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トゥルーデは俺の嫁(trudebraut)のチラ裏blog

ポートフォリオ兼チラシの裏blogです。
ひっそりと活動していましたが、お仕事を呼び込むために浮上しました。

マブラヴ オルタ06話 原作とアニメの微妙な違い(あと現実世界の科学技術云々)

2021年11月23日 06時39分35秒 | レビュー

06話は戦術機の戦闘描写がなかったおかげか、安定した作画でした。

息子みたいな娘の鎧美琴の父、鎧衣左近。

原作では飄々としていて且つ雲のようにつかみ所の無い人物で、初見では「本当に有能な諜報員なのか?」というイメージが強かったのですが、アニメではそれをやると尺が足りなくなるであろうことから一目で有能な諜報員だと分かる人物に描かれていました。

鎧パパの「娘みたいな息子」の台詞や、靴を投げ返した2回目の転送実験がカットされたのは、オルタだけ見ていて男である鎧尊人の存在を知らないまたは元の世界(マブラヴ無印)で投げた靴が戻ってくるシーンの伏線回収が分からないでしょうから、止む無しといったところでしょう。

 

それと武ちゃんを元の世界に戻す転送装置が、なんかテスラコイルの様な外見の露出形装置からポッドの様な搭乗型装置に変更されていました。

おそらく武ちゃんを元の世界に戻すには量子論的にな確率の雲のような状態にせねばならず、そのためにはBETA世界線の観測者(夕呼先生や霞)の目からも見えない状態にしなくてはならないのだろうと、設定を煮詰めた結果だと推測しました。

何故なら量子論では物理的な観測機械だけでなく観測する人の認識すら量子の状態に影響すると言われているので、武ちゃんを平行世界に量子論的な仕組みで転送するには、本来夕呼先生達からも見えない(認識出来ない)状態にしなければならないからです。

まぁ因果律量子論が量子論と同じ仕組みかどうかまでは物語では語られてないのですが…基本が同じ物であるならゲーム版の露出形よりアニメのようなポッド型の方が理にはかなってるんですよね。

 

量子力学における量子干渉とか干渉縞の話は聞いていて大変面白いのですが、何故人間の認識が結果に影響するのかとか未だに理解出来る気がしません。

でも「君は、君が見上げているときだけ月が存在していると本当に信じるのか?」というアインシュタインの言葉とか『シュレディンガーの猫』とかは大好きですし、D-WaveやIBMの疑似量子コンピュータが実際に成果を重ねているという話を聞くとワクワクしません?

量子コンピュータもそうですが、コレとかコレとか生きている内に核融合炉が現実のものとなる日も迎えてみたいものですね。

数年前GEが開発していると報道にあった『大型トラックに積載可能な商用核融合炉』の話ってどうなったんだろう?


【押井節炸裂回】ルパン三世 PART6 第4話のチラ裏感想

2021年11月15日 08時32分29秒 | レビュー

ルパン三世 PART6 第4話を見ました。

開始早々ルパン三世にしては異質なパロディモブ(ゴルゴ13のデューク・東郷風の男など)が登場していたり、やたらと小難しい描写や別作品からの引用が多い事から「あれ?これルパン三世だよね」と一瞬疑問を抱きました。

ですが「あっそうだ。今回押井守氏の脚本だった」と思い出すと、すぐに納得出来ました。

まぁ少し前に押井守氏が原作・シリーズ構成・総監督を務めた『ぶらどらぶ』を視聴した方なら理解出来ると思いますが、あのテイストです。

現在の氏の傾向として引用を多くして小難しい話にしたがるのと、パロディを容赦なくぶっ込んでくるので視聴者を選ぶ傾向があるのですよ。

複数の脚本家が担当するアニメの中で1クールに2~3話、氏が担当するくらいであれば話が締まる効果が得られたり、箸休め的には非常に良いと個人的には思うのですが、全編を担当すると…正直手放しでは褒められない状態になるんですよ。

『THE NEXT GENERATION -パトレイバー-(実写映画)』や『ぶらどらぶ』を最初から最後まで見た視聴者なら分かってもらえると思います。

ええ…実写版パトレイバーは「この実写化じゃ誰も喜ばないだろ!」っていうような酷い有様で、ぶらどらぶは個々の話は短編集を読んでいるみたいで楽しめたものの、全話を通すと「結局何が言いたかったのか?」という内容でした。

じゃあルパン三世 PART6の第4話が面白くなかったかというと、普通に楽しめたんですよね。

前述の通り『箸休め』(料理を余す事なく楽しむための口内リセット用のおかず)としては非常に効果的で、他に代える事のない氏の個性が出ており結果的には充分満足できる内容でした。

言うまでもなく押井守氏や箸休めを貶める意図は一切ありません。

豪勢な料理をだれる事なく楽しむためには、むしろ箸休めは絶対にあるべきだとも思います。

結論として押井守氏脚本のルパン三世第4話は普通に楽しめたが、鬼才過ぎるので全編を氏が担当するのは個人的には勘弁願いたいと改めて感じたというだけの話です。


【朗報】マブラヴ オルタ05話で戦術機描写の一定クオリティは確認

2021年11月15日 07時26分02秒 | レビュー

前回のマブラヴオルタ04話感想であまりの作画崩壊ぶりにガッカリしていましたが、今回の05話の戦術機回では予想通りのクオリティで「ああ…やっぱり皆が期待している戦術機描写をメインにするために、他の所に予算が回らなかったんだな」と納得しました。

ただ武ちゃん発案の新OS『XM-3』が搭載された吹雪に委員長(榊千鶴)が初搭乗するシーンで、吹雪が異様なまでに高く飛び上がるシーンはちょっと大げさかなと思いました。


原作を思い返すに、普通に戦闘をこなしながら「遊びがなさ過ぎる!」って委員長が愚痴をこぼしている程度で、そもそも不慣れな物を操縦するのであれば、最初は余計慎重に操作すると思うんですよ?

車の運転をする人で代車やレンタカーを運転したことがある人なら分かってもらえるかと思うのですが、アクセルやブレーキの利き具合はもちろん、マニュアル車ならクラッチを繋ぐの一つとっても初めて乗る車ならいつもの車より慎重に操作するのが普通です。

仮にも実機での戦闘訓練&初OS&初操縦席なら(マブラヴの世界の戦術機は基本OSと操縦席がセットなので新型OSなら必然物理操作スイッチなども全交換となるので)慎重に操作しないわけがないと思うのです。

ですから委員長がXM-3搭載機であんなに派手にジャンプするのは、通常あり得ないと思うのです。
まぁ原作に比べてそれを細かに描写する尺はないでしょうから、今までのOSに比べてピーキー(挙動が神経質)だと演出するにはアレしかなかっただろうなというのも理解出来ます。

兎にも角にも日常シーンは期待出来なくても、戦術機が活躍する場面は並以上のクオリティには仕上がっていると確認出来たのは安心材料です。


【三部作】リングフィットアドベンチャーレビュー【完結編】

2021年09月10日 07時47分30秒 | レビュー

私の場合健康診断後、運動不足により64.0kgに増えた体重がリングフィットアドベンチャー(以下RFA)をやり続けたことで半年で2kg、1年で4kgのダイエットに成功しました。

その後もリバウンドさせずほぼ適正体重である60kgをキープしています。
長期目標は59.0kgまで落とすことですが「これはちょっと厳しいかな?」と思っていますが、RFA内で『長期目標は厳しめに』とアドバイスがあったのでそれに従う形です。

RFAは私が今まで実戦した、ステッパー、踏み台昇降運動、エアロバイク等に比べると『楽しくダイエットを続けられる』『比較的短期間で効果が出やすい』『バランス良く筋肉がつき基礎代謝量も増える』これらの点で頭一つ抜きん出ています。
ただ『楽しく』はあっても、決して『楽(らく)・手軽』ではありません。
一つの運動だけで筋肉部分がピキピキになったり、汗びっしょりになったり、負荷が適性でないと嘔吐感すら覚えます。
もちろん短期間で痩せようとすれば、それなりの覚悟が必要になります。

弱すぎる負荷で運動を続けても痩せることは出来ません。
アドバイスを無視して日々の食事を改めなければ、効果も出にくいでしょう。
またリバウンドさせないためには継続も必要です。
RFAから提示される諸々をしっかり実践できるのであれば、RFAは価格以上のダイエットツールとなってくれるはずです。

RFAに限らず、トレーニングで成果を得るには最終的にどれだけを実戦できるかに掛かってきます

まぁ自分を追い込んでもコレはどうにかなる気がしませんが

リズム感はもちろん、動体視力・反射神経・瞬発力とかが必要そうで、DDRとかがこなせる人でもないと…。
私なんかじゃ手に負えなさそうです。

余談ですが…健康的にダイエットを続けたいのであれば、必ず『水分補給用のお水』と『ヨガマット』は用意しましょう。


お水はゲーム内でも指示されていますが、ヨガマットは体幹・腹筋運動関係のやりやすさはもちろん、体への負担が段違いです。
私のように健康な体を作ることが目的のダイエットであるなら、なおのこと腰を痛めないようヨガマットの上でRFAをプレイすべきでしょう。


【オチ有り】リングフィットアドベンチャー(RFA)は結局どういうゲームなのか?【レビュー】

2021年08月28日 17時15分29秒 | レビュー

『リングフィットアドベンチャー』(以下RFA)はアドベンチャーと名前が付いていますけれど、ゲームのジャンルはADVではなくアクションRPGです。

ステージ(ダンジョン)に入って、仕掛けを突破して、雑魚を倒してレベルを上げて、装備を買い換えて中ボスを倒すことで徐々に先へと進む典型的なRPGとなっています。
ただ普通のRPGがゲームの中のキャラクターだけが成長するのに対し、RFAは現実世界のプレイヤーも実際に成長する点が大きく異なります。

まぁアクションRPGであれば、キャラクターの操作テクニックぐらいは上達するでしょう。
ですがRFAはきちんと継続してプレイすることプレイヤーの『筋力』『体幹』『体力』などが実際に強化され、それにより敵を倒したり仕掛けを突破するのが楽になるというのがこのゲームの肝であり妙にもなっています。

私はゲーム下手でアクション系はマイクラですら無理なほどで、時間を掛けさえすれば成長を疑似体験できるという理由でRPGを主にやっています。
ですがRFAは実際に現実世界の自分の成長が実感できる訳です。

最初のうちはワイドスクワットとかマウンテンクライマーとかで「ひぃひぃ」言っていた私ですが、負荷MAXの30でも余裕を持ってこなせるようになった時には、もう誰かに自慢したくてたまりませんでした。(友達居ないのでここで自慢します)

私がRPG好きマップやアイテムのコンプリート欲が強かったことも、RFAを続けられている理由の一つだとは思います。
ですが「疲れた死ぬ」「もう無理」「気持ち悪い…吐きそう」と辛い思いをしながらも、現在も続けられているのはRFAがゲームとして良くできているからです。
ぶっちゃけ、ゼノブレイド2やゼルダの伝説BOWより長時間プレイしてますよ。
ゲーム内だけの疑似的な成長体験ではなく、実際に成長を体験出来ればそっちの方が嬉しいに決まっているじゃないですか!

成長の喜びやコンプリート欲求が継続のモチベーションに繋がるかどうかは人によると思いますが、私の場合はそれが見事にハマった訳です。
リバウンドせず長期目標である体重59.0kgを目指すためにも、エクストラフィットネスステージ(裏面)を全てクリアした後も、RFAをまた最初からプレイし直そうと思っているくらいです。

やり始めの切っ掛けが、たとえ可愛らしいVtuberさんらがプレイしてセンシティブな声を上げている動画だったりしても、結果良ければ全て良しなのです。