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2012年、東京から秋田=夫の出身地に移住した主婦の日記。

電力会社は、原発をやりたくてやっていたのか?

2011-04-02 15:15:15 | ニュース
原発事故について、いろいろなニュース解説&言説がありますが、非常に納得した話。

今週発売の週刊文春4月7日号
にあった、「阿川佐和子のこの人に会いたい」の養老孟司さんのお話を聞いて(読んで)、「なーるーほーどー」と思ってしまいました。


曰く・・・

東京電力は好きで原発をやっていたのかというと、そうは思えない・・・というような話でした。つまり、原発を安全に運営しようと思ったら莫大なコストがかかる。民間企業が、そんなコストをかけて、リスクを負ってまで原発を推進しようというのは無理がある。原発推進は国策だからやっていただけで、東電は、本当はやりたくてやっていたわけではないのではないか。

で、やりたくないのにやらされているとすると、仕事というのは腐る。それが問題。

国としては、石油の供給が止められて大戦に突入したというトラウマがあるから、脱石油にこだわった。それで原発の推進をせざるをえなかったのだろう。


というお話でした(文春がいま手許に無いのであやふやですが、大体は合っている思います)。


なるほどなーと思います。
東電の方々が、いや、社会の間でも、もし「原発ブラボー!」「原発ダイスキ!」っていう気持ちがあれば、もっと原発を大事に(?)したでしょう。マメに点検してマメにメンテナンスして、もっと新しい設備にしようとか、予備電源ももっときちんとしようとか、あれこれあれこれ、お金も人手も、もっとかけていたでしょう。

が、実際は逆。

国策で進めていたのに運営は民間企業に任されて・・・今回、東電や大手マスコミの問題点などが噴出しているようですが、根っこのところに「好きでやってるわけじゃない」という気持ちがあったとしたら、それもむべなるかな・・・っていう感じがしたのでした。


あと、養老さんの「日本人は世界の60分の1の人数なんだから、何でも60分の1でいいはず」という提言も「なるほどー」と深く頷いてしまいました。何だって地球全体の60分の1の量(サイズ)でやっていくべき。・・・ですよねー?!

 *
 

思ったのですが、国民が「原発やめようよ」と声を上げれば、国の政策も変化してきますし、それが結局は電力会社の負担も軽くできて、皆がハッピーになるのでは? 



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