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TRK_Private

2012年、東京から秋田=夫の出身地に移住した主婦の日記。

わからないのにサッカーW杯を見る気になったのは

2010-06-20 10:43:49 | 
昨日の昼間のことですが、店のご近所さん(=男性)とちょっと顔を合わせたときに、「いよいよオランダ戦ですねー」と声をかけられました。まあ、時候の挨拶的な感じ?
私もW杯の話題くらいは知っていましたが、サッカーはよく知らないので、はぁ、と気の抜けた返事をしてしまいました。そうしたら、その人が

「サッカー、見ないんですか、でも今日は見たほうがいいですよ、興味が無くても見なきゃダメですよ、見てください!」

と熱っぽくおっしゃるわけです。そして、なんと、

「今日は勝てません! でも見ないといかんですよ。絶対に勝てない! だから、見なきゃいかんですよ!」

と。「絶対に勝てない」、だから見ろっていうのです。

へー。私には、それがすごく面白く聞こえたのです。勝つかどうかじゃなくて、とにかく見ろと。何でも、オランダのチームは優勝候補になるくらい強いのだそうですよ。


というわけで。昨晩はテレビのチャンネルをサッカーに合わせました。どっちにしろ夫は見ようとしていたようですが。

残念ながら途中で眠気に負けてしまって布団に入ってしまったのですが、善戦したようで何よりです。もうちょっとサッカーの知識があれば楽しめたのでしょうが・・・やっぱ、何だってものを知っている人のほうが人生を楽しめますね!



ところで。
「ブブゼラ」が有名になっていますが、あの音はテレビで聴いていると強烈な眠気を誘いますね! あれみたいです、赤ん坊にテレビの砂嵐の音を聞かせると寝つきがよくなる、みたいな感じです。録音しておいて、枕元で音量小さめで流しておくと早く眠れる気がしました。



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カイロプラクティックを初めて経験

2010-06-18 15:28:42 | 
右肘を痛めてから2ヶ月くらいになりまして、整形外科には通っているのですが、なかなか治りません。強い痛みではないのですが、右腕全体の違和感や重さがとれないのです。
そして、普段は肘をかばっているせいか、肩の痛みのほうが強くなってきてしまいました。


というわけで周囲の人に勧められ、初めて「カイロプラクティック」の治療を受けに行ってみました。半信半疑だったのですが、意外にも「効いた」のでした。


どんな感じだったかと言いますと、かなり不思議な感じでした。

・私が今の痛みを簡単に説明

・先生の指示で、右手の親指と小指で輪をつくって力を入れるように言われました。先生がその指を離そうとします。左手も同様にやります。すると、なぜか、痛い右手のほうは力が入るのに、左手のほうは力が入らずに、親指と小指が引き離されてしまいました。

・先生の指示で、私が椅子に座り、膝を曲げたまま足を上げるように言われました。先生が膝を上から押します。すると、右足は下へ押されないように力を入れることはできるのですが、左足は全く力が入らず、ちょっと押されただけですっと下がってしまいました。

・先生の診断は「悪いのは右ではなくて、左側」とのこと。


で、斜めのベッド(?)みたいなところに寝るというか立つというか、その態勢で、首を軽く回されたり、手を上げたり足を上げたり、ちょこちょこっと治療(?)をされたら、肩の痛みや、右腕全体の「重い感じ」が無くなってしまいました。あっという間のことでした。

痛いとかツライとか、そういうことは全くありませんでした。


あれぇ??




カイロプラクティックというもの、実はよくわかっておりませんで、今でも「何かアヤシイ・・・」という気持ちはあります^^;;

が、

「右手右足は力が入るのに、左手左足にまるで力が入らなかった」

という自分の体に驚き、ほんの数分の治療の後は、その左半身にも力が入るようになったということにまた驚き。。。

一番最初に痛めた「肘」の痛みは今でもあるのですが、そこから広がっていった別の部分、・・・例えば二の腕とか肩とか・・・の痛みはほとんど無くなってしまいました。
うーん、信じないわけにはいくまいなーという気持ちです。


先生には「もう痛みは無くなるはずだけど、一週間様子を見て、まだ痛いところがあったら、もう一度だけ来て」と言われました。これでおしまいです。

あっさりしたものでした。


保険が効かないので、整形外科よりは費用がかかるのですが、軽い痛みなら1~2回ですんでしまうので、トータルでは安いかもしれません。



気になる点もいくつかありましたが、それはまた。(つづく)



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弁護士事務所についての雑談

2010-06-12 11:07:07 | 
夫が仕事で、ある弁護士事務所へ行ったらしいのですが、
「○○分で○千円だからさー、つい早口になるよねー」
などと言っておりました。

んで、弁護士事務所についての雑談を少し。


私「へー、それは高いねえ! 私が前に(会社員時代に)行った事務所は○○分で○千円だったはずだよ、それでも高いなーって思って、話してて焦った」

夫「でも、それでも普通くらいなんだって」

私「へー!」

夫「事務所が○○(←有名なオフィス街の名前)の○○ビル(←有名なビルの名前)に入ってんだよね、だからその分が値段に出てるのかなー。中も豪勢だし。」(※)

私「へー! あ、私が行ったところは○○(←ちょっと有名なオフィス街)だった。中は豪勢だったよー。そういえば、最初、お茶の代わりに冷えたぺリエが出たんだよね。氷の入ったグラスとおしぼりも一緒に」

夫「へー! こっちなんかさ、大きい冷蔵庫にいっぱい飲み物が入ってて、お好きなのをどうぞって」

私「へー!」



・・・と、互いに「へー!」と言い合った庶民な我が家でありました。

私が前に行った弁護士事務所は、受付前のスペースも廊下も広くて、天井が高くて絨毯はキレイでふかふかで、相談スペースに入るドアが大きくて、中のテーブルもどどーんと大きくて・・・という感じだったので「はー、豪勢ねー」と思った記憶があります。

考えてみれば、ペリエだって何だって自分で買えないこともなかったのに、一緒に行った同僚と帰り道に
「すごいねー、ペリエ出たねー」
と言い合ったのでした。


ちなみに、夫の仕事も私のかつての仕事も、弁護士さんのところに行くのはごく普通の業務の一環でして、変なトラブルを出したとか、そういうことではありません。念のため^^;;



※弁護士さんの相談料については、勝手な想像で言っております。すみません。




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やけに気分が落ち込むと思ったら

2010-06-01 14:19:58 | 
今日は空がからっと晴れて良い天気です。
今朝もコーヒーを飲みつつゆっくり読書をして、それから良い気分で店を開けたのですが。

今日の一人目のお客様は、仲良しの方でした。頼まれていた「直し」も気に入っていただき、いつものようにおしゃべりが盛り上がって、その後にお買い上げもいただいたのです。

んが。そのお客様がお帰りになった後で、急にどよーんと気分が落ち込み・・・
自分でもワケがわかりません。

今のところ、気に病むようなことは特にありません。おっかしいなーと思いつつ、ウツウツとしておりました。外は晴れているのに。他のお客さんと話をしていても気分が上向かず・・・こんなに良い天気なのに・・・おかしい・・・


そしたら、だんだんと胃がむかむかしてきて、頭も痛く、顔がほてってきました。


 

 あ。


 悪いのは「気分」じゃなくて、「体」のほうだ。







実は2日ほど前から娘が風邪気味だったのです。もうすっかり良くなったのですが、たぶん、その風邪が私にうつったのだと思います。


・・・ということに気付いたら、落ち込んだ気分は治りました。
ってか、最初から「気分の落ち込み」じゃなくて、「体調が悪かった」のだと思います。
ああ、ビックリ。
ここんとこ、風邪なんか引かなかったからなー。



ってことで、今日は早や終いして帰ることにします。
お客さんに風邪がうつっていませんように・・・申し訳ない気分です。




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それでも、今回の都の「青少年健全育成条例改正」には反対です

2010-03-24 13:57:13 | 
書き始めると長くなってしまう「青少年健全育成条例」のことですが、今日はこれでおしまいのつもりです。

実際、子どもの目に触れるような場所で、安易に多くのエロ雑誌が売られていました。まあ、とんでもない。

んが。

やっぱり、私には

「価値の判断って、公権力が介入して決めていいの?」

と思ってしまうのです。

だって人によって感覚が違うのですよ?
時代によっても変化するんですよ?

極端な例を挙げますが。

例えば高校野球。
「未成年者の部活動を地上波で積極的に報道するのに、プロ選手の試合の中継が少ないのは、人間は未熟なほうが良いという間違った価値観を植えつけるものだ。高校野球を、子どもが容易に視聴できるような時間帯に放映するのは禁止したほうがよい。法で規制しろ」

例えばフィギュアスケート。
「未成年者が肉体のラインを強調するような衣裳で公の場で活動するのは問題だ。未成年者が滑る場合には、ジャージ等の厚手で身体のラインが目立たない衣裳に限定すべきだ。真央ちゃんをイヤらしい目から守るのが大人としての責務だ。法で規制しろ」

こういうの、もし言い出す人がいたら、私は賛成するかもしれません。未成年の子どもたちが大人から「愛玩」の目で見られている状況は、児童福祉に反すると思います!・・・とかね。


私は、一般市民が自分たちでやるならば、鉄腕アトムを槍玉に挙げたとしてもいいと思います。もちろん『源氏物語』を「悪書」だと槍玉に挙げたっていいと思うのです。それこそ、言論の自由はあってしかるべきだと思うので。

(都小Pのように、勝手に保護者代表のふりをするのはアンフェアだと思いますが → ご参照ください )

だけど、こんなふうに、政治で規制してもらわなきゃ!っていう行動は、私はやっぱり乱暴だと思うのです。


自分の子どもの行動を、親が規制するのは当然です。
「有害図書を売っている場所に行くな。買うな」
と制限をするのは、親の権限でできることです。

それでも子どもが、親の目を盗んで買ったりしたら?
それは子どもにとって自立の一歩なわけで、そこで親子でもめたらいいんです。それに、子どもはいつまでも親の管理下にいるわけじゃありません。一生、規制し続けることなんか無理なんですから、割り切ることの覚悟だって必要でしょう。

まあ、親が言わなくても有害図書を読まない子は読まないでしょうし、言ったところで読みたい子は読むのでしょう。でもって、読んだところで、犯罪に走らず健全に育つ子が大半なんでしょうが。

有害図書が存在することで、悪影響を受ける子が世の中にどれだけ存在するのかは不明ですが、
「市場に規制をかけてしまえばいいんだ、それは政治がやることだ」
という考え方、私はやはり好きになれません。

 *


「悪書」の売り上げで人気の薄そうな「良書」が出版できる、っていうような持ちつ持たれつの関係だってあるはずなんです。「悪い本は売れないように排除しろ」っていう理屈が、出版というビジネス自体を脅かしてしまう可能性はないのでしょうか。
個人的には、ここが一番の不安なところです。


今日はこれで終りです。

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過激なエロ雑誌ってどこで売ってるの?

2010-03-24 13:51:42 | 
前の記事、「表現の自由 vs 公共の福祉」の続きです。

まだまだ続く「東京都青少年健全育成条例」について思うことですよ。
念のために言っておきますと、私は規制強化には反対です。

私だってもちろん、表現の自由が何より優先されるべきだとは思いません。前にも書きましたが、人に苦痛を与えたり傷つけたりするような「自由」が認められるべきだとは言いません。

で、今、問題となっている非実在青少年のことですが、
「被害者がいないのに」
という疑問に対しては、

例えば
「性犯罪を誘発する恐れがあるから規制するのだ」
という反論が成り立ちます。表現の自由より公共の福祉、児童福祉が優先されるのですから。

 *

昨日、あるビルの書籍売り場に行ってみました。
そこそこの広さがあって、全体的に若い人向けの漫画や雑誌、売れ筋の書籍が多いところです。ときどき行くところなのですが、ふと
「そういえば、変なエロ雑誌って見かけないなー」
と気付きました。

私は書店に行くと隅々まで見ないと気がすまないほうで、どんなに小さい書店でもしつこく回ります。けれど、今まであまり見かけたことがありませんでした。敢えて置かない書店が多いのかな?・・・とも思ったのですが、

昨日は意識的にゆっくり、「その手の雑誌」がどこかに隠されていないかと上下左右をきょろきょろしながら探したのです。

そうしたら!

ちゃんと普通に、雑誌コーナーの一角にあったのです。フロアの真ん中辺りで、けっして隅っこではありませんでした。ビニールは頑丈にかけてありますし、確かに表紙が過激なので「子どもが間違って買ってしまう」ようなことはなさそうですが。
なるほど、これでは「問題だ」と言いたくなる人の気持ちもわかります。

では、私はなぜ気付かなかったのでしょうか?
たぶん、女の私には全く興味が無い分野なので、目に入っても単純にスルーしてしまったのだと思います。中年になって鈍感になっているということも手伝って。

なるほどなあ。

と、ちょっとわかった気がします。

私のように鈍感な人間には、その手の雑誌について「そんなに騒ぐものかなあ・・・」としか思えないのですが、もうちょっとナイーブな方々には、とんでもないもの=「犯罪を誘発する凶器」みたいな勢いに見えるのではないかと。

私には「販売数だって大したことないんでしょうに」としか思えなくても、繊細な方には「多くの数がそこかしこで安易に売られている」ように思えても不思議ではありません。


(つづく)


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表現の自由 VS 公共の福祉

2010-03-24 13:45:29 | 
まだまだしつこく「東京都青少年健全育成条例」のことですっち。
念のために言っておきますと、私は規制強化には反対です。

まず最初に、訂正とお詫びです。
先のいくつかの記事で「検閲」という言葉を書きなぐりましたが。
私がいつも拝見している「まるおさん」のブログで→こちら
(いつも、なるほどなるほどーと深く頷いているんです;オススメでございます)

「指定図書制度」は「検閲」ではないとの最高裁判決が出ているようです」とのご指摘をいただきました。
まさにおっしゃる通りでございますので、

今まで書いた「検閲」の言葉のそれぞれに、

(と私は呼んでいる)

と付け加えます。

これは私が卑怯でございました。「検閲」という言葉を、そのネガティブイメージを利用して「恣意的に運用」いたしました。

お詫びして訂正を申し上げます。

さて。補足しておきます。
有害図書の指定制度というのは、多くの都道府県や一部自治体でそういう条例があるようでして、それについて企業側が「違憲ではないか」という訴えを起こしている例があります。
有害図書とは=ご参考→ wiki「有害図書」


(「有害図書規制の進展」の項には、
「1955年、この頃をピークとして「悪書追放運動」が起こった。「日本子どもを守る会」「母の会連合会」「PTA」による「悪書追放運動」。同運動は、手塚治虫の『鉄腕アトム』を含む漫画を校庭に集めて「焚書」にするといった・・・」
という例が書かれております。ほぉ。面白い事例ですね)

裁判の事例で有名なところでいうと、
・ゲームソフトで、女子生徒が服を脱ぐという「新世紀エヴァンゲリオン」というものがあって、それが宮崎県の条例で「有害図書」に指定された → ソフト会社のガイナックスは「違憲だ」として提訴するも、最高裁で敗訴

・有害図書を自販機に収納することを禁止した岐阜県の条例に対し、自販機会社が違憲だと訴えるも、最高裁で敗訴

ということなどがあります。

 *

こうした判決理由などを見ると、結局は
「表現の自由」より「公共の福祉」が優先されるということなのです。
ですから、今、都が条例で規制しようとしていることは、
「これは検閲ではありません、違憲ではありません、公共の福祉のために行うのです」というものなのですから、

いくら反対の機運が高まっても、私は「成立する可能性が高い」と思っています。たぶん、今、反対の人たちも「規制が限定的なのであれば」「判断基準が明確になっているのであれば」と、渋々納得するのではないかとも思います。

個人的には、非常に残念ですけども・・・

しかし、
ここで声を上げておくことで、

「公権力が内容の検閲(と私は呼んでいる)をすることの是非」

を、たくさんの人が考えるきっかけになったらいいのではないかしら・と前向きに考えております。ごまめの歯軋りだっていいじゃんか


(つづく)


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「子どものことを考えると有害図書を放置できない」とお嘆きのアナタへ

2010-03-23 13:24:19 | 
まだまだしつこく「青少年健全育成条例」のことですよ。

公権力に検閲させる「以外のこと」を考えてみてはいかがでしょうか。

行政に指導させるのではなく、「一般市民として」、

例えば、
・出版業界に対して、
(1)「18禁シール」などの対応を厳格にするよう求める(もうやっている?)
(2)子どもの小遣いでは容易に買えないように販売価格の大幅値上げを求める

・コンビニエンスストアやスーパーや町の書店に対して、
(1)成人向け雑誌を販売しないよう求める
(2)成人向け雑誌の販売場所を明確に区分をするよう求める
(3)逆に、コンビニエンスストアには、子ども向けの商品(おまけつきの駄菓子など)を極力拝し、子どもが入りやすい店舗ではなくするよう協力を求める

つまり、
子どもが入りやすい店舗ならば成人向け雑誌を置かないか、明確に区分するよう求め、
成人向け雑誌を扱うのであれば、子ども向け商品をおかず(もしくは、大人しか手の届かない場所に置くなどして)、子どもに容易に入店させないような工夫を求める


・そして、学校や家庭で。
子どもには「子どもだけで商業施設に行くな」と教育する。
買い物は大人が一緒の時に。子どもだけで買い物をするのは、事前に許可を得たときのみというルールを明確にする。



で。
私の個人的な話と絡めて、「子どもだけで商業施設に行くな(禁止じゃ!)」という話をします。

うちの場合、「子どもだけでコンビニやスーパーや本屋に行くな」と躾けておりました。
「子どもがふらふらしていたら、店にも他のお客さんにも迷惑」
というのと、また
「子どもの万引きが社会問題になっているのだから、あらぬ疑いをかけられるようなことになってはいけない、行かなければ疑われることもない」
とも言い聞かせておりました。

これ、ごく普通のしつけだと思っているのです。

なので、うちの場合は「子どもの目につくようなところに不届きな雑誌がある」
という大人の心配は、「そうかなー??」としか思えないのです。
そんな雑誌が置いてあるような場所、子どもだけで行かせなきゃいいのでは? と思ったのでした。コンビニって大人にとってコンビニエンスなのであって、「子どもにとってもコンビニエンスな場所」だなんて思わない、思わせないことが必要だと思います。

必要な買い物があれば大人と一緒に行けばよいのです。子どもだけで商業施設をふらふらしないよう、家庭や学校で躾ける必要はあると思います。

私としては、保護者たちがコンビニやスーパーに

「子どもの入店を安易に誘うような商品や仕組みは排してほしい」

と要望するのはアリだと思っています。もしスーパーやコンビニが断るようであれば「だったら成人向け雑誌は置くな」と要望したっていいのでしょうし。

ついでに言いますと、

現代では買い物をするときに

「無言で入店して、自分で勝手に商品を選び、無言で会計を済ませる」

というのがごく普通のことになってしまっていますが、それを子どものうちからやらせていると、社会性は育ちにくいと思うのです。っていうか、社会性のない大人になる危険があります。そういうの、ダメですよね。

コンビニやスーパーは、既に大人となった人間の場所です。

子どもがふらふらしてよい場所ではありません(きっぱり)


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出版の自由を守るってすごく大変なことなんだ

2010-03-23 13:15:09 | 
ずいぶんと前のことですが。戦史研究家という方の講演をたまたま聴きにいったことがあります。お名前を失念してしまったのが残念なのですが・・・

その方は、戦時中のメディアがいかに「戦争万歳」になっていったかを語っていまして、そのときの話で印象に残ったのが、

・大きく成長した新聞社や出版社は、みんな戦争万歳報道をしたところばかりだ。
・戦後、戦時下のジャーナリズムについて話をまとめて出版しようとしても、大手出版社は絶対に発刊してくれない。
・小さい出版社が出版をしてくれたが、そもそも取次ぎが扱ってくれない。
・また、あるときは取次ぎが「扱う」と言いながら、そのまま倉庫に寝かせておいて、しばらくするとそっくり返本してきた
・戦争が終わっても、民主主義国家になったと言っても、公権力の仕組みは変わらないし、企業はそれに迎合して大きくなりたがる。逆らえば仕事ができなくなることだってある。

というようなことでした。

 *

こういう話と、今回の「青少年健全育成条例」とは関係が無いと考えるか、つながっていると考えるか、人それぞれだと思いますが。

私は併せて考えてしまうタチなんです。

出版の自由を守るって、すごくすごく大変なんだと思うのですよ。

「書くのは(描くのは)自由です。扱いに注意だけすればいいんです」
っていう一言が、どれだけ重いことか。

自分が著者だとして。出版の担当者だとして。取次ぎの責任者だとして。途中で検閲されるのだとしたら、どうしたって「検閲を無事に通りそうな」ものを描いたり扱ったりせざるを得ないと思うのです。

出版の自由、表現の自由、言論の自由っていうのは、

「公権力は絶対に検閲はしない」

という保障がなければ成立しないと思います。

おまけに、「出版ができなきゃネットだ」ってことでネット上で個人が発表したって、それを検閲されるとしたら?
そんな社会、大丈夫ですか? 絶対に大丈夫じゃないですよ。。

それで。。
大人が眉をひそめるような雑誌が、どれくらいのマーケット規模なのかは不明ですが、もし、そういうのを隅っこに追いやりたければ、

「それ以外の出版物を増やして、相対的に規模を縮小させる」

という手だってあるんだと思います。

出版業界に幸アレ。


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