人生二度目のシーウォーカーに挑戦。 サイパンと比べると、あまり海の透明度は良くなかったかな。 ヘルメットもとても重く、片手で抑えていないと外れそうであった。
しかし、魚の色はとても派手で、ニモも来るそうです。 途中酸素の音が途切れたときは、本当に冷や汗が出たけどね。
終了後は一旦ホテルに戻り、静養組と合流後、一路セブシティを目指す。 行き先は『シューマート』。 と言っても、長野の(大麻所持で捕まった私の知人が社長だった)靴屋さんではありません。 セブ市で一番のショッピングセンターだ。 ここの2階のスポーツショップで、銃が売られているらしい。
エステ組と合流し(あまり変身していなかったな、そう言えば)地下のフードコートで昼食。 見渡す限りのテーブルと椅子。 それを囲むように物凄い数の店だ。 中華・日本・韓国・フィリピン料理の店が所狭しと並んでいる。 ガイドの千葉さんのオススメの店で、ライスとカラマレス(イカフライ)、ルンピア(肉詰春巻)、イカと墨の煮付けを注文。 これで160ペソくらい。
昼食後は店内で買い物。 1階のスーパーでお土産を購入する。 日本に比べて物価はかなり安いので、買っても買っても両替したペソがなかなか減らない。 外貨への再両替所があったので見てみると ・ ・ ・ ショットガンを持った強面が鋭い眼光で警備をしている。 こ、怖い ・ ・ ・
後でガイドさんに聞いたのだが、警備員の腰のホルスターは空っぽの場合があるそうだ。 『重いから家に置いて来た』 と言うのが大抵の理由だそうだ ・ ・ ・
途中トイレに行ってみた。 個室に入ると思ったとおり便座が無い。 まぁいいやと思い周りを見渡すと、バケツも水道も無い。
フィリピンでは ①便座無し(勿論洋式) ②紙無し ③蛇口とその下にバケツがあり、バケツの中には手桶が浮かんでいる が一般的だそうだ。 フィリピンの方から見ると、水で洗わず紙で拭くと言う習慣は、かなり不潔なのだ。 確かに手が汚れた時って、紙で拭くよりも水で洗うもんな。 言ってみりゃぁ、『完全手動式自前ウォシュレット』といったところか。 そう言っても紙を使う方もいるらしいが、ベトナム同様下水管が細いので勿論流してはいけない。 脇にある籠に入れていくのだ。
とりあえず我慢した。
買い物を終え、集合時間まで余裕があったので、数名でモール内のスターバックスに入った。 ここも勿論入り口にはショットガンを持った警備員。 注文後トイレに行く。 レジで 『アサ ニ シーアール(トイレはどこですか)?』 と尋ねると、満面の笑みで指差してくれた。
流石世界のスタバ。 紙がある。 勿論便座もある。 安心して事を済ませた後、ペーパーを取ろうとすると ・ ・ ・ 先程は気付かなかった。 腕が平均より長いこの僕が、思いっきり腕を伸ばしても届かない。 どう見ても30cm以上は離れている。 セブアノはみな身長210cmか? 何とか腰を浮かせて到達。 使用後はやはり脇の籠へ ・ ・ ・
店を出ると、装甲車が入り口に停まった。 中からショットガンを持った男性が2名降りてきた。 現金輸送車だ。 しかし、朝から15時半までで、一体何本のショットガンを見かけたのだろうか?
カルチャーショックを味あわされっ放しのシューマートを後にし、一路道教寺院に向かった。