トゥルーデは俺の嫁(trudebraut)のチラ裏blog

ポートフォリオ兼チラシの裏blogです。
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【悲報】バトルアスリーテス大運動会 ReSTART! 、前作大運動会との関連はほとんど無し

2021年06月20日 15時49分16秒 | レビュー

『バトルアスリーテス大運動会 ReSTART!』一体前作とどんな繋がりが、そしてどんな展開になるのかと放送前は楽しみにしていました。

ですが開けてみれば、過去作を思わせるものは各キャラクターの名前の一部以外に無く、それも伏線ですらありませんでした。

精々明星かなたの祖母(神崎あかり)の声を、前作同様夏樹リオさんが演じたぐらいしか直接的な繋がりはありません。

本当にただ現在に『大運動会』というアニメをリスタートさせただけですらなく…というか、あまりに内容が酷くないですかね?

キャラクターの造形はもちろん、作画も良くなく、動きも躍動感がない、かといって燃えや萌えやエロで推すこともしない。

昔のアニメだったらいざ知らず、今リスタートした意義をさっぱり感じられない内容にガッカリしてしまいました。

放送前に『愛・天地無用!』ぐらいに「スター・システムを生かした新作ですよ」と周知していてくれれば、そもそも期待することもなかったでしょうに。

ブルマがレオタードに変わってガッカリした諸兄がいたものの、神崎あかりがポンコツから頂点に上り詰める王道展開があったからこそ熱くなれもしたのですが、今回の主人公は最初からそこそこ実力ある設定でストーリー展開も今時のアニメにしては強引すぎてイマイチでした。

強引でも王道展開でも視聴者を納得させられる様なものであれば良いと思いますし、萌えやエロで釣っても良いとは思うのですよ。

コテコテの王道展開ながら魅力的なお尻もしっかり描き、萌えはもちろん燃え展開も描かれていた『ストライクウィッチーズ』という作品の良さを改めて思い出させてくれたのはReSTART!を見たおかげだと言えるでしょう。

by トゥルーデは俺の嫁

 


YouTubeやVrewの文字起こし機能は便利だが、お金をもらって依頼される場合には使うべきではないというチラ裏話

2021年06月10日 14時36分25秒 | チラシの裏

『文字起こし』『テープ起こし』は、時間と速度可変型音声&動画プレーヤーとタッチタイプ能力があれば才能を問わず出来るタイプの作業です。

でも仕事のマッチングサービス(クラウドワークスやランサーズなど)では、納期が翌日だったり単価が相場に比べて著しく低かったりなど、無茶を要求する案件もそこそこあったりします。

近年、私がそれらサイトに登録した頃より明らかに受注単価が下がっているのは何故だろうと思ったのですが、最近は『YouTube』に動画をアップロードしたり『Vrew』というアプリケーションを使って自動で文字起こしが出来るようになっていることを知りました。

たしかに大まかにでも自動で文字起こしが出来れば掛かる労力は下がり、作業時間の短縮にも繋がるので低料金でも案件を受けることが可能になります。

どの程度の精度があるのか気になったので、ためしに自前で適当な動画を作って文字起こしをさせてみたのですが…VrewはともかくYouTubeの文字起こし機能は文字起こしを実際に行うまでの手順が多く、場合によっては文字起こしが出来ない音声もあるので(音声に著作権ビットが入っているのが原因?)実用にはほど遠いと感じました。

YouTubeの機能を使った文字起こしを便利だから!と勧めているblogは結構あるようですが、音声をいちいち動画形式に変換する手間やYouTubeにアップロードしてからでないと実際に文字起こしが可能かどうかを判断できないので、個人的にはおすすめは出来る方法だとは思いません。

そういったデメリットをきちんと説明しているサイトがほとんど無いのも問題だと思います。

もう一つのVrewは音声ファイルだけでもそこそこの精度で文字起こしが可能で、YouTubeと同じくタイムスタンプを入れて仕上げることも可能なうえ、起こした文字の自動挿入や簡単な編集機能も備えている点でかなり実用的です。

しかしこちらもパソコン内のソフト単体で音声を解析するのではなく、一端海外サーバー(※)に送信してそこで解析して結果を返すシステムになっています。

(※Vrewは韓国開発のソフトなので、送信先は韓国だと思われます)

最近LINEの会話データや画像データの参照が、第三国からも出来ることで問題になりましたが、VrewやYouTubeで文字起こしをする場合も音声データを海外に送信している点で情報漏洩のリスクがあるわけです。

コンプライアンスの面から個人的にはYouTubeもVrewも、依頼を受けて文字起こしをする場合に推奨できる方法とはいいかねます。

自身が動画共有サイトなどにオリジナルの動画を字幕付きでアップロードする場合などには問題ないでしょうが、仕事として受ける場合には使うべきではないでしょう。

ですが本来そこそこの料金が掛かる文字起こしを専門業者に頼まず、素人の多いマッチングサイトで低料金かつ業者では受けつけないような短い納期で依頼すればコンプライアンス面である程度のリスクが生じる可能性があることは少し考えれば分かるでしょう。

掛かる労力と信頼性に伴った料金を要求する相手に仕事を任せず、安さに釣られて素人に任せたり、下請けの下請けなど結果的に非常に安価な料金で受ける業者に依頼することになった場合、何かしらの瑕疵が出てくるのは『新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA) Android版』の顛末を見れば明らかです。

ですから仕事を受注する側もマッチングサイトで、なおかつ相場より安い料金で文字起こしを依頼する場合は、そういったリスクがあることを念頭においた上で依頼することをおすすめします。

YouTube・Vrew共、上手く使えば便利で音声解析の学習・成長過程なども考えるならば興味深い方法ではあるのですけれど、プロフェッショナルな仕事を要求された場合に使う物ではないというお話でした。

 


『世界の奇書をゆっくり解説』の人が凄いと感じた話

2021年06月01日 07時07分39秒 | 日記

素人ライターとは言え、いや…だからこそでしょうか?

同じアマチュアでも「この人は凄いぞ!」と思う人に出会えると、心に響くものがあるわけです。

「負けていられないな!」と思えるほど私は前向きには考えられない性格ですが、でも「この人のようにありたいな」とは思うのです。

 

三崎律日/Alt F4』さんという人がYouTubeで世界の奇書に関する動画を公開していて元々はニコニコ動画畑の人らしいのですが、動画のクオリティが非常に高いのです。

特定のテーマに関して優れた解説を行う人は『へんないきものチャンネル』とか『ゆっくりヒコーキちゃんねる』とか、他にもおられるのですが

動画の内容に起承転結や序破急というような構成が出来ているのはもちろん、動画によってはオチも付いていたりして知識量だけでなく動画内で紡ぐ物語からも文才を感じる希有な方です。

三崎律日氏はその才能を見出され、実際に一般書籍を出すにまで至った事実があると伝えれば、私の感想よりもよほど信頼性があるでしょう。

私も参考にしようとその方の出されている本『奇書の世界史 歴史を動かす“ヤバい書物”の物語』を買おうと思ったのですが、レビューで☆は4.6と多いものの、その内容に物足りなさを感じる人が多いようでした。

そこが気になってよくよくレビューを呼んでみると…以下の様な意見がありました。

>少し残念なのは、書籍化するにあたって校閲なども入っており逆に簡潔にまとめられ過ぎていることです。
>動画シリーズは読み上げ音声もあり、図や写真をたくさん使っていてわかりやすく、また三崎さんの動画の構成が視聴者を楽しませる演出に富んでいるものでした。
>それらに比べると、先に本の内容を簡潔に説明し、綺麗に纏まっている解説に入っていく書籍版は少し物足りない印象でした。

(※Amazonレビュー引用)

私個人としても前述の方のレビューが『物足りなさが何なのか』の的を射ているのだと思います。

動画は音楽や画像の切り替えの妙、そしてネット特有の小ネタをはさんでいたことで独特の面白さを醸していたのですが、書籍ではたしかにその持ち味を生かし切れないでしょう。

確かに私が感じていた話の面白さや凄いと思えた点もそういった構成部分が大きかったので、書籍だと動画並みの感動は得られないと思い書籍の購入は保留することにしました。

でも動画自体はとても面白いので、私の駄文を読んで少しでも興味を持たれた方は『三崎律日/Alt F4』さんの動画チャンネルに足を運んでみてください。(ニコニコ動画はこちら)

 

ちなみに私のお気に入りは『世界の奇書をゆっくり解説 第7回 「軟膏をぬぐうスポンジ」ほか』と『世界の奇書をゆっくり解説 第9回 「ビリティスの歌」』です。