして自由を重んじる台湾人に、この国の将来が北京の独裁者の気まぐれと結びつくものではないと安心してもらえるような一層の努力が必要であろう。
それはウェブサイトの作成より遙かに骨が折れることであろうが。
もし台湾が中国寄りの方向に傾こうとしてもそれが台湾の国民の選んだ道なら仕方ないでしょう。それが「民主主義」ですから。第一、日本政府がとやかく言える権利は無いですしね(したら某国と同じですから)。
やはり、この人が総統に選ばれるのでしょうか?
会いたい人にも会えず、しかも会う人会う人には反日性を罵倒されただけに終わった。
しかも帰ってきてからの中国時報が会ってもいない安倍と少ししか話していない麻生との会談録なるものをでっち上げて書きたてたこと、来日中に党資産の売却話をしたこと、さらに関西行きもドタキャンしたこともあって、日本人の信頼を裏切ることばかりして顰蹙を買っただけ。
日本政界関係筋によると「馬英九が親中であるという印象はむしろ強まった」という。
>KMT側は早速(1)日本語のHPの作成、(2)日本の議員や報道機関に対するニュース・レターの送付、
これ、もろに民進党の真似をしようとしている。しかし、人材がいるのか?(わ)
戦後日本に留学した人間には、まともな日本語の文章を書ける人間なんていないし、日本人で国民党支持なんてまずいないだろうし、いたとしても低能の日本人ばかりだろうw。
王金平への日本側の待遇は、李登輝がアレンジしたこともあって、きわめて良かった模様。
ただし王金平は賢いので、馬英九のように「訪日の成果」を誇ったりしない。ローキーで対応している。
訪日で株を上げた王金平の動きは今後注意。
>この馬英九さんって「台湾の小泉」と呼ばれているほどの人気だそうですね。
????
それ、いつの情報よ?
罷免案、訪日などコケてばかりの馬英九には、いまや人気などありませんよ。
台湾の政治情勢なんて、1週間ごとに変わる。
いまだに5月ごろの状態が続いていると思っているとしたら、甘すぎw。
>やはり、この人が総統に選ばれるのでしょうか?
5月ごろならそういう可能性があったが、もはやありえない。
最近の馬英九ははっきりいって失敗しまくり。それを尻拭いしてくれる優秀な部下もおらず、このまま失速するだろう。
しかし今回の訪日はどう見ても間が悪かったでしょう。何せ北テポドン発射→安保理の真っ最中で面会予定の安倍-麻生ラインなんかもろ戦闘態勢ですからね。空気が読めていれば訪日延期にすればよかったんでしょうが。
それでピリピリしているところに尖閣諸島の領有権の話なんか火に油を注ぐ結果になっても仕方ないでしょう。
関西訪問キャンセルは台風上陸があったので妥当な判断だと思いますが。
管理人さんが前書かれていたように来ること自体反対というのは特亜の連中と一緒だなと思いましたし、来日したこと自体はよかったんじゃないかなという気がします。馬さんは下朝鮮の酋長よりはまだマシかもなーと思ったり。
「台湾の声」が抗議活動やってて「勝利宣言」してましたが、何に対して抗議しているのかイマイチ?でしたね。
間の悪さは、外交をやる場合には致命的でしょ。これで国民党が政権を「奪回」する可能性はゼロになったというべき。
というか、もともと来るか来ないかはっきりしない状態だったわけだから、ちゃんと情勢判断ができていれば、8月下旬あたりに延ばすことができたわけです。
そうした的確な判断もできないのは、国民党にはろくな人材がいないということ。
民進党も外交は大したことはないけど、少なくとも国民党なんかよりはマシだよ、これじゃw。
一事が万事というけども、馬訪日に見られる国民党の一連の大失態を見れば、08年は国民党では絶対にありえない。
実際、馬英九、訪日から戻ってからはすっかり影が薄くなっているw。テレビでもほとんど見かけない。
台湾人って、飽きっぽいし忘れっぽいからなあ。最近、王金平のほうが徐々に存在感を増しているし、民進党も謝長廷が市長選で元気になっているし、馬英九はこのまま消えていきそうな気がする。
>関西訪問キャンセルは台風上陸があったので妥当な判断だと思いますが。
ということは、君は台湾には住んでいないことがバレバレですね!
馬が台北に戻ってきたときが、一番台風が接近していたころだったって、知ってた?
幸い大きな台風でなかったから助かったようなものだけど、これが大きな台風だったら、まず台北にたどりつけず、那覇あたりに避難、しかも台風被害に台北市長として陣頭指揮もできないわ、関西キャンセルもしているわで、完全に政治生命が失われただろうけどね。
まあ悪運はある程度は残っているようで、最悪の事態は免れたようですが、戻ってくるタイミングも判断ミスしているよ。台風を理由にして戻るなら、12日中に戻っておかないと意味がない。
13日の夜に戻るという決断をしている時点で、どうしょうもないアホだということがわかる。
国民党は解党して新たな本土派政党として出直さない限り、芽はなくなったよw。
メディアを使っていくら民進党へのネガティブキャンペーンやったところで、意味がない。
もともとテレビニュースチャンネルをいくら合計しも、視聴率では8時の台湾語ドラマの半分にも満たないんだし、ニュースでいくら煽っても影響力は限られている。
さらに恐ろしいことに、台湾人は飽きっぽいし、忘れっぽい。
もうすでにSOGO商品券とかインサイダーとかはほとんどの人の記憶から忘れられつつあるw。
1年もしたら、誰も覚えていないでしょうw。