PDAのひとりごと

黄昏時、携帯情報端末は薄闇の向こうに何を見るのか

HDC-1LとLCD-8000V

2011-02-06 16:49:28 | PC
ONKYO SOTEC HDC-1Lは、ONKYO配下のSOTEC時代に発売されたmusic nettopです。
これは音楽再生に特化したPCで、PureSpaceというソフトで再生した時の音は別格です。
その反面、PCとしての能力はネットブックと同程度で拡張性もないので、メインで使うには非力と言わざるをえません。

このPCをしばらくメインPCとして使っていたのですが、あまりの非力さに音楽専用とすることを決意しました。そのためにはモニタをどうにかしなければなりません。

そこで白羽の矢が立ったのが CENTURY LCD-8000V です。

こちらは8インチのLCDモニタで、VGAコネクタで接続するタイプのものです。
電源はUSBコネクタから供給します。
画面はノングレアということで、私の好みにもピッタリです。
これがあれば、ステレオ用のラックに収めることができます。
HDC-1Lにはリモコンもあるので、ラックに収めても電源のON/OFFは問題ありません。

ということで、早速やってみたのですが・・・。

起動時に画面がずれて表示され、その後、調整するか、LCD-8000Vの電源をOFF→ONするまで直りません。
ネットを調べても困っている話ばかりで解決策は見当たりませんでした。

本体起動後にモニタの電源をONすると正しい表示位置となります。
そこで、電源供給を一定時間ディレイさせる回路をかませれば良いのではないか?というアイデアを実現できないか、会社の部長に相談したのですが、できると言いつつ、まったく取り合ってもらえませんでした。

そんな時に、エコUSB−HUBという存在を思い出しました。これは、USB-HUBにスイッチがついたもので、使わないときは電源供給を切ることができるというものです。
初めて見たときは利用価値を見いだせなかったのですが、これを使えば使いにくいモニタの電源スイッチではなく、簡単に電源をON/OFFすることができます。

別のアイデアとしては、USB−ACの変換アダプタを使って、スイッチ付テーブルタップを使うというのもあったのですが、テーブルタップの口を余計に使用しないという点で、エコUSB-HUBの方を試すことにしました。

ということで、ELECOM U2h-TZS410BBKを購入しました。

結果は大成功です。

本体起動後にONすれば綺麗に表示されるし、ずれて表示されていてもHUBでOFF→ONすると正しく表示されます。

私はこのUSB-HUBにモニタ以外つながないので良いのですが、他の機器も繋ぎたい場合は、セルフパワータイプのものを使ったほうが良いでしょう。

ということで、ようやく満足できる環境となりました。

アンプに Scythe SDA-1100(鎌ベイアンプKRO)を使い、スピーカーは YAMAHA NS-10MM をつないでいます。