![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/f3/c05ed424b0651adaab9c2650a497dc41.jpg)
この週末はまた寒さが戻ってきたようで「冬来たりなば 春遠からじ」という言葉を思い出しつつ、不在中に溜まった新聞二紙を目にしております。そんな訳で時流に遅れておりますので、今日も「旅行記録電子落書き帳」路線で・・・・
私は何処に行くにも「無計画に気の向くまま」を是としているのですが、13日の月曜日だけは中華民國(台湾)総統府の内部見学に寄ってから烏來に赴こうと予定しておりました。8日に台湾高砂義勇隊の慰霊碑の移設式典が行われたという産経の記事を目にしたのですが、烏來へはちょうど一年ぶりです。
風景区で食堂と土産物屋を営むHさんのお店に昼下がりに寄りましたところ、「久しぶり!元気だった?」と破顔一笑。一年前にちょっと寄っただけなのに、感激と言うか恐縮するような思いがいたしました。
Hさんの食堂からは白糸の滝の素晴らしい眺望も目に入ります。この風景を眺めつつ美味しい原住民料理を食べられる分、前日訪れた十分瀑布より一日の長ありかもしれません。親日家のHさんは今春また東京や名古屋を訪問されるとのことで、東京の桜の名所や開花時期、大学生の息子さんのことなどあれこれ話しておりましたところ、「昨日高砂祈念碑を参拝にいらしたよ」と靖国神社の宮司と総務課長の名刺を見せてくださいました。
満腹でこれから漠布公園まで歩くのはしんどいなぁと思っておりましたら、「バイクに乗せていくよ!」とのこと。店はその間閉めるとのことで、それはちょっとと思いましたが、Hさんご自身移設後の慰霊碑はまだ目にしていないからとのことでしたので、ご厚意に甘えることにいたしました。期せずしてスクーター二人乗りを台湾の山中で初体験することとなったのですが、道中は坂道ですし、少々怖かったですね・・・・
祈念碑は瀑布公園内の白糸の滝を望む高台に移設されていました。平日の昼下がりで私とHさんの他には台湾人観光客らしい夫婦が一組。Hさんが私を指差し「日本から・・・・」と話かけられたところ、「若いのによくご存知ですね!」と日本語で話しかけられました。(30過ぎたので若くはないのですが・・・・」
「昭和五年生まれ」のLさんは、「公務員やっていたから余計に日本語は喋るなということで、それは辛かったねぇ・・・・」と苦笑していらっしゃいました。現役時代は道路行政に携わり、退職後の今は日本語教育に従事していらっしゃるそうです。
「道路といえば、先日宜蘭方面への高速が開通して便利になったそうですね」と申しましたところ、そんなことも日本で報じられているのかといささか驚かれていましたが、高砂義勇兵の件が日本で広く知られるようになったのも最近ですし、台湾に関しては断片的なことしか存じませんとお答えいたしました。
辺り一帯は自然が豊かで、しばし散歩しながら色々植物の名をご紹介いただきました。
「やはり平和が一番だね・・・・」
「全くです。我々も当時の日本のために犠牲となった義勇兵のことを深く心に刻んで、哀悼の気持ちを持ち続けたいと思います」
やはりこうした言動には細心の注意が求められるところだなと改めて思う次第ですが、私自身バイクから降りて初めて慰霊碑のある方を眺めた際、日章旗が翻っている光景にはいささかぎょっとしました。慰霊碑のある場所の入り口には「君が代」の中文訳や「皇民の赤誠云々・・・・」と記された石碑もあります。恐らく個人が寄贈したものなのでしょうが、「波紋を呼びそうだ・・・・」という日本のマスコミのフレーズが頭に浮かび、強い懸念を抱いたのが偽らざるところですね。
それからまたHさんのお店に寄ったのですが、雲仙楽園へは向かわず、再びトロッコに乗って風景区を後にしました。(続く)
※写真・・・・瀑布公園の「高砂記念碑」
台湾で聞かれたせいか、今春は京都にも行ってみたいですね・・・・
寒い季節、ホットな話題はこちらから!→★厳選★珠玉のブログリンク集
『【台湾】「不適切」~高砂義勇兵慰霊碑の撤去を台北県が要請[2/18]』
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1140198017/
現地の日章旗が気に入らんだの。有志の方が寄贈された石碑が気に入らんだの言ってますが。
言い出したのは毎度毎度の高金酢梅です。
(まぁ、石碑に付いてはあれだけ狭い所に密集してるんではやり過ぎの感もありますが。)
喪中に付き欠礼:伊福部先生がお亡くなりになられたんで暫く服喪してますんで御気遣いなく。
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1140174573/
>祈念碑は瀑布公園内の白糸の瀧を望む高台(写真)に移設されていました。
移設は2ちゃんねらーの募金で実現され、保護されようとしていたのだそうですね。
>日章旗が数本翻っている光景(写真)にいささかぎょっとしたからです。
写真の様子では、日本の国内であっても目立ちそうな様子ですね。
どうなるのでしょう。
>移設は2ちゃんねらーの募金で実現され、
2ちゃんねらーを中心とするネット利用者の若い世代が最初にリードした日本の有志の義援金支援の動きに呼応して地元に建立委員会ができた。と言うのが正しいです。
そうやって他人のせいにばかりする前に、祈念碑の表現が果たして妥当なものだったか、自省する必要があるのでは?
ウライのやつは、あれはやりすぎです。
あそこまであえて「敵」の神経を逆なでする挑発を行う必要はないと思う。
碑文のすべてが軍国主義そのものだし、それに日章旗まであるとすると、あまりにも挑発的もいいところです。
いくら外省人だって、淡水にある英国関連古跡のように普通に淡々とひっそりと祈念碑があるだけなら、いちいち目くじらは立てませんよ。外省人といってもしょせんは台湾住民、韓国人や中国人よりはまだまだまともですから。
大体において、祈念碑というのに、あんなににぎやかしくやるのは、死者の霊魂に失礼というものだし、にぎやかしい遣り方を見ると、どうも原住民が主体なんじゃなくて、ホーロー人が関与しているように見える。
民進党だって親日とはいえ、それは戦後の民主的で平和な日本への親近感であって、決して日章旗を振り回すような軍国日本に対してではないのだから。
それを履き違えた、勘違いした、過度の日本賛美は、制裁を受けても仕方がないでしょう。
高金を批判するよりも、高金に格好のネタを提供した日本右翼の馬鹿さ加減を反省すべきでしょう。
いや、まだ全線開通ではないんですよ。最後の雪山隧道の開通(共用)待ちです。