これはだめだ!

自信喪失、無気力な日本に”喝!”、反日、侮日に反撃、一矢を報いる。

菅内閣は、内憂外患に翻弄され滅亡した中国明朝末期と似た状況、滅亡は足元からやってくる

2010-11-18 | 安全保障

官房長官 自衛隊は「暴力装置」…すぐに訂正「実力組織」 
  仙谷由人官房長官は11月18日の参院予算委員会で、自衛隊を「暴力装置」と発言、質問者の自民党の世耕弘成氏から抗議を受け撤回した。そのうえで「不適当だったので、自衛隊の皆さん方には謝罪する」と述べた。仙谷氏は自衛隊と他の公務員との政治的中立性の違いについて「暴力装置でもある自衛隊はある種の軍事組織でもあるから、シビリアンコントロール(文民統制)も利かないとならない」と発言。委員会室が騒然となったため答弁中に「実力組織と訂正させていただく」と言い換えた。【高山祐】
        毎日新聞 11月18日(木)13時28分配信 
●暴力団の弁護士を永らくやっていた生地が、気の緩みか驕りから出た言葉であろう。国内が二分し自衛隊が反政府側に立ち政府軍と対立しているような状況であれば、仙谷が口外した「暴力装置」なる表現も反政府側を非難する表現としてありうるかもしれない。左翼偏向の元社会党員らしい発言だ。民主党に外交・安全保障についての哲学は無い。この党は、空理空論をもてあそんでいる。内閣総理大臣が最高指揮官として統率している組織を、「暴力装置」というようでは内閣の体をなしていない。このような言辞を弄する輩が国政を取り仕切っていることが、日本が抱えている大きな“病魔”である。
(参考)空疎な学生の作文民主党マニフェスト「外交」、税金も謳わず、早くも逃げの一手 2009年07月29日

こんな輩が大臣か、あいた口が塞がらない、
  法相問責可決は当然!
  法相?えーっ何で俺が…柳田法相の発言要旨
 柳田法相が11月14日に広島市で開かれた法相就任を祝う会合での発言要旨は次の通り。 「9月17日(の内閣改造の際)新幹線の中に電話があって、『おい、やれ』と。何をやるんですかといったら、法相といって、『えーっ』ていったんですが、何で俺がと。皆さんも、『何で柳田さんが法相』と理解に苦しんでいるんじゃないかと思うが、一番理解できなかったのは私です。私は、この20年近い間、実は法務関係は1回も触れたことはない。触れたことがない私が法相なので多くのみなさんから激励と心配をいただいた」 「法相とはいいですね。二つ覚えておけばいいんですから。『個別の事案についてはお答えを差し控えます』と。これはいい文句ですよ。これを使う。これがいいんです。分からなかったらこれを言う。これで、だいぶ切り抜けて参りましたけど、実際の問題なんですよ。しゃべれない。『法と証拠に基づいて、適切にやっております』。この二つなんですよ。まあ、何回使ったことか。使うたびに、野党からは責められ。政治家としての答えじゃないとさんざん怒られている。ただ、法相が法を犯してしゃべることはできないという当たり前の話。法を守って私は答弁している」 
         読売新聞 最終更新:11月18日(木)10時43分

菅内閣、内憂外患に翻弄された明朝滅亡直前の宮廷と似た状況 
  中国大陸で満州の女真族の明朝を征服し清朝を樹立する直前の宮廷内は騒乱状態であった。張居正の死後、明の政治は急に緩んだ。時の皇帝神宗は気の弱い優柔不断の性格であったから怖い師である張居正の監視の眼がなくなると、生地がでて、無気力な政治に陥った。
●菅直人が一国の宰相としての器でないことは、外国の要人との会談に官僚が作成したメモを朗読する姿を見れば明らかである。胡錦トウに応対した際の菅直人の振る舞いは国辱的である。菅直人が無気力で無能、政治家としての資質に欠ける。そのため内閣も民主党も“内紛”状態である。

 政治が緩んでくると、国の治安に乱れてきた。内憂外患、内外に大小の戦乱が起こった。いわゆる「万暦の三大征」というが、寧夏に起こったモンゴル人の反乱、二つ目は豊臣秀吉の日本軍の朝鮮征伐である。明朝は朝鮮に援軍を送った。三つ目は貴州省の蛮族酋長の反乱である。特に朝鮮への出兵は日本軍の進攻が前後7年に及んだので、人命の損失と資財の損失が大きく、明朝滅亡の大きな要因となった。現在の日本の置かれているような状況になった。
●菅内閣には国を統治する能力が無いとみなしたから中国は、尖閣諸島沖で衝突事件を起こした。中国人の犯人を超法規的に釈放し中国に無条件降伏したと思いきや、ロシアの大統領が北方領土へ行った。これは世界に向けた北方領土の領有宣言である。完敗につぐ完敗である。  
(参考)こんども、どうしようもない内閣だ! 領土問題から逃げる菅内閣 2010年07月28日
(参考)外交で迷走する鳩山連立政権 インドの「平和五原則」時代の“軟弱”外交と同じ轍 2009年10月18日 

 内乱外禍で明朝の財政が窮乏したため時の皇帝神宗は宦官や強欲の徒の甘言を受け入れて宮廷費の調達のため国内の銀鉱山を開発して税金・・・・・鉱税・・・・を徴収した。皇帝自ら天下に金を求めるようになってはおしまいである。明末になると鉱山は採掘しつくしたため税が集まらなくなると鉱税に味をしめた皇帝は宦官を使っていろいろな名目で不法取立てを行い宦官も私服を肥やした。
●私服を肥やしたものが党首選に出た。親から多額の金をもらい不正な処理をして秘書が逮捕された者が首相になった。首相を辞めた後も、無責任な言動で国政を混乱させている。今の世の中は明るい話題が乏しく、国民は「一億総中流」といわれた時代があったことすら忘れようとしている。
 「一民豊楽、万民貧苦」の世にした政治家の罪は重い。 
(参考)日本が良くなるはずがない 不倫と遊びそしてたかりの腐敗体質民主党 2010年03月28日

 明末には財政状況の問題が起こるだけでなく党派の争いが激しくなり国政の運営が一層混乱するようになった。明の初期には政治に対する一般の官吏の言論は寛大であった。不正を糾弾する権限を持っている官吏・・・・言官という・・・・の言論も自由であったが、明の時代も末期になると民衆に迎合する極端な主張や理論に偏する主張などを言い出すものが多くなってきた。
 彼らはことの善悪を問わず、政府の行政をことごとく非難攻撃した。そこに党派の争いが絡まってきたので、政府の大臣、高官は、何かといえば口実をもうけて責任逃れをしたので、政界はいよいよ混迷した。
●鳩山内閣、菅内閣とも首相が首相としての器でないので、閣僚がテンデばらばら勝手なこと無責任な発言を頻発させている。国会は肝心要の国会審議が出来ず、閣僚の資質を問う対立抗争に明け暮れている。亡国の兆しなのだろう。
(参考)使命感・情熱・理念が乏しい人々が鳩山政治をやっている、日米対等・地位協定改定はどうした! 2009年11月18日

 11月18日の参院予算委員会における仙谷の「自衛隊は『暴力装置』…すぐに訂正『実力組織』」や柳田の「法相?えーっ何で俺が・・・・」発言といい、菅内閣は中国・明末の政界と瓜二つで、末期症状である。
 柳田はこんなことを言ったのか。「9月17日(の内閣改造の際)新幹線の中に電話があって、『おい、やれ』と。何をやるんですかといったら、法相といって、『えーっ』ていったんですが、何で俺がと。皆さんも、『何で柳田さんが法相』と理解に苦しんでいるんじゃないかと思うが、一番理解できなかったのは私です。私は、この20年近い間、実は法務関係は1回も触れたことはない。触れたことがない私が法相なので多くのみなさんから激励と心配をいただいた」と。柳田という輩は、気は正常か?

 明では6年に一度中央官吏の勤務評定をする制度・・・・京祭という・・・・があったが、万暦二年(1593年)の京祭では、選考の任に就いたのが孫ロウと趙南星という官吏であった。彼らは一切の情実を排して公正な人事を行ったが、言官たちがこれに非難攻撃し、挙句の果てにはこの両名は免職させられた。政府部内では官僚たちがそれぞれの出身地ごとに党派を組み、互いに打算によって離合集散していた。 
●公務員制度改革に取り組んだ官僚が仙谷に恫喝された。検事総長は仙谷に抵抗することなく出先の検察に中国漁船の船長の釈放を指示した(?)。海上保安庁長官は、尖閣諸島海域に交代・派遣される保安官は中国漁船に対する対応を考えるため”尖閣映像ビデオは教材として見ることが出来るようになっていた”と言えばいいものを、「厳重に管理していた」といい加減なことを言うから組織がガタツキ、マスコミが「ビデオの管理がズサンであった」とはやし立てる。
 組織を統率する者が権力者に媚、諂うから組織が崩壊する。始末におえないのは、これら組織の上にたつ首相、閣僚は責任逃れに汲々としていることだ。昨今の日本の政界は、滅亡直前の中国・明末の政界の状況とそっくりである。世も末だ!  

 このような国政の混乱の最中にあっても皇帝神宗は、あいも変わらず政務を怠り、閣僚の補充も行わず、激しい党争にも無関心な態度であった。時の宰相は学者としては第一級であるが温厚な葉向高であったが、たまりかねた葉向高は皇帝に上奏した。
 曰く「いま天下には必乱必危の道がかずかず兆しています。第一は内閣が欠員多くて空虚なことです。第二は上下がばらばらなことです。第三は官僚たちが勝つことばかりを好み、争いを喜ぶことです。もし、この際陛下が奮起して老成な臣を起用し、長年にわたって弛緩した政を革新なさらないなら、国家滅亡の憂いは外患でなく、むしろ政府廟堂のうちから起こるでありましょう。」と。やがて葉向高はその位を去ってしまった。
 その後も宮廷内のお家騒動のような些事が国家の大事のごとく大騒ぎとなる始末であった。これが内憂外患に翻弄され為す術もなく満州の女真族に打倒された明末の状況であった。
明朝は救い難い病に全身が侵されていた。
「第一は内閣が欠員多くて空虚なことです。」菅内閣も首相以下どれもこれも“空虚”な人物ばかり。「第二は上下がばらばらなことです。」これも菅内閣、民主党に当てはまる。「第三は官僚たちが勝つことばかりを好み、争いを喜ぶことです。」、第三回目の事業仕分けもこれと全く似たようなもの。身内の言い合いで国民も辟易、財務省の筋書きに仕分けにあたる政治家が踊らされている。国政に責任を持たない民間の一知半解の素人や一年生議員が官僚叩き明け暮れ、瑣末な論議に終わっている。国家のあるべき姿を提示することが出来ない菅政権が、ムダであるかムダでないかの仕分け作業をすれば、行政組織は混乱し、ついには国家の分裂・解体に至る。
(参考)行政刷新会議の“活躍”は、鳩山内閣が無能で責任回避ということだ、政治家は国のあるべき姿を語れ! 2009年11月23日

 
「この際陛下が奮起して老成な臣を起用し、長年にわたって弛緩した政を革新なさらないなら、国家滅亡の憂いは外患でなく、むしろ政府廟堂のうちから起こるでありましょう。」、これは菅内閣のことだ。今の菅内閣は重い病に侵されている。他国は他山の石として、「日本衰亡史」を見るだろう。

(参考)政治家の劣化の象徴、国旗国歌法案に反対した菅首相の資質を問う国会 2010年06月14日  
(参考)
普天間基地問題、防衛相にとっても”迷惑施設”、首相が馬鹿では国がもたぬ見本だ!離米信条の発露で自爆 2010年04月18日


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