アヒルと鴨のコインロッカー [DVD]アミューズソフトエンタテインメントこのアイテムの詳細を見る |
先日『ゴールデンスランバー』(中村義洋監督/伊坂幸太郎原作)を見て次男とともに(・・・ちなみに娘は「ゴールデンスランバーは怖かった」と言い、あまり楽しめなかったそうです;生意気なようでまだ子どもだす) 気分が盛り上がりまして、せっかくだからと『アヒルと鴨のコインロッカー』(同監督・同原作)のDVDを家で見ました。
やはり面白かった!
この監督の作品は雰囲気が明るいのがいいです。室内のシーンでも、テレビCM並みに(?)明るくキレイな光の中で撮られているのが好きです。じめじめ湿った感じが無いのがいい感じ^^
悲しいシーン怖いシーンでも、絵的には明るく美しく描かれていて、そっちのほうがリアルに感じたりもします。
笑えるシーンも、大げさでなく淡々としていて、それでいて、くり返し思い出し笑いをしてしまうくらいに面白いのです。
「ええっ、車、持ってないの?」
っていうシーンの椎名くん(濱田岳)の顔などは、何度見ても面白い
ゴールデンスランバーの「キルオ」役もよかったけど、こっちの普通の男の子役もすごくいいです。
話ももちろん面白くて、伏線がうまくつながっていくのが本当にうまーい!
(私の敬愛する書評家「トヨサキ社長」こと豊崎由美さんが、ずっと前から伊坂幸太郎のことを面白いって言っていらして、しかし、なかなか読めずにいたのが悔やまれます、もっと早く読んでみたかった~)
後半はもう、まるで別の映画に切り替わってしまうのですが、それもまた「すげえー」という感じでした。
映画の解説では「映像化不可能と言われた小説」なんてあったのですが、映画を見た後では、次男などは「この映画が文章で書かれているのが想像できない」と言うほどでした。映画として面白いんです。原作も読んでみたいけれど、映画も「もう一回見てみたい」というくらいに。
ちなみに、娘はやはり途中で「怖い!」と泣き出しました。いや、怖い映画じゃないと思うんですけどねえ。
瑛太さん、今まで印象が薄い感じの人に見えていたのですが(=例えば「のだめ」の峰くんって、マンガのほうではすごく面白いのに、ドラマではすごく地味になっているので、つまんなくて1回目だけしか見ませんでした)、この映画ではキョーレツでした。面白い役です。
最初の登場からして「キモイ!!」んです。何この人、怖いよ、キモイよー・・・
と思っていたら、どんどん、「そうだったのかっ!」って。
そして!
大好きな大塚寧々さーん
大塚寧々が出ていることを知らずに見ていたので、登場したときには大喜びしてしまいました
ただ、家のテレビで見ていると、やはり少々気が散ってしまいまして、次男も
「やっぱり、映画館で見たいよねー」
と言っていました。そうなのよねー
また何か見に行きたいなー・・・
と思いつつ
映画を見始めると、読書の時間が減ってしまって、読みかけの本がちっとも進まないのが難点です
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で、全般的にくだらねぇぇドラマが多い中、時々「おっっ?」っていう役者に出会うのだけど、濱田岳って人がまさにそれだー。初めて認識したのは織田裕二主演の「太陽と海の教室」。ドラマは散々だったけど濱田岳が一人でよかった。
で、今見てる「コードブルー」にもこないだゲストで出て、やっぱり光ってた。あの人、好きだー。
そうか、アヒルと鴨、いいのかやっぱりー!!
アヒルと鴨、うち(次男と私だけだけど)では「ゴールデンスランバーのほうが派手だけど、また見たい映画は、こっちのほうだね」と話しています。ストーリー以外の何かがいろいろ面白い映画でした^^
映画やドラマって、昔は細かいところが気になって付いていけないことが多かったのですが(小学生のうちの娘のように)、最近は気にならなくなって、楽しめるようになりました。