つい先日、たまたまコンビニで見つけて買って読んでみました。
「大地震は必ず起きる、地震が起きれば原発には必ずトラブルが起きる、とんでもないことになる」
ということが書かれているんですが、これ、驚いたことに
2007年の発刊なのであります。
新潟地震で柏崎刈羽原発がどんな状況に陥ったのか、写真付きで説明されているのですが、今更ながら「よくこれで停止したものだ」というような惨状なのです。
で、更に驚くことに、冒頭に載っている石橋克彦氏(神戸大学都市安全研究センター教授)の「巨大地震が原発を襲う」という論文は、
2000年に発表されたものの再録なのです。
この本、今回の事故を受けて作られたわけじゃなくて、2007年の段階で「このままじゃ大変なことになる」と警告していたのです。
なのに!
なのに!
・・・今回の福島の事故は、想定外どころか、「予定通りに起きた」ことでしかありませんでした!!
経産省も電力会社も、今までいったい何を考えてきたんでしょうか。
だって、原発が事故ったら、自分や自分の身内の命だってどうなるかわからないんですよ?
改善のための権力だって金だって、いくらでも持っているのに、なぜ対処できなかったんでしょうか? マジでワケがわかりません!
それから、この本の中に「全国166ヶ所 核燃料物質使用事業所一覧 独占公開!」という記事もあるのですが(核燃料の盗難等、犯罪防止のため公開されていない情報だそうです;そりゃそうか)、基本的には、もう、もう、もう、、発狂しそうになりますよ。原発54基だけじゃなく、加工工場もあれば、何のためにどのような事業を行っているのかが不明なところあれば・・・。関東圏の地図内だけでも、ごちゃっと多数・・・(゜Д゜)
*
なんとなーく、日常生活が戻ってきたような雰囲気になってきましたが・・・プロ野球も始まったし・・・福島の原発はまだちっとも収まっていないし、強い余震の可能性もあるのに、浜岡原発を停めたり点検したりという話は出てこないし、
・・・明日の朝も子供たちに「おはよう」を言えるのだろうか?
と考えてしまったりします。
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