ドンキのnanote P8を出た早々に買い、いろいろ書きたかったのですが結構時間が経ってしまいました。
前機のnanoteでも特に不満なく使っていたのですが、P8になって使いやすくなったなと感じているので、その違いを紹介したいと思います。
まず、CPUとメモリサイズが変わっています。そのためか、nanoteはソフト起動時や何かにつけもっさり感がありますが、P8は普通に使えるレベルです。
項目 | nanote | P8 |
CPU | Atom x5-Z8350 @1.44GHz | Pentium N4200 @1.10GHz |
メモリ | 4GB | 8GB |
ディスク | 64GB | 64GB |
何より違うのがキーの配列です。
こちらがP8のキーボード。
こちらがnanoteのキーボード。
うれしいのが右Shift右Ctrlができたことです。私は右Shiftを多用するので非常に助かります。
半角/全角とTabが単独で入力できるようになったのもうれしい点です。Fn+ESC(半角/全角)やFn+Q(Tab)は左端なので立って使っているときには非常に押しづらい位置にあります。右Fnがあれば入力しやすかったのですが・・・。
その点P8では単独のキーとなったため使いやすくなりました。
Tabは普通の人はそれほど使わないかもしれませんが、プログラムを書く際には非常に多用するキーなので、この変更はとても助かります!
P8のキーで使いにくくなったのはファンクションキーなのですが、もともとnanoteでもF9~F12はFnキーと同時押だったり、配置もF11とF12が左に来ていて変則的だったりと使いやすいものでもないので悪化したとも言えません。
最初気付かなかったのですが、PrtScnキーが単独のキーに変更されています。nanoteで画面キャプチャしながら記事を書いていて気が付いたのですが、Fn+F8で画面キャプチャは不便です。Alt+PrtScnしようとしたときに、Fn+Altが無変換キーなので、Fn+Alt+F8が無変換キーとPrtScnキーを押したことになり、ダイアログのキャプチャができません。ここはP8ではPrtScnが単独のキーになったことで問題なくAlt+PrtScnが押せるようになりました。
ということで、キー配置の変更について私は好意的です。
後は、ACアダプタが専用のものでなければ使えなくなったのがマイナスポイントです。大きくなっているのも持ち歩きに不便ですね。
P8はCPU変更のためか本体が熱くなるように感じます。また、これは私のものだけかもしれませんが、電源ボタンのクリック感がなく、押した手ごたえがないのが気になっています。
最後にベンチマークを。
PaformanceTest 10.0 (Build 1008)(64-Bit)
項目 | nanote | P8 |
PassMark Rating | 393.6 | 623.9 |
CPU Mark | 989.2 | 1705.2 |
2D Graphics Mark | 53.2 | 95.7 |
3D Graphics Mark | 167.8 | 210.0 |
Memory Mark | 595.1 | 957.5 |
Disk Mark | 651.3 | 778.8 |
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