いつの間にか月も内閣も改まっておりましたが、多忙に任せて自宅のPCの不調を放置しておりましたらいつの間にか治っておったようです。「自然の治癒力」も馬鹿にできないですね!(意味不明)
自身所謂「ワークライフバランス」が取れていない状況で、安倍首相の「美しい国造り内閣」の中身を自分なりに咀嚼する以前に、「美しい自宅」のあり方と際限ない深夜労働に対する策を講じるのが急を要するのですが、新聞やテレビ等で断片的に報道を眺める限り、安倍内閣のスタートダッシュには個人的には首をかしげる部分が正直多いように思います。(安倍首相の生硬な話し方を見て「ロボット首相」という言葉を期せずして思い出した次第ですが、誰だったっけ?)
例えば、安倍首相が提唱する「再チャレンジ」云々で、「ニートやフリーターを雇用した企業を表彰する」と言われても、私などは正直ずっこけてしまう(民主党・小沢一郎党首はニートやフリーターの雇い入れに関しては雇用保険の助成金活用を匂わせていましたが、安倍首相と比較すると〝B〟位の成績をあげていいでしょう)次第なのですが、会社を潰した企業家に対する融資云々よりも(「起業家の再チャレンジ」という観点では真新しい、メリケン合衆国的提言ではありますが)、正規雇用というステージに乗れなかった若年層(25歳~34歳迄の層も含む)に対する施策の方が遥かに重要であろうと思います。
「多様な就業形態」「テレワーク」といった厚労省の「時事用語」をパクって総花的な政策論にアクセントを付けるのも結構ですが、「生兵法は怪我の元」といった感がありますし、〝フツーの労働者〟にとってはは「霞が晴れない国、日本」という偏頭痛は中々解消しないのでしょうかね・・・・
◆8日訪中、日中首脳会談へ 安倍首相(産経)
◆陳総統が日本の安倍新首相に祝福と歓迎(台湾週報)
◆陳総統が新幹線開通式に小泉前首相の出席を要請(台湾週報)
◆事実上の撤退方針を米に伝達=核継続なら公的資金供与せず-イラン油田開発で日本(時事)
◆経産相、アザデガン油田交渉「時間的猶予ない」(日経)
安倍首相が得意とされる〝外交〟の初舞台は韓国・中国ということになってしまいましたが、これまで「にらめっこしましょ、笑ったら負けよ!」的な膠着状態にあったように思います。安倍首相・麻生外相共に「再開する自信はある」といったコメントが総裁選の頃から散見されましたが、このところの慌しい報道内容を見るにつけても、手段が目的と化して先走った嫌いはないでしょうか。流石の中韓両国も政権交代それ自体は〝渡りに船〟と安堵した部分はあったでしょうし、特に靖国問題に関しては水面下で次官級レベルでの丁々発止のやり取りがあったのではないかと拝察いたしますが、総じて「日中・日韓首脳会談を早期に再開せねばならない」という日本側の思惑が先走ったような印象を受けました。(先に〝笑った〟のは日本のような脱力感がありますね・・・・)
日中・日韓両国との首脳会談を開催するにあたり、韓国に対しては潘基文・韓国外交通商相の国連事務総長立候補の支持が手土産だったのかどうかは存じませんが、中国の場合はどうなのでしょうか?所謂「歴史認識」でのツッコミが思いのほかソフトだった場合、中国側は台湾に関する明確な言及を求めてくる可能性が高いように思います。とはいえ、(1)三つの日中共同文書の遵守、(2)「一つの中国」原則にもとづく台湾独立の不支持の再確認というレベルで、日本としても特段真新しい内容を主張できる余地はないでしょう。日中・日韓首脳会談の動向に台北側は相当な関心を示しているものと思われますが、中台関係に関しては気をもむには及ばないと思います。
「曖昧にしておく」という観点では、アザデガンの件こそメリケン合衆国に対してのらりくらりしておくべきではないかと以前から思っていたのですが、ここも事実上〝損切り〟という流れになるんでしょうね。しかしまぁ、アザデガンは台湾新幹線プロジェクトの1兆6千億と国民年金の国庫負担引き上げの財源2兆7千億の中韓、否中間位の大損ではないかとため息が出ますねぇ・・・・
北朝鮮情勢という格好のネタが会談前に出てきたのは安倍首相にとってはプラス材料なのかもしれませんが、江沢民に対して共同文書を拒否した故・小渕首相のような「主張する外交」が安倍首相に出来るのか? 私自身は彼の滑舌の悪い〝トーク〟をテレビで目にする度に「・・・・この人大丈夫?」という疑念が正直拭えなかったりいたします。
自身所謂「ワークライフバランス」が取れていない状況で、安倍首相の「美しい国造り内閣」の中身を自分なりに咀嚼する以前に、「美しい自宅」のあり方と際限ない深夜労働に対する策を講じるのが急を要するのですが、新聞やテレビ等で断片的に報道を眺める限り、安倍内閣のスタートダッシュには個人的には首をかしげる部分が正直多いように思います。(安倍首相の生硬な話し方を見て「ロボット首相」という言葉を期せずして思い出した次第ですが、誰だったっけ?)
例えば、安倍首相が提唱する「再チャレンジ」云々で、「ニートやフリーターを雇用した企業を表彰する」と言われても、私などは正直ずっこけてしまう(民主党・小沢一郎党首はニートやフリーターの雇い入れに関しては雇用保険の助成金活用を匂わせていましたが、安倍首相と比較すると〝B〟位の成績をあげていいでしょう)次第なのですが、会社を潰した企業家に対する融資云々よりも(「起業家の再チャレンジ」という観点では真新しい、メリケン合衆国的提言ではありますが)、正規雇用というステージに乗れなかった若年層(25歳~34歳迄の層も含む)に対する施策の方が遥かに重要であろうと思います。
「多様な就業形態」「テレワーク」といった厚労省の「時事用語」をパクって総花的な政策論にアクセントを付けるのも結構ですが、「生兵法は怪我の元」といった感がありますし、〝フツーの労働者〟にとってはは「霞が晴れない国、日本」という偏頭痛は中々解消しないのでしょうかね・・・・
◆8日訪中、日中首脳会談へ 安倍首相(産経)
◆陳総統が日本の安倍新首相に祝福と歓迎(台湾週報)
◆陳総統が新幹線開通式に小泉前首相の出席を要請(台湾週報)
◆事実上の撤退方針を米に伝達=核継続なら公的資金供与せず-イラン油田開発で日本(時事)
◆経産相、アザデガン油田交渉「時間的猶予ない」(日経)
安倍首相が得意とされる〝外交〟の初舞台は韓国・中国ということになってしまいましたが、これまで「にらめっこしましょ、笑ったら負けよ!」的な膠着状態にあったように思います。安倍首相・麻生外相共に「再開する自信はある」といったコメントが総裁選の頃から散見されましたが、このところの慌しい報道内容を見るにつけても、手段が目的と化して先走った嫌いはないでしょうか。流石の中韓両国も政権交代それ自体は〝渡りに船〟と安堵した部分はあったでしょうし、特に靖国問題に関しては水面下で次官級レベルでの丁々発止のやり取りがあったのではないかと拝察いたしますが、総じて「日中・日韓首脳会談を早期に再開せねばならない」という日本側の思惑が先走ったような印象を受けました。(先に〝笑った〟のは日本のような脱力感がありますね・・・・)
日中・日韓両国との首脳会談を開催するにあたり、韓国に対しては潘基文・韓国外交通商相の国連事務総長立候補の支持が手土産だったのかどうかは存じませんが、中国の場合はどうなのでしょうか?所謂「歴史認識」でのツッコミが思いのほかソフトだった場合、中国側は台湾に関する明確な言及を求めてくる可能性が高いように思います。とはいえ、(1)三つの日中共同文書の遵守、(2)「一つの中国」原則にもとづく台湾独立の不支持の再確認というレベルで、日本としても特段真新しい内容を主張できる余地はないでしょう。日中・日韓首脳会談の動向に台北側は相当な関心を示しているものと思われますが、中台関係に関しては気をもむには及ばないと思います。
「曖昧にしておく」という観点では、アザデガンの件こそメリケン合衆国に対してのらりくらりしておくべきではないかと以前から思っていたのですが、ここも事実上〝損切り〟という流れになるんでしょうね。しかしまぁ、アザデガンは台湾新幹線プロジェクトの1兆6千億と国民年金の国庫負担引き上げの財源2兆7千億の中韓、否中間位の大損ではないかとため息が出ますねぇ・・・・
北朝鮮情勢という格好のネタが会談前に出てきたのは安倍首相にとってはプラス材料なのかもしれませんが、江沢民に対して共同文書を拒否した故・小渕首相のような「主張する外交」が安倍首相に出来るのか? 私自身は彼の滑舌の悪い〝トーク〟をテレビで目にする度に「・・・・この人大丈夫?」という疑念が正直拭えなかったりいたします。
確かにあんまり上手じゃないし、下ばっかり見てるけど、これまでだって、そんなに上手な人なんかいなかったような気がします。
でも、カタカナは軽薄に聞こえるからやめて欲しいかも。
>日中・日韓首脳会談を早期に再開せねばならない
これ、アメリカや評論家の人たちがしつこく言っていたので、何かあるのかな~と思っていました。
日中韓それぞれに圧力があったとか?知りたいです。
>アザデガンの件こそメリケン合衆国に対してのらりくらりしておくべきでは
アザデガンは中国だったら日本と同じ条件では絶対手を出さない代物だとか、いろんなことを考えると見込みが薄いとか、チラッと聞きました。
友好って日本が騙されておくってことなの?と思ってしまいます。
→再チャレンジ政策って…まぁ…もう少し見守っていきたいと思います。
〝フツーの労働者〟にとってはは「霞が晴れない国、日本」という偏頭痛は中々解消しないのでしょうかね・・・・
→この「格差社会を如何にして改善していくか」で安倍さんの能力が問われるのですが…
安倍首相の滑舌の悪い〝トーク〟
→確かにあまりディベートは得意ではなさそうですね。
日中・日韓首脳会談
→北朝鮮に揺さぶりをかけることが最大の目的だったのではないかと。
潘基文・韓国外交通商相の国連事務総長立候補の支持
→韓国を国連決議に従わせるために事務総長を支持したのだと思います。
中国側は台湾に関する明確な言及を求めてくる可能性が高いように思います。
→多分、「条約の通り、貴方(中国共産党)の立場は尊重します。」で終わりではないかと。
ただ、予算委員会のやり取りを見る限りはちょっと首脳会談は日本にとって博打になっちゃうんじゃないかなぁという印象が拭いきれませんが・・・。心に秘めたるものは同じでも表現力に乏しければなんにもならないと思うんですけどね。
日本のエネルギー政策(40%以上の日の丸開発権)に大きな影響が出るのですが、政府は民間任せで逃げていました。
国の将来のエネルギー確保に関わる重要案件を、民間任せにして傍観する国が何処にあるでしょうか?
イランは、中国に権利は売らないと、以前は言っていましたが...。
イラン、上手いわ。^^;;;
とりあえず最初の首脳会談はマスコミ向けには成功でしょう。
ただ、今後、この調子で行くと思ってると足元をすくわれるんじゃないかって気がするんですよね。
ここは36計だと思うんですけどね。