これはだめだ!

自信喪失、無気力な日本に”喝!”、反日、侮日に反撃、一矢を報いる。

口蹄疫で鳩山政権“脳死”状態露呈、敵はルーピー鳩山政権、本能寺! 

2010-05-18 | 安全保障
東国原宮崎県知事 口蹄疫で非常事態宣言
  東国原知事は5月18日の会見で、県内で口蹄疫の感染拡大が止まらないため「非常事態宣言」を出した。宣言には法的拘束力はないが、県民全体の啓発を狙いに、県民一丸となって感染拡大を阻止し、口蹄疫を早期に撲滅する考えを強調した。家畜の移動・搬出制限区域では不要不急の外出を控え、イベントや集会の延期を要請した。区域外でもすべての車が消毒を受けるなどの協力を求める。
  政府は5月17日、宮崎県で口蹄疫の被害が拡大していることを受け、鳩山首相を本部長とする口蹄疫対策本部の第1回会合を開いた。会議で、鳩山首相は「口蹄疫は危機管理上、大変、重大な課題。防疫措置に万全を期す」と述べたが、宮崎県で牛・ブタの口蹄疫は発生してから約1ヶ月経ってやっと動きだした。やることなすこと全て後手後手、遅すぎる。宮崎県の口蹄疫の被害拡大は、政府の無為・無策による人災である。

口蹄疫の発生状況と政府の対応
  口蹄疫発生以後の状況を振り返れば“政治主導”を掲げる鳩山政権の出鱈目さがよく分かる。
 家畜の飼料は中国産である。韓国でまず発生した。
●2009年9月28日 韓国、中国から家畜の飼料を輸入。
●2010年1月2日 韓国で口蹄疫発生。農水省などによると、
  韓国、中国などで今年1月以降、口蹄疫に感染した牛が確認
 されている。農水省は、隣国で口蹄疫が発生していたことを把握しておきながら何の対策も採らなかった。  
●20104月10日 韓国で口蹄疫再発生。  
  韓国、中国は日本から薬剤を輸入したので日本・宮崎で
  は薬剤が不足がちである。

 韓国に続いて日本でも発生した
●4月9日、1例目の感染疑い例が確認された。宮崎県都農町の農家で、口内がただれた牛1頭が見つかった。県は獣医を派遣したが、症状は軽く、他に症状のある牛もいなかったことから、口蹄疫とは考えにくいとして「経過観察」とされた。
●4月16日、他の牛にも症状が出始めた。検査の結果、経過観察していた牛を1例目と確認。対策がとられないまま10日以上が経過し、初期の封じ込めに失敗した。感染はそれ以前から広がっていた疑いもある。
 都農町の別の農場で3月、水牛に風邪のような症状が出た。農場側は風邪と判断したが、検体を採取して保存。口蹄疫が問題化した4月になって分析したところ、陽性と判明した。
●4月20日 農林水産省と宮崎県は、同県都農町の肉用和牛繁殖農家で母牛3頭が家畜伝染病「口蹄疫」に感染した疑いが強いと発表した。農水省(農水省の対策本部長は赤松大臣)と宮崎県はこの日、防疫対策本部を設置し、都農町と日向市など周辺自治体に牛・豚の移動自粛を依頼した。国内の口蹄疫の発生は2000年に宮崎市と北海道で確認されて以来、10年ぶり。
●4月22日夜、農林水産省と宮崎県は、新たに川南町の別の農家の牛2頭も感染の疑いが強いと発表した。この農家は川南町内で確認された2戸の農家から400メートル以内にある。感染の疑いが確認されたのは、4農家で計14頭となった。 
4月27日 東国原知事が赤松農林水産大臣に対策を要望、この時点で殺処分対象の牛・豚1100頭。
4月30日から5月8日まで赤松農水大臣はメキシコ、キューバ、コロンビアへ外遊。民主党議員も外遊を取りやめ口蹄疫対策に取り組むよう進言したが外遊した。メキシコは自由貿易の話しのためというが事務レベルで進めている段階であり大臣が敢えて行く必要はなかった。キューバ・コロンビアは親善訪問だった。この間、対策本部長の大臣が外遊で不在のため農水省からの指導・処置などがなく被害が拡大した。政務三役による“政治主導”のため官僚は動かなかった。動けなかった。
●5月2日、農林水産省と宮崎県は、家畜伝染病の口蹄疫に感染した疑いが強い牛と豚を、同県川南町の農家で新たに2例確認したと発表した。飼育している計723頭(牛424頭、豚299頭)は殺処分する。口蹄疫感染確認は疑いを含め14、15例目。また、1例目の牛は遺伝子検査の結果、アジア地域(中国、韓国)で確認されている口蹄疫ウイルスと近縁ウイルスであることが確認された。
 韓国、日本の口蹄疫は、中国から輸入した飼料に付着していたビールスが原因と言われている。
5月10日 赤松大臣、宮崎県庁で知事と会見。具体策を持たずに宮崎入りした赤松大臣は被害農家に補償金を支払うと言ったが、現場を確認しなかった。会見では「何しにきたのだ!」と罵声を浴びた。
  “カネ”えば解決という態度に県側は失望と怒りが沸騰した。 ●5月11日 殺処分対象の牛・豚約7万7千頭へ被害拡大  ・・・・初動対処の失敗で連休期間中・・・・大臣外遊中・・・・に被害が爆発的に拡大した。連休間、鳩山首相と危機管理の責任者である平野官房長官は外遊せず国内にいた。この二人は普天間問題に追われ何もしなかった。このたびの宮崎県の口蹄疫は、無能な鳩山首相と官房長官、無責任な赤松大臣による人災である。
●5月16日、農林水産省と宮崎県は、高級牛ブランド「宮崎牛」の種牛などを管理する県家畜改良事業団(高鍋町)で、家畜伝染病の口蹄疫に感染した疑いが強い牛を確認したと発表した。県は5月13日、血統が特に優れている種牛6頭を事業団から約20キロ離れた西都市に避難させたが、次世代を担う種牛49頭と、その種から生まれた子供で肉質評価のため飼育している肥育牛259頭はすべて殺処分される。ブランド種牛の殺処分は初めてである。
●5月16日 口蹄疫問題の現状把握のため、急きょ宮崎入りした平野官房長官は、感染拡大の勢いが衰えず関係者に焦燥感が漂うなか、県庁で知事や発生地の都農、川南両町長、えびの市長などと会見した。県や町長らの支援要請に「現場のみなさんが何を欲し、政府に何ができるか。そんな思いで来た。政府の危機管理として対応する」と強調した。
 東国原知事は「生産者の無念さは尋常ではない。感染源と経路の徹底解明を」と要望書を手渡し、「ぜひ総理にも来県して視察、励ましをいただきたい」と求めた。

鳩山政権の対応、 
   
阪神淡路大震災の村山内閣と瓜二つ
 
戦いの焦点における指揮官不在は致命的失策
 赤松大臣は、4月30日から5月8日にかけて外遊した。対策本部長の大臣が外遊で不在、“政治主導”を掲げる内閣における農水省の官僚は、政策決定の裁量が与えられていないので自主積極的に動けなかった。動かなかった。したがって、本省からの指示・指導がなく被害が拡大した。戦いの焦点において指揮官が敵前逃亡で不在、これを致命的失策と言わずして何と言う。
●“脳死”状態の危機管理機能の麻痺、敵は本能寺だ! 
 対策本部長の大臣が外遊していたが、鳩山首相や官房長官は国内にいたにもかかわらず何ら反応を示していない中国・韓国における口蹄疫の発生、宮崎県内での家畜の病気、口蹄疫の兆候、発生、被害の拡大、宮崎県全県の“非常事態”宣言まで国内に限れば1ヶ月間、隣国の発生から数ヶ月の期間があったにもかかわらず鳩山政権は具体的対応をしなかった。
 普天間基地移設問題の対応で精一杯で他に関心を向ける余裕が無かったのだろうが、これによって首相官邸には危機管理が全く機能していない事が露呈した。平時で比較的時間的余裕が有るときの疫病対策が全く麻痺しているようでは、外国・・・・中国、台湾、北朝鮮、韓国など・・・・が日本の領海・領空、領土を侵犯した場合、臨機応変の処置が出来ない。
 4月8日に発生した中国海軍艦艇搭載ヘリの海自艦艇に対する挑発行動に際して首相官邸の危機管理は機能していなかった。またしても危機管理機能が麻痺、鳩山内閣は“脳死”状態である。この政権に有事の対応を任せることはできない。敵は本能寺!
カネをばら撒くことが解決と錯覚している下司な体質
  カネに汚い民主党の体質そのもの、赤松大臣の宮崎県での 
 具体策といえば「補償金を支払う」ことだけだった。宮崎県の畜産業が壊滅的被害を蒙り畜産業消滅の危機にある最中に「保障金」を払うだけとは、県民を愚弄している。
 これは赤松大臣だけでなく官房長官の普天間基地の移設候補地の首長や地方議員との話し合いでも伺えるが、札束で相手の頬を叩くような極めて拙劣、最低な対応をしている。
  鳩山政権には誠心・誠意という姿が見られない。
時代錯誤の左翼思想の政務官舟山康江
  舟山康江
(女、参院1期)農水政務官は、「自衛隊の出動は国民に不安を与える・・・・。」と発言している。出動する自衛隊員は武器を持って飼育農家へ行くのではない。殺処分の牛・豚の埋却、飼育農場の消毒などを行うが、これがどうして「国民に不安を与える」のか、この政務官は精神構造が狂っていないか。時代錯誤の左翼小児病的民主党議員の典型だ。  
村山政権と瓜二つ
  総じて、このたびの口蹄疫に対する鳩山政権の対応は、阪神淡路大震災時の村山政権と似ている。対策本部長の大臣が外遊で不在のため農水省からの指導・処置などがなく被害が拡大した。“政治主導”で官僚は動けなかった。万年野党が政権を取ったとたんに“政治主導”と舞い上がったが、普天間基地問題だけでなく家畜で疫病が発生するや無為無策で右往左往、言い訳に終始して国家・国民に甚大な被害をもたらしている。
 この政権は有事の対応が出来ない。敵はルーピー鳩山政権、本能寺!

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