私の「認識台湾」

個人的な旅行(写真)の記録を主眼としつつも、実態は単なる「電子落書き帳」・・・・

台湾英字紙、社説で麻生発言を論評

2006年02月08日 | 台湾

出張という名の「地方巡業」から久々に自宅に帰ったのですが、ポストに新聞はてんこ盛り、換気扇やトイレの電気もつけっ放しと粗忽者の面目躍如たる塩梅でした。時間に余裕がないとかそういう問題ではないなと深く反省した次第です。

◆Editorial: Trading one nationalism for another(Taipei Times)
◆Good schools due to Japan: Aso(Taipei Times)
◆植民地時代に教育水準向上 麻生外相、台湾に触れ(共同)

麻生外相が4日に福岡市で日本の台湾統治について言及した件はクリッピングで目にしておったのですが、台湾英字紙(日本語訳)のリード文の冒頭には〝IMPERIAL NOSTALGIA〟(帝国主義時代へのノスタルジア)と記されています。
この記事そのものは事実を淡々と記してあるだけなのですが、リンクをたどった先の同紙の社説(日本語訳)は、麻生外相の発言の論評云々という域も超えた含蓄の深い内容だったように思いました。

<Aso's comments were nothing to protest in the streets about. But they exhibit a lack of historical awareness -- or even worse, blatant revisionism -- that no thinking person can defend. What Tokyo ought to consider is the fact that such callous and unthinking comments made by its politicians break down the of those who are otherwise its friends.>
(麻生外相の発言(それ自体)はその通りであり、抗議するには及ばない。しかし、彼らは歴史認識の欠如--悪く言えば思慮に乏しい人間が自己弁護に用いかねない露骨な修正主義的性向--も露にしている。日本の為政者から発せられる冷淡で無思慮なコメントは(中韓以外の)日本の友人の好意を損ないかねないという点を東京は考慮すべきであろう)

全体的なトーンとしては、麻生外相の発言内容そのものにフォーカスを当てた批評というよりも、「近隣の友人からの忠告」といった感じなのですが、こういった客観的かつ理性的な「台湾の声」に対しては真摯に耳を傾けるべきではなかろうかと思いました。
私自身は七年前に大ベストセラーとなった『台湾の主張』(当時は現役の〝大統領〟が日本語で執筆したということで大変な話題でしたが・・・・)を読んで以降は、昨年初めて旅行に行く前に適当に何冊か本屋にある書物に目を通した程度でしたが、かつての旧本島人(本省人)の旧同胞の「日本統治肯定論」ばかりが目立つ傾向にあるなとは思っていました。勿論それらの記述がまるっきりの嘘ということはないでしょうが、彼らに共通しているのは、日本統治時代に「恵まれていた」学歴も高い層であり、従って戦後の国府に対してはなみなみならぬ憎悪を抱いているであろうことは察せられました。「国府への当てつけの親日感情」というのは語弊かもしれませんが、戦後の日本の有り様等も含め「台湾の人は親日だなぁ・・・・」という単純に喜んで済む話でもなかろうとは思った次第です。

<Simply put, the record of Japanese colonialism in Taiwan, as on the Korean Peninsula, is complex and does not yield to facile interpretation. And this is why Aso does a disservice to himself and his country when he arrogantly proclaims that Taiwan's relatively advanced economy, education system and society are beholden to Japan's munificence.>
(簡単に言うと、朝鮮半島がそうであるように、台湾における植民地支配の記録は複雑なものであり、安易な解釈に譲れるものではない。そして、比較的発達した経済、教育制度、社会を今日の台湾が享受しているのは日本の気前のよさの賜物であるという麻生大臣の傲慢な宣言が、彼自身と日本を害していると指摘する理由はこの点にあるのである)

<Taiwanese people who lived during the Japanese colonial days often have mixed feelings of nostalgia and bitterness. This is natural. Undoubtedly there were many good things that the Japanese contributed to Taiwan's development as a nation.>
(日本の植民地時代を過ごした台湾人には、懐旧の念とほろ苦さのこもごもの思いを持つ人がよく見受けられる。これは自然なことである。日本人が国家として台湾の発展に貢献した多くの良い側面があるのは疑う余地がない)

 台湾の旧同胞の日本に対する郷愁や日本先達の台湾における貢献については認めつつも、日本の台湾統治における負の側面について言及しないのは片手落ちだと同紙の社説が指摘している件は全く同感です。日本からすれば、「清から割譲された台湾の地で統治に抵抗した原住民・・・・今日的には〝タリバンの掃討作戦〟を行った」ということであっても、今日の台湾では「原住民が台湾総督府に弾圧された」という見方になるのは至極当然のことでしょう。

日本に置き換えてみますと、「鑑真が仏教を伝えたお陰で」「渡来人のお陰で」と恩着せがましく言われたとしたら(麻生大臣は台湾に対して「恩着せがましく」言った訳ではないと思いますが)、私自身は反発すると思います。博多名物<辛子明太子>も、朝鮮半島が起源ではありますが、それをブラッシュアップさせたのは「やまや」の功績だろうと思っておりますし・・・・・
一時期過度な傾向も見受けられた「自虐史観」というものに対しては私自身も概ね批判的な見解ではあるものの、だからといって他国に自虐史観を強いるのは道理に合うものではありません。
台湾は歴史を客観的に見つめ、日本時代の文化財等も大事にしてくれる稀有な存在です。それだけにかえって細心の配慮が求められるところではなかろうかと思いました。(麻生外相の本意は「国内向け」のものだったというのは間違いないと思いますが・・・・)

 <his newspaper has in the past decried the xenophobic ultra-nationalists in China and elsewhere who seek to exploit the historic crimes of Imperial Japan for their own ends. Tokyo deserves respect and support as the capital of a liberal democratic state whose people enjoy substantial wealth and a degree of individual liberty far beyond that in most countries.>
(本紙はかつて、大日本帝国が犯した歴史上の過ちをためにする中国の排他的な超国家主義を非難したことがある。東京はほとんどの国を凌駕する相当な豊かさと個人の自由を教授している自由民主主義国の首都であり、尊敬と支持に値するものである)

同紙は昨秋社説で<亜細亜東方の悪友>を一刀両断し、日本にエール(記事)を送ってくれたことがありました。
昨年初めて台湾を訪れた後に、小林某著の『台湾論』という漫画を読んだ(私自身は週刊「SAP!」の創刊時は彼の連載は面白くて毎週楽しみにしていました)のですが、正直、「これって、『台湾論』というより『日本統治肯定論』じゃないの?」という違和感を覚えた記憶があります。この本が台湾で賛否両論の論争を巻き起こしたことがある本に記されていましたが、賛意を示したという人々も「大日本帝國国台湾総督府万歳!」というものではなく、この漫画が国府の圧政下の台湾社会の暗部を痛罵した点に拍手喝さいだったのではないでしょうか。(政治云々を語ることがタブーどころか、命の危険に繋がりかねないという状況がついこの前まであったというリアルな話を私自身もその後聞いて、余計にそう思いました)
私自身は親日という言葉は好んで使いませんが「台湾は韓国や中国に比べたら親日である」という点に関しては異論がないところでしょう。ただ、その台湾における今日の〝親日感情〟というのは、決して「大日本帝國台湾総督府万歳!」というのが多数世論ではないと思います。前述した社説や私の乏しい経験からは、それは概ね戦後の日本---経済的に成熟し、曲がりなりにも戦後平和であった民主主義先進国としての姿---に向けられたものではなかろうかという気がいたしますね。(驚異的な戦後復興というのが、「やはり日本は復活した!」という旧同胞世代の日本神話を増幅させた面もあるように思いました)
その意味では一方的な「日本統治肯定論」への〝期待〟を抱くのはストーカーにも似た勘違いではないかと思いますし、台湾関係の会合等に足を運んでもその辺で違和感を覚えることは正直多いです。
小林某の漫画本も漫画しか読まない層に台湾というインパクトを与えた点は一つの功績でしょうが、皇国史観の正当化の材料として台湾を持てはやすというのが今日の台湾の多数世論に歓迎されるとは言い難いように思います。
マスコミ報道も含め「歪めれた台湾像」が日本においては跳梁跋扈しているという印象を受けますが、その意味でも★千点写行様や、★むじな@台湾よろず批評ブログ様★台湾ダウンタウンライフ様 はありのままの台湾がよくわかる貴重な情報源ですね。

ただまぁ、そもそもの麻生発言の報道の仕方そのものには、「揚げ足取り」とも言うべき悪意を感じます。「ライバルはマスコミ」と外相就任時に氏は明言していましたが、足元をすくわれないように留意願いたいものです。


※写真・・・・新北温泉、地熱谷

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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめまして (きぐつ)
2006-02-08 04:47:32
はじめまして。

喜多さんのblogからとんで参りました。



論旨、蒙を啓かれた思いがいたしました。

自分もちょっと前まではこういう麻生ちゃん発言的な考えには盲目的にマンセーしちゃう人間だっただったので耳の痛い話ではあるのですが、最近はこういう「開発・解放・近代化してやったんだ史観」は、少なくとも自分から言うことではないだろう、という気はしています。



勝手に親日国家・台湾というイメージをつくって肥大化させてワーキャーしてるのはやはりお互いのためによくないですね。

日本のいわゆる保守・右派層は左派層と差別化するために現実主義だとか唱えることが多いのですが、結局ナイーブ、または感情・思い込みで動くところが多くて、最近はちょっと辟易することがあります。



今後ともよろしくお願いいたします。
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正論!! (momonokitomi)
2006-02-08 11:28:55
いや~,まったくその通りだと思います.確かに”国”の発展に寄与したからと言って,他の国家に"支配された"とい記憶はうれしいものではありませんね.それに反発するのは,別に特亜だけでなく,仏の植民地礼賛法に反発したアフリカのように,世界共通の認識です.ただ,台湾を凄いと思うのは,そのような感情論を抜きにして,事実を評価し,かつ正論でもって反論してくるところです(特亜はそんな当たり前のことさえできないから,余計驚きが...).今回の件で日台間に多少の波は立つでしょうが,それを感情的にならずに乗り越えることで,より肯定的な関係を築いていけると思わされます.



最後に,麻生ファンとして一言だけ弁護させてもらうと,彼の発言は国内のいわゆる”自虐史観論者”に対してだったと思います.要するに台湾統治が全て負では無いんだよと.別に日本統治を全肯定しているわけでは無いと思います.あんまり一部にスポットを当てて拡大解釈をしても仕方無いかな~と思うのですが.(暴論ですかね?)
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Unknown (L)
2006-02-08 12:32:54
本当に仰る通りです。

戦前に台湾に住んでいた方に当時の雰囲気を尋ねたところ、学校は楽しかった、裕福な人には良かった、人間には良い人も悪い人もいる、悪いことばかりでも良いことばかりでもなかった、というような答えが返ってきました。

日本人だって、アメリカが日本の占領政策はうまく行ったと言うのを聞くと、あまりいい気はしません。私たちはもっと謙虚に台湾の方たちの気持ちを推し量るべきですよね。

改めて考えさせられました。
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謹賀新年 (平凡会社員)
2006-02-08 15:42:32
ものすごくご挨拶が遅れてしまい...........



麻生氏の最大の功績は、中国の台湾史観を世間に晒した事だと思うんです。



孔泉報道官が「台湾人を奴隷のように扱い、殺戮の限りを尽くした」と評しましたが、台湾がさりげなく「それは違うよ。」と援護射撃をしてくれたのだと思い、感謝しています。(なぜか韓国のメディアも結果的にフォローしてくれた形となりましたけれどw)



日本時代において影の部分が確かに存在した事とは別に、世界的な常識からいっても、麻生発言を手放しで歓迎するわけには行かないのだと思います。歴史を修正するわけには行きませんから。日本は今でも「敵国」ですし。
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非常に参考になりました (さいごう)
2006-02-08 23:36:51
まさに仰るとおりだと思います。

私達日本人が台湾に持っている感情は、ひょっとしたら韓国人や中国人たちが日本人に持っている感情と同質なのかもしれませんね。



結局互いに尊敬しあえてこそ国家間、国民間に親近感や友情が醸成されるのでしょうね。



ところで「やまや」の辛子明太子はおいしいですね。何度かおみやげで頂きましたが、非常に良かったです。
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前から思っていたことですが (OGU)
2006-02-09 22:24:54
台湾が尖閣列島の領有権を主張している事を忘れるべきではないと考えています。

かつて、日本だったと云うノスタルジーだけで語るのには違和感を感じます。

外交である事に変わりは無いのですから。
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Unknown (ピア)
2006-02-11 01:03:54
こんばんわ。

私も「台湾論」「台湾人と日本精神」を読んで、日本のいい面ばかりが目立って書かれていることに、少しばかり違和感を感じていましたので、おっしゃることに納得です。

また情報よろしくお願いします!
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何ぞNYTやら朝日やらが騒いでいるようですが・・・・ (tsubamerailstar)
2006-02-16 17:42:34
>きぐつ様、momonokitomi様、L様、平凡会社員様、さいごう様、OGU様、ピア様



台湾に「物見遊山」に行っておりまして大変お返事が遅れました。申し訳ありません。(礼)



今回も若い世代や旧同胞の声も期せずして耳にしたのですが、日本のことはよく見てくれていると思いました。私もきぐつ様がおっしゃるようにこっちから言うのは何かおこがましいかなぁという感じです。

台北の駅前の「台湾故事感」のイヤーガイドの内容も正確にメモしてきたのですが、また記したいと思います。





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無題 (Jiangly)
2006-03-06 19:17:37
少し前から拝読しています。

はじめてコメントさせていただきます。

少しずつ遡っているもので、今ごろこんなところにコメントですみません。



たとえ旧日本軍に従軍した台湾人が日本統治時代を礼賛してくれても、

「日本人による日本統治肯定論」はいただけない、と多くの教養ある現代日本人が考えるのはごく自然なことであると思います。



「植民地支配が嬉しく楽しいものの訳が無く、

日本のいいところだけにだけスポットを当てるのは不公平だ」と日本人が考えること、

それは論理的でバランスの取れたことかと思います。



ただ、西洋世界に少しだけ足をつっこんで暮らした来た者の実感から申し上げると、それは日本人の謙虚さという美徳から生じる考えだなあと感じています。

(それと戦後の教育の影響もあるかと思いますが。)



日本人の謙虚さは、相手の立場にたって物を考えられるという素晴らしい発想からきているかと思います。



これは素晴らしいことですが、残念ながら日本以外では余り通用しない美徳であり(もちろん全ての国でではありませんが)、一歩外に出れば極端な話「言ったもん勝ち」で、主張の異なる相手にとっては「譲歩」でしか無いのですよね・・・。

そして第三者(例えば西洋社会)にとっても、容易には理解されないものなのです。

悲しいことですが。



あと、出来ましたら以下についてお考えをお聞かせ頂けると幸いです。



「台湾論」についてですが、小林氏が取材された対象を考えると、あの内容は納得がいきます。



台湾の多数世論と言っても、世代間・エスニックグループ間のギャップが相当あると思うので、あの本が単純に現代台湾の声を代弁してるとは言えませんが、少なくとも取材対象になった人々の中には「日本統治肯定」の気持ちは幾ばくかあるような気がします。



その気持ちが国民党支配の時代を乗り切る拠り所だったとするなら、「日本統治肯定」を現代日本人が否定しまうのも何だか失礼な気がしますが・・・。



私も少し前までは、tsubamerailstarさんと同様に考えていましたが、台湾人と接するとき、本当に相手の立場にたって考えるなら、一体何を肯定し何を否定すればいいのか迷う部分があるのです。

あ、もちろん相手本位という意味ではなく、です。



長文失礼しました。
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Unknown (tsubamerailstar)
2006-03-11 22:18:49
>Jiangly様



ご丁寧に有難うございます。

私自身「歴史観」というものは個々人においても一致するものではないと思っておりますし、私自身もその局面局面で「これもアリだよなぁ」と思う部分があることを申し添えておきますね。



まず、「西洋的植民地史観」の件ですが、概ね「帝国主義の趨勢という当時の時代背景下では当然のことであって、植民地統治がなければ彼らの生活水準はさらに低いものであったはずである」といった理解がされているといった(仏の歴史教科書の件が最近話題になっておりましたね)一端は私も存じておりますし、植民地支配の下、韓国や台湾ほど発展した国はないといった歴史家のコメントも何だかで見たことはあります。

それが「グローバル・スタンダード」であるから日本もその通りに主張しないと損をしますよ、という側面もあるのは事実でしょう。ただ、欧米の旧宗主国と日本との違いは、(1)日本は敗戦国である、という点と、(2)戦後のフォローという二点に置いて異なる側面があるのではないでしょうか。例えば仏何かでもアフリカの旧領で動乱等があれば軍隊を派遣したりしていましたし、何らかのフォローというものはやっていますね。戦後の日本も経済協力はしていますがその辺はどうでしょうね? 旧宗主国たる英国はあれだけの英連邦を持っていますが日本はなかったりというのも何だかさびしい気もいたしますが。(笑)

それとは関係ない自己主張云々に関しては私自身居住経験はないものの、「感覚的に」些少なりとも解る部分はありますし、「日本人は車をぶつけたらすぐ謝るが、それは西洋人には理解しがたいものである」といった「程度」の比較文化論的な論調の論説文は大学時代に従事していた中学入試指導でも入試問題ではよく出題されていたなぁと何だか懐かしいですが。



次に『台湾論』に関してですが、



>少なくとも取材対象になった人々の中には「日本統治肯定」の気持ちは幾ばくかあるような気がします。

>その気持ちが国民党支配の時代を乗り切る拠り所だったとするなら、



これはその通り、というか、正確なところではそういう人々を取材対象に選んだということではないでしょうか。司馬遼太郎の「台湾紀行」何かも李登輝政権下という同時期で、しかも同様のコンセプトとなっている点からそういう「売り出し方」をしたのかなぁとも思いますし、件の台湾論に出てくる「旧同胞」というのは、国府の独裁体制の中で少なくとも反体制的な動きをしていたら生きることすら難しかったという側面はあろうかと思います。勿論それは李登輝氏自身も同じことだと思いますし、戦後の国府支配へのあてつけ(反骨精神)としての親日感情や青春時代への懐旧の情などその心象風景は様々なものだと思います。私はそれらを「否定」しているわけではありません。こちらの受け止め様が問題(一義的に過ぎる)のではなかろうかと僭越ながら思った次第です。

漫画という切り口で認知度を高めた功績はあると思いますが、あれをあたかも多数世論の如く理解するのはちょっと無理があるんではないかなぁと思うんですよね。そこら辺は感受性の問題かもしれませんが、一方的な思い込みを抱かれたらあちらの方も困惑するのではないかと。(汗)

ちなみに『台湾の行方』の著者の台湾人は、小林自身は比較的寛容な台湾を題材に自身の皇国史観を正当化したかったのではないか、それを利用したのはむしろ台湾側であるといったことを記していましたね





麻生外相の国発言はこれで2度目(?)かな.あと一度やったら,故意認定でございます.で,どこかがこれを真似したら,正に”神”!

なーんて,にわかに台湾が日本でも脚光を浴びるようになっただけでも,良いことだと思います.あとは,シナバブル崩壊&アメリカの後
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