これはだめだ!

自信喪失、無気力な日本に”喝!”、反日、侮日に反撃、一矢を報いる。

羈縻懐柔に踊る安倍首相の日中「戦略互恵関係」と 使い走りの日中経済協会  

2014-09-25 | 安全保障

 縻懐柔で日本側を翻弄する中国、安易な妥協はしない 
    訪中団には ”実務担当” が会談 

  

 中国では、臣下が皇帝に拝謁するとき,一度ひざまづいて3回頭を床に叩きつけ、立ち上がって、またひざまづき、3回頭を叩きつける。これを3度繰り返すした。これを三跪九叩の礼とか叩頭の礼といった。習近平や李克強の対日姿勢は、日本側に三跪九叩の礼を求めているようなイメージで、中華思想丸出しである。

  金亡者の経済人は単なる使い走り
   安倍首相に ”伝言” を伝えよ
 

 日本財界のトップらと会談した中国副首相は、首脳会談には難色を示しながら、日中間ハイレベル経済対話の再開を積極的に提案した。バブルが崩壊して中国経済が崖っぷちに断たされている中で頼りの綱はやはりこの日本である。国内外で反日活動を展開しながら日本の金だけ欲しいというのは虫が良すぎる権謀術数にたけた中国の軍門にやすやす屈する日中経済協会の訪中団、これが安倍総理が口にする「戦略的互恵関係」である。

  懐柔はお手の物 
   上手に話をもちかけて,自分の思う通りに従わせる
   餌を与えて手なずける 
  

 対中投資落ち込み続き訪中客も減少、これは日本のせいではない。20129月の沖縄県・尖閣諸島の国有化をきっかけに日中関係が悪化して以来、2年が過ぎた。だが、日本と中国の経済関係は今も改善していない。今年16月の日本から中国への直接投資額は、前年同期に比べ488%も減り、24億が(2600億円)となった。日本企業の中国進出にブレーキがかかっている。年内は直接投資の落ち込みが続く見通しだ。中国を訪れる日本人観光客も減っている。12年に比べ半減しているという。

 日本企業の間では、中国への依存を減らしてタイなど東南アジア諸国に進出する「チャイナプラスワン」の動きも目立つ。チャイナリスクが顕在化したからだ。 日中の経済関係を改善する必要性は高いが、障害を作っているのは中国である。 

 中国の言うことを聞かなければ、”悪行” をばらして こき使う


 トヨタの張富士夫会長らは24日、北京で汪副首相と会談したが、同じ日に河北省の中級人民法廷でトヨタが中国側要人に賄賂を提供した件で初公判が開かれた。トヨタは奥田の代から賄賂を提供して事業を発展させた。中国で事業するなら賄賂をよこせと迫られ、言うことを聞かねば”悪行”をばらされる。裁判の結果は、トヨタの対中姿勢と密接に連動し、党の匙加減で決まる。トヨタと似た日本企業が多いのだ。

 中国国内は環境悪化が深刻化している。工場の排煙や自動車の排ガスに含まれる微小粒子状物質(PM25)による大気汚染や工場廃水の有毒物質などによる水質汚濁は住民の健康被害を招き、各地で地元当局や企業に対する抗議行動も頻発する。放置すれば対策に多額の財政負担を強いられ、政権安定にも影響しかねないとの危機感がある。

 中国は、2020年までにGDP単位当たりC02排出量を2005年比40545影削減することを目標にしている。エネルギー効率の悪い石炭ボイラーなどを刷新したり、植林面積を拡大したりするという。それは中国自信が取り組むべき課題であるが、中国は日本の金と技術を当てにしている。 11月のAPECにおいて ”日中首脳会談” が行われれば、対中環境支援とそれに伴うビジネスに群がる経済界のイメージが浮かぶ。 

 安倍首相と榊原経団連会長の親しい関係が示し合わせた、このたびの訪中団が示唆している安倍首相の「戦略互恵関係」の実態はこんなものだ。


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