トゥルーデは俺の嫁(trudebraut)のチラ裏blog

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【2022年春アニメ総括】『パリピ孔明』はtrudebraut一推しアニメ

2022年07月05日 20時10分30秒 | レビュー

・2022年春アニメの結論

パリピ孔明は確かに転生&チート系作品だが、歌唱パートを含めての完成度が高く、アニメ好きなら必見の価値あり!」


・結論に至るまでのグダグダ話

『パリピ孔明』…タイトルと陽キャっぽい登場人物が一杯で、私は最初それほど興味が湧きませんでした。

何故なら転生&チート系作品のほとんどが、その持ちうる能力で無双するというワンパターンになりがちで、かつ物語を展開させるのに主人公のチートに頼りすぎて結果を得る過程に説得力を欠く作品が多いからです。

ですが本アニメのチート能力持ちである孔明はあくまで軍師というサブポジションに身を置き、物語を変える原動力の月見英子の『歌声』であったり、KABE太人の『勇気』を助ける立場に終始しチート能力を自分のためには使いません。

そして心を震わせる(という説得力が得られるだけの)歌唱力を持つアーティスト(月見英子の歌唱担当96猫氏)を採用したおかげもあって、孔明が英子の歌声に心動かされたように視聴者も96猫氏の歌に心を震わせ「パリピ孔明はその他の転生系作品とは違うぞ」と実感させてくれるアニメに仕上がっていたと思いました。

メインである歌唱シーンもここぞという所にそして視聴者が浸れる長さでしっかり入れてきており、なおかつ物語も起承転結でスッキリと話を締めてくれて、近年まれに見る完成度の高いアニメだと感じました。

OPは原曲を知っていたり日本語を知らなければ空耳でオリジナルの歌詞通り歌っているように工夫が凝らされていて、EDは単純カバーながらも各話の登場キャラクターに合わせて歌い手や背景が変わったり等こちらも趣向の凝ったものでした。

もちろん話の展開も退屈させることなく、最後にはライバル達もハッピーエンドというコテコテの王道ながら楽しいアニメに仕上がっており、2022年春アニメ枠では一番楽しめました。

今期は『ヒーラーガール』も歌枠としてはそこそこ力を入れて作っていたのは分かるのですが、話の面白さではパリピ孔明にかなわなかった感じです。

『Cue!』も歌唱シーンがあったのですが、イントロと歌い終わりで濁してしまうのはもったいなかったですね。

Cueはゲームの販促用アニメだったようなので、それを考えれば(予算の関係で)割と頑張った方ではあるでしょう。

 

パリピ孔明を2022年春アニメ枠では一番と言いましたが、個人的にはここ数年の中でもTOP10に入るレベルだと感じましたので、見ていない方は是非何かの機会に視聴して頂きたい。

トゥルーデは俺の嫁(trudebraut)は『パリピ孔明』を推しています。

 

・追記
『トゥルーデは俺の嫁』および『trudebraut』:ガチレビュー用ペンネーム
『とぅるぶら』:忖度したり手心を加える時用ペンネーム



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