トゥルーデは俺の嫁(trudebraut)のチラ裏blog

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【注意喚起】ドラレコを自分で付けることをお勧めしない/旧ミライースへの前後ドラレコ装着方法【素人DIY】

2023年06月10日 21時24分53秒 | 日記

私:自分の車にETCを付けるぐらいは出来るDIY好きの素人 

弟:某自動車ディーラー勤務

 

先日ようやくドライブレコーダーを愛車に装着した後の雑談。 

私「ドラレコって付けるの面倒くさいねぇ」 

弟「ドラレコ?付けるの難しくないし、そもそもディーラーでも内装なんか剥がさないで、クッションテープ巻いて隙間に配線押し込むだけだよ」 

私「後部カメラは?」 

弟「アレは面倒くさい。配線の長さを測ってリアハッチの蛇腹を通して、内装を剥がして線を通して……etc etc」 

 

結論:前のカメラだけなら素人でも出来るけど、後部カメラがあるなら2万円払っても業者に頼んだ方が良い。 

どうしてもやりたいなら、内装の剥がし方や戻し方をしっかり頭にたたき込んでおく。 

(その知識があるだけで2~3割は楽になると弟談だが、私もその通りだと思う) 


それはそれとして、どうしても自分で取りつけたいという人も居るでしょうから、私が取りつけた時の手順を参考がてらに貼っておきます。

道具は以下の様な物が必要です。

・内張はがし 

プラスチック製でガラスなどを傷つけない物、写真のは『エーモン 内張りはがし ポリプロピレン製ソフトタイプ

・クリップリムーバー 

内装のピンを外す為の物、無くてもマイナスドライバーで代用出来る、写真のは『ベッセル(VESSEL) メガドラ クリップリムーバー CR×120 970 

・テスター 

ヒューズから電源をとる場合に必要、画像の様な物じゃ無くても『簡易検電テスター』でOK 

・配線ガイド

内装の内側やフレームの間にドラレコなどのケーブルを通す為のフレキシブルな針金。写真のは『エーモン(amon) 配線ガイド(フレックスタイプ) 全長約1m

・ショック吸収テープ 

ケーブルに巻き付けて簡単には落ちてこないようにする為、厚みが出るテープなら正直何でもいい。

・マスキングテープ 

配線ガイドとコードが簡単に外れないように、かつ取り外すとき剥がしやすいように買った。(無くてもいい) 

  

あとはドライブレコーダーの付属品がサービスソケットから電源を取るタイプなら『増設用電源ソケット 

内部電装品から電源を取るタイプなら『エレクトロタップ(配線コネクター)』や『ミニ平型ヒューズ電源 15A』が必要です。 

他に『ギボシ端子』や『アース端子』が必要なら、それらを接続する為の『電工ペンチ』もあった方がいいが、無くてもラジオペンチで代用出来なくはないです……が素人なら電工ペンチで、しっかりとかしめておいた方が良いです。 

 

あと何故リンク先で『エーモンの製品』を薦めているかというと、Amazon以外にホームセンターでも入手しやすく、Amazonより安価に買えることもあるからです。 

あとAmazonにて必要な部品類や工具類を、セット購入で安く買える組み合わせが沢山あるからです。 

 

以下は『旧ミライース(LA-310S 丸いヘッドライト)』の場合の実際の手順になります。(新しい四角いヘッドライトのミライースは、リアハッチ回りとかの構造が少し違います)

作業に入る前には、配線したい場所付近の内装の取り外し方を事前に頭にたたき込んでおきましょう。

外し方も大事ですが、以下のように内装を外した時に逐一写真を撮って、どの溝や凹凸にどのようにはまっているかの写真を撮っておくと戻すときに楽です。 

ミライースの前左ピラーのカバーを、慎重にでも大胆にグイッと外してザックリと配線します。(あとで長さを調整するのできつめに固定しない)

 

最初は内装の裏側を這わせようとしたが、どうやっても進まなかったので上部の溝に押し込んで後ろ側へ配線しました。 

ちなみに上を這わせられなかったので念のため落ちてこないように&ビビらない(車の振動で動かない)ように、粘着力が高くて屋外用途にも向いた劣化しにくいアサヒペンのパワーテープでビビらないように固定しました。 

 実際には後部から前部へ配線しているのですが、端子の形状を考えると前から後ろへ配線をした方が楽でしたね。

前部カメラに接続する端子が『L字』後部カメラへの端子が『ストレート』なので、ストレートの端子の方がせまい場所を通しやすいからです。 

なので写真は実際の取りつけ順と逆に掲載しています。 

ケーブル端子の形状が筆者の買ったドライブレコーダーと逆なら逆の手順で、どちらも同じ形状ならどちらからでも良いと思います。 

 

リアハッチの蛇腹を外します。

 ○で示したところにノッチがあるので、クリップリムーバーやマイナスドライバーで押し込んで慎重に外します。 

 

配線具を使ってリアハッチの内部を通します。 

まず蛇腹の中を通します。

 

矢印の通り一旦下まで通してから、ヒーターの配線出口からコードを出します。 

(旧ミライースは写真右の曇り止め&融雪用熱線の配線出口以外、コードを通す場所が無いっぽい) 

 

無事線が通ったら落ちないようにクッションテープを巻いてから、内装剥がしを使ってコードを隙間に押し込んでいきます。 

リアカメラへのケーブルを接続したら、ケーブルのたるみがなくなるよう調整しつつ前部カメラに接続します。 

 

後部と同じようにクッションテープを巻き上部の隙間に押し込んで、落ちないようにします。

 

前後余ったケーブルは、左ピラーを通してグローブボックスの中に引っ張ってまとめます。 

 

ヒューズボックスから電源を取り前部カメラに接続後、余ったケーブルと電圧変換アダプタなどを結束バンドでまとめて適当な場所にに固定したら、左ピラーの内部でケーブルがビビらないように結束バンドなどでしっかり固定します。 

 

完了です。 

 

実は後ろの内装を剥ぐときに、プッシュプルピンをクリップリムーバーで無理矢理外そうとして壊してしまったんですね。 

プッシュプルピンは内側を押すと外せるピンです。 

クリップリムーバーやマイナスドライバーで無理に外そうとすると壊れます。

そんなわけで、事前に内装の外し方をみっちり頭にたたき込んでおく必要があるのです。(自戒の念)

 

もし壊してしまったら、以下の場所で買えます。 (以下の画像とリンクはダイハツ ミライース用の物)

Amazonだと10個単位だったりしますが、楽天市場の上記ショップだと3個から買えて数百円で済みます。

まぁこんなことが起こりうるので、ETCを自分で取付けしていい気になっているDIYを囓った程度の素人(私のことです!)に、ドライブレコーダーの取付はお勧め出来ないんですよ?

けれどDIYは失敗しないと上達もしないので、私はこれからもDIY続けますけどね。