TRK_Private

2012年、東京から秋田=夫の出身地に移住した主婦の日記。

『Dr.コトー診療所』第9~最終話

2010-02-23 17:35:45 | 観る聴く
うちのテレビはかなり古いものでして、いつ買ったのかも定かではなく、長男=現在大学生=が生まれる前からあったと思います。大きくて重いので、地震などの時が心配になり「壊れたらもっと軽いのに買い換えよう」と念じ続けていますが、全く壊れる気配がありません。頑丈すぎる。猫は嬉しいようですけどねえ・・・

 *

さて、ちょっとずつ見続けてきた『Dr.コトー診療所』ですが、ようやく最終話まで見終りました。(まだ続きのシリーズがあるようですが、うちで見終わったのは最初のシリーズです)

でも、あれですねー・・
お医者さんが主人公なのですから当たり前なのですが、毎回毎回、必ず病人や怪我人が出てしまいます。見ているほうも精神的にかなり疲労してしまいまして、終盤は特に話がシビアで辛うございました

妹を亡くした記者の人が、コトー先生を恨んでいるわけですね。
でも、記者の人も気の毒だよなー、責められないよなーと思ってしまいました。年の離れた高校生の妹が目の前で死んでしまった、それも、病院の中で処置を受けられないまま。コトー先生のせいとは言い切れないのですが(夜勤で一緒に組んでいた新米の医師が使えない人だったという設定)、身内にしてみたら、そんなことは関係なく誰かを恨まずにいられないのだという状況なわけです。

なのに、時任三郎と大塚寧々が二人して「いつまでも恨んでいるのはよくないぞ」みたいなことを(言い方は優しいのだけれども)、言うのです。そりゃないですよ、可哀想ですよ。

そもそも、人の感情(内面)にまで他人がつべこべ口出しをするのはどうなのかしら?!という怒りまで覚えたりします。

そんなこんなで、終盤は重い気持ちで見ていたドラマでありました。


 *

そういえば、漁協の人たちがコトー先生にいきなり「島から出て行ってくれ」と言ったり、
そしたらコトー先生が置手紙ひとつで黙って出ていっちゃったり、

何でしょうか、子どもですか、あなた方は?!

っていうお行儀の悪さなんですが(^^;;


でもまあ、面白かったかなあ? 

おばちゃんが見ていると、礼儀には厳しくなってしまうという話ですね。




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長男も「伊坂幸太郎を読んでる」

2010-02-23 14:53:02 | 子・学校
昨日は娘と一緒に、長男を羽田まで迎えに行きました。まあ、毎度毎度迎えに行く必要は無いのですが、娘が早く会いたいと騒ぎますのよ。この写真は京急の車内です。
久しぶりに会う長男に、最近おもしろいテレビとか本とか何かあった?などと訊いていたら、

「伊坂幸太郎、読んでる」

とのこと。本屋に行ったらフィーチャーしていたから、何冊か買って読んだとのことです。こちらはこちらで次男がハマっているのですが、2月11日の記事/読みふける子どもら 互いにそんな話はしていないそうで、偶然です。映画が公開されたので、その影響を別々の場所で受けたというわけですね。

長男が「『アヒルと鴨のコインロッカー』が面白かった」と言うので、「こっちではDVDを見たよ、すごく面白かったよー」と話しました。2月10日の記事/アヒルと鴨のコインロッカー

すると、長男は

「でもさー、あれって小説だと面白いけど、映像だとどうなの? 想像がつかない」

と言うのです。面白いです。映像で見た私たちのほうは「これって、すごく映画向きの話だよね、文章で説明されても、面白くないような気がする」なんて話していたので^^;;


 *

さて、写真では娘が親指を立てていますが、何をやっているのかと申しますと、長男と私の会話に入りたくて、映画「ゴールデンスランバー」の内容を一生懸命に説明しているわけです。「青柳はさー、こうやって押すんだよ」だそうです。娘は調子に乗って内容をべらべらと話し始めてしまい、私が途中でやめさせました。長男が(車内の他のお客さんもですが) これから読んだり観たりするかもしれないのですよ。

それにしても、映画館にいたときの娘は「青柳が可哀想」などと言ってべそべそ泣いてばかりいたのですが、意外にも内容をしっかり把握していたので驚きました。


  *

その日の夜、夫も「アヒルと鴨、俺も読んだ気がする」と言い出しました。ところが内容はうろ覚えです。「何だっけ?ブータン人の話だっけ?」「そうそう」「鳥葬の?」「そうそう」「・・・ダメだ、他に思い出せない」 

うろ覚えというより、ほとんど覚えていないようでした。
夫は酒を飲みながら読むので、その時は「面白い!」と思っても、酔いが醒めるとすっかり忘れてしまうようなのです。何か心配だなー



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