今月27日(木)28日(金)の2日間おこなわれる、天っちゃん出演映画「海よ俺らの歌に泣け」(1961年)上映会のお知らせを引用します。
詳細がほとんど分からない、TV放映も1964年に1度確認されただけの激レア映画です。近隣の方、お誘い合わせのうえぜひご参加くださいませ(私も見に行きます!)
*詳細・お問い合わせは花田様へ:
アドレスは mamushi_brothers 「@」hotmail.co.jp (「@(アットマーク)」はカッコ抜き・半角で入力下さい)
------------------------------------------------------------------------
『海よ俺らの歌に泣け』
1961年/千代田映画製作、新東宝配給作品/モノクロ/75分
監督:田口哲
脚本:田代淳二、田口哲/撮影:柾木四平/音楽:吉野達弥
出演:白根一男 万里昌代 天知茂 左京未知子 今村原平
<イントロダクション>
天知茂デビュー60周年企画第2弾として1961年公開の『海よ俺らの歌に泣け』を上
映!!
今回はTCC試写室での上映会では初の試みとして平日の夜にレイトショー上映しま
す!!
『海よ俺らの歌に泣け』は国際放映にフィルムが現存しないとても珍しい作品で、内
容の詳細についての情報も一切ありません。
正直言って当日上映してみて初めて内容がわかる出たとこ勝負ですが、名画座で上映
される可能性がゼロなのでこの機会を逃すといつ観れるかわからない非常に珍しい作
品ですので、是非ご来場ください!!
<上映スケジュール>
8月27日(木)
19:30 開場
20:00~21:15 上映
8月28日(金)
20:30 開場
21:00~22:15 上映
<会場>
新橋TCC試写室 (website)
住所:東京都中央区銀座8丁目3番先 高速道路ビル102号東京都中央区銀座8丁目3番
先 高速道路ビル102号
詳細がほとんど分からない、TV放映も1964年に1度確認されただけの激レア映画です。近隣の方、お誘い合わせのうえぜひご参加くださいませ(私も見に行きます!)
*詳細・お問い合わせは花田様へ:
アドレスは mamushi_brothers 「@」hotmail.co.jp (「@(アットマーク)」はカッコ抜き・半角で入力下さい)
------------------------------------------------------------------------
『海よ俺らの歌に泣け』
1961年/千代田映画製作、新東宝配給作品/モノクロ/75分
監督:田口哲
脚本:田代淳二、田口哲/撮影:柾木四平/音楽:吉野達弥
出演:白根一男 万里昌代 天知茂 左京未知子 今村原平
<イントロダクション>
天知茂デビュー60周年企画第2弾として1961年公開の『海よ俺らの歌に泣け』を上
映!!
今回はTCC試写室での上映会では初の試みとして平日の夜にレイトショー上映しま
す!!
『海よ俺らの歌に泣け』は国際放映にフィルムが現存しないとても珍しい作品で、内
容の詳細についての情報も一切ありません。
正直言って当日上映してみて初めて内容がわかる出たとこ勝負ですが、名画座で上映
される可能性がゼロなのでこの機会を逃すといつ観れるかわからない非常に珍しい作
品ですので、是非ご来場ください!!
<上映スケジュール>
8月27日(木)
19:30 開場
20:00~21:15 上映
8月28日(金)
20:30 開場
21:00~22:15 上映
<会場>
新橋TCC試写室 (website)
住所:東京都中央区銀座8丁目3番先 高速道路ビル102号東京都中央区銀座8丁目3番
先 高速道路ビル102号
昨年の「南郷次郎探偵帳…」上映イベントでお世話になったShimoshimoさんより許可をいただき、来月18日(土)19日(日)の2日間おこなわれる天っちゃん主演映画「黒と赤の花びら」(1962年:goo 映画)上映会のお知らせを引用します。近隣の方、お誘い合わせのうえぜひご参加くださいませ(近隣じゃない私も見に行きます!)
*後日、告知ページや予約受付フォームのページが更新されるとのことですので、その際にはまたお知らせします。
(2009.6.22追記)
*告知サイトのアドレスなど、予約に関する記述を追記しました(下記の太字部分「ご予約について」をご参照ください)
*チラシPDFはこちら:http://www.nipponeiga.com/daiho/daiho01.pdf
-------------------------------------------------------------------
発掘!幻の大宝映画 第一弾『黒と赤の花びら』上映会のご案内
【大宝とは?】
1961年、倒産した新東宝は三つの会社に分裂する。清算会社である新東宝本社、製作部門のニッポン・アートフィルム・カンパニー(NAC 後の国際放映)、そして配給会社として1961年の9月に設立されたのが大宝であった。
だがその活動も長くは続かず、年が明けた1962年の1月の頭には大宝は業務を停止してしまう。この僅か3ヶ月強の間に大宝によって配給された作品は次の5本。
『狂熱の果て』(佐川プロ製作 監督 山際永三 1961年11月1日公開)
『黒い傷あとのブルース』(佐川プロ製作 監督 小野田嘉幹 1961年11月22日公開)
『飼育』(パレスフィルムプロ製作 監督 大島渚 1961年11月22日公開)
『大吉ぼんのう鏡』(シナリオ文芸協会製作 監督 猪俣勝人 1962年1月3日公開)
『黒と赤の花びら』(佐川プロ製作 監督 柴田吉太郎 1962年1月14日公開)
これに経緯は判らないが大宝の業務停止後に公開されたらしい『波止場で悪魔が笑うとき』(監督 中川信夫 製作プロ・公開日不明)を加えた計6本が大宝の配給作品の全てと思われる。
この内、大島渚の『飼育』こそフィルムの現存がはっきりしており、DVD化もされているが、あとの5本については現在新東宝作品の管理をしている国際放映にもプリントはなく、また、5本の内3本を製作された故佐川滉プロデューサーも生前フィルムの所在を探しておられたが結局見つからなかったそうである。故にこれらの大宝配給作品は既に現存しない作品と永らく思われて来たのである。
【3作品の16mmプリントを遂に発見!】
上記の如く既に失われたと思われていた大宝配給の5作品、だが今回、遂に3本の作品の16mmプリントの所在を突き止めたました!
見つかったのは『黒い傷あとのブルース』『黒と赤の花びら』そして『波止場で悪魔が笑うとき』の3作品。
既に権利関係すらあやふやになっているこれらの作品を一般劇場でかける事は難しいかもしれません。しかし、これら幻の作品たちをスクリーンに蘇らせる為、「発掘!幻の大宝映画」と銘打って、新橋TCC試写室でのシリーズ上映を企画しました。
先ず初回を飾るのは『黒と赤の花びら』。
この作品は天知茂主演作、7月には天知茂ご命日もあるし、また今年は天知茂のデビュー60周年にも当たるとのことでそれに絡めての上映です。
二日目7/19の上映後には、この作品のチーフ助監督を務められていた山際永三監督をお招きして、当時のお話も伺います。
当然ソフト化やCS放映なども望めないこの作品、天知ファン、新東宝ファンはこの機会を逃すと今度はいつ観られるか判りません、是非、足を運んで幻の作品を堪能して下さい。
発掘!幻の大宝映画 第一弾!
天知茂 デビュー60周年&追悼企画
黒と赤の花びら
1962年 佐川プロ製作 大宝配給作品
製作:佐川滉 監督:柴田吉太郎 原案:牧源太郎 脚本:宮川一郎/柴田吉太郎
音楽:菊村紀彦 美術:宮沢計次 撮影:須藤登 助監督:山際永三
出演:天知茂/上月左知子/丹波哲郎/三原葉子/安井昌二/松尾和子/細川俊夫/大友純/沖竜次/扇町京子/松浦浪路 他
<解説>
テレビのケンちゃんシリーズで知られる柴田吉太郎監督のデビュー作にして唯一の劇場作品。チーフ助監督には一足先に監督デビューを果たしていた山際永三監督が「先輩の応援のために」とついている。
<あらすじ>
激流の洋上で起きた船舶遭難事故。遭難による保険金の詐欺の疑いを持った海上保険の調査官田代は調査を進めていく内に、その背後にある別の事件の存在に気がつく。
事件の真相を突き止めようと更に調査を進めていく田代であったが....。
<上映スケジュール>
7/18(土)
12:30 開場
13:00~14:30 上映
上映カンパ金 1800円
7/19(日)
12:30 開場
13:00~14:30 上映
14:40~15:30 トーク:ゲスト 山際永三監督
上映カンパ金 2300円
※トークショーに関しては若干時間が前後するかも知れません、また、実はこの作品の正確な上映時間が判っていません。その為、両日共にタイムテーブルは予定となります。ご了承ください。
<会場>
新橋TCC試写室 (website)
住所:東京都中央区銀座8丁目3番先 高速道路ビル102号
<ご予約について>
ご予約なしの当日来場も受け付けますが、満席の場合はご入場をお断りする場合があります。確実なご鑑賞の為にはご予約下さい。
ご予約はホームページの予約フォームから、もしくは下記メールアドレスへお名前・日にち・人数をお書き添えの上お申し込み下さい。
「発掘!幻の大宝映画」HP:http://www.nipponeiga.com/daiho/
予約専用メールアドレス:daiho@nipponeiga.com
なお、ご予約のキャンセルは可能ですが、その場合は事前にご一報頂きたくお願いいたします。
それでは皆様のご来場、お待ちしております。
*後日、告知ページや予約受付フォームのページが更新されるとのことですので、その際にはまたお知らせします。
(2009.6.22追記)
*告知サイトのアドレスなど、予約に関する記述を追記しました(下記の太字部分「ご予約について」をご参照ください)
*チラシPDFはこちら:http://www.nipponeiga.com/daiho/daiho01.pdf
-------------------------------------------------------------------
発掘!幻の大宝映画 第一弾『黒と赤の花びら』上映会のご案内
【大宝とは?】
1961年、倒産した新東宝は三つの会社に分裂する。清算会社である新東宝本社、製作部門のニッポン・アートフィルム・カンパニー(NAC 後の国際放映)、そして配給会社として1961年の9月に設立されたのが大宝であった。
だがその活動も長くは続かず、年が明けた1962年の1月の頭には大宝は業務を停止してしまう。この僅か3ヶ月強の間に大宝によって配給された作品は次の5本。
『狂熱の果て』(佐川プロ製作 監督 山際永三 1961年11月1日公開)
『黒い傷あとのブルース』(佐川プロ製作 監督 小野田嘉幹 1961年11月22日公開)
『飼育』(パレスフィルムプロ製作 監督 大島渚 1961年11月22日公開)
『大吉ぼんのう鏡』(シナリオ文芸協会製作 監督 猪俣勝人 1962年1月3日公開)
『黒と赤の花びら』(佐川プロ製作 監督 柴田吉太郎 1962年1月14日公開)
これに経緯は判らないが大宝の業務停止後に公開されたらしい『波止場で悪魔が笑うとき』(監督 中川信夫 製作プロ・公開日不明)を加えた計6本が大宝の配給作品の全てと思われる。
この内、大島渚の『飼育』こそフィルムの現存がはっきりしており、DVD化もされているが、あとの5本については現在新東宝作品の管理をしている国際放映にもプリントはなく、また、5本の内3本を製作された故佐川滉プロデューサーも生前フィルムの所在を探しておられたが結局見つからなかったそうである。故にこれらの大宝配給作品は既に現存しない作品と永らく思われて来たのである。
【3作品の16mmプリントを遂に発見!】
上記の如く既に失われたと思われていた大宝配給の5作品、だが今回、遂に3本の作品の16mmプリントの所在を突き止めたました!
見つかったのは『黒い傷あとのブルース』『黒と赤の花びら』そして『波止場で悪魔が笑うとき』の3作品。
既に権利関係すらあやふやになっているこれらの作品を一般劇場でかける事は難しいかもしれません。しかし、これら幻の作品たちをスクリーンに蘇らせる為、「発掘!幻の大宝映画」と銘打って、新橋TCC試写室でのシリーズ上映を企画しました。
先ず初回を飾るのは『黒と赤の花びら』。
この作品は天知茂主演作、7月には天知茂ご命日もあるし、また今年は天知茂のデビュー60周年にも当たるとのことでそれに絡めての上映です。
二日目7/19の上映後には、この作品のチーフ助監督を務められていた山際永三監督をお招きして、当時のお話も伺います。
当然ソフト化やCS放映なども望めないこの作品、天知ファン、新東宝ファンはこの機会を逃すと今度はいつ観られるか判りません、是非、足を運んで幻の作品を堪能して下さい。
発掘!幻の大宝映画 第一弾!
天知茂 デビュー60周年&追悼企画
黒と赤の花びら
1962年 佐川プロ製作 大宝配給作品
製作:佐川滉 監督:柴田吉太郎 原案:牧源太郎 脚本:宮川一郎/柴田吉太郎
音楽:菊村紀彦 美術:宮沢計次 撮影:須藤登 助監督:山際永三
出演:天知茂/上月左知子/丹波哲郎/三原葉子/安井昌二/松尾和子/細川俊夫/大友純/沖竜次/扇町京子/松浦浪路 他
<解説>
テレビのケンちゃんシリーズで知られる柴田吉太郎監督のデビュー作にして唯一の劇場作品。チーフ助監督には一足先に監督デビューを果たしていた山際永三監督が「先輩の応援のために」とついている。
<あらすじ>
激流の洋上で起きた船舶遭難事故。遭難による保険金の詐欺の疑いを持った海上保険の調査官田代は調査を進めていく内に、その背後にある別の事件の存在に気がつく。
事件の真相を突き止めようと更に調査を進めていく田代であったが....。
<上映スケジュール>
7/18(土)
12:30 開場
13:00~14:30 上映
上映カンパ金 1800円
7/19(日)
12:30 開場
13:00~14:30 上映
14:40~15:30 トーク:ゲスト 山際永三監督
上映カンパ金 2300円
※トークショーに関しては若干時間が前後するかも知れません、また、実はこの作品の正確な上映時間が判っていません。その為、両日共にタイムテーブルは予定となります。ご了承ください。
<会場>
新橋TCC試写室 (website)
住所:東京都中央区銀座8丁目3番先 高速道路ビル102号
<ご予約について>
ご予約なしの当日来場も受け付けますが、満席の場合はご入場をお断りする場合があります。確実なご鑑賞の為にはご予約下さい。
ご予約はホームページの予約フォームから、もしくは下記メールアドレスへお名前・日にち・人数をお書き添えの上お申し込み下さい。
「発掘!幻の大宝映画」HP:http://www.nipponeiga.com/daiho/
予約専用メールアドレス:daiho@nipponeiga.com
なお、ご予約のキャンセルは可能ですが、その場合は事前にご一報頂きたくお願いいたします。
それでは皆様のご来場、お待ちしております。
『南郷次郎探偵帳 影なき殺人者』(1961年)の主人公、熱血弁護士の南郷先生は、天っちゃんの他に次の方々がスクリーン上で演じられておられたようです。
*プレ天知
【鶴田浩二さん】( 「冥土の顔役」・1957年 *goo映画)
同タイトルの原作の映画化作品での南郷先生。「冥土・・・」と(『…影なき…』原作の)「屍蝋の市場」は話のパターンが似ているので比べてみたいんですけども、未ソフト化ゆえあいにく未見です。某オークションでスチール写真(手に怪我をした南郷先生が京子ちゃんらしき人に介抱されているの図)を見たことがありますが、鶴田さんそのまんまな感じでした。
*ポスト天知
【田宮二郎さん】(「黒の挑戦者」・1964年 *goo映画)
同じ原作(「屍蝋の市場」)を“黒シリーズ”の一環として映画化した作品での南郷先生。安アパートでキュウキュウしていた天っちゃんとは違い、いきなり豪勢な自宅マンションで事務所創立パーティー(備え付けピアノで弾き語りまで披露)、というお坊ちゃんエリート弁護士ぶりを見せ付けてくれます。事務所もそれなりに豪華。そして、お馬さんレースやら腕(映画では足)の壁やら女体ローソク立てやら、原作の乱歩チックないかがわしさがそのまま映像化されていて、まだ予算があったときの新東宝なテイストも漂っていました。ただ、ヒロイン・竜子(久保菜穂子さん)との絡みがあまりにも純愛風味なのが少々物足りなくて、この点だけは、葉子ねえさんといっちゃらいっちゃらしている天っちゃん版のアダルトな雰囲気に軍配が上がりそうです。…個人的には、新東宝版の方が断然面白いと思いましたが、はたして皆さんの評価はいかに。
↓こちらはソフト(VHS)が発売されています
ちなみにこの映画のわずか1ヶ月後には犬シリーズ1作目「宿無し犬」が公開されており、鴨井&しょぼくれとして新旧の南郷先生が痛快タッグを組むことになっているのが面白いです。
*上映会告知HP (ご予約はお早めに)
*プレ天知
【鶴田浩二さん】( 「冥土の顔役」・1957年 *goo映画)
同タイトルの原作の映画化作品での南郷先生。「冥土・・・」と(『…影なき…』原作の)「屍蝋の市場」は話のパターンが似ているので比べてみたいんですけども、未ソフト化ゆえあいにく未見です。某オークションでスチール写真(手に怪我をした南郷先生が京子ちゃんらしき人に介抱されているの図)を見たことがありますが、鶴田さんそのまんまな感じでした。
*ポスト天知
【田宮二郎さん】(「黒の挑戦者」・1964年 *goo映画)
同じ原作(「屍蝋の市場」)を“黒シリーズ”の一環として映画化した作品での南郷先生。安アパートでキュウキュウしていた天っちゃんとは違い、いきなり豪勢な自宅マンションで事務所創立パーティー(備え付けピアノで弾き語りまで披露)、というお坊ちゃんエリート弁護士ぶりを見せ付けてくれます。事務所もそれなりに豪華。そして、お馬さんレースやら腕(映画では足)の壁やら女体ローソク立てやら、原作の乱歩チックないかがわしさがそのまま映像化されていて、まだ予算があったときの新東宝なテイストも漂っていました。ただ、ヒロイン・竜子(久保菜穂子さん)との絡みがあまりにも純愛風味なのが少々物足りなくて、この点だけは、葉子ねえさんといっちゃらいっちゃらしている天っちゃん版のアダルトな雰囲気に軍配が上がりそうです。…個人的には、新東宝版の方が断然面白いと思いましたが、はたして皆さんの評価はいかに。
↓こちらはソフト(VHS)が発売されています
黒の挑戦者大映このアイテムの詳細を見る |
ちなみにこの映画のわずか1ヶ月後には犬シリーズ1作目「宿無し犬」が公開されており、鴨井&しょぼくれとして新旧の南郷先生が痛快タッグを組むことになっているのが面白いです。
*上映会告知HP (ご予約はお早めに)