PowerGun ブログ別館

日記、小説と書評、音楽、その他管理人の趣味によって成り立つブログ。

真意

2005-11-04 18:55:20 | 小説、創作文芸関連
 正直もうこれ以上、このトピックに触れないようにするのはやめよう、という風に思っていました。
 というのも本質的に、「通じない人には通じない話題なんだ」という事がよくわかったからです。もう、これ以上この話題については、言っても無駄なんだ、と。

 先月の26日~30日まで触れた話題ですが、これは実は、全て同じ事を、別々の例から言っているだけに過ぎません。つまり、一つの例について共感したり、また、賛同したりするならば、他の意見も全て、賛同しなければならない意見なのです。

 ここで批判したのは、『意識の無さ』です。
 自分が創作し、それを世に送り出すということについて、あまりに簡単に考えすぎている、という事が見て取れる例を挙げて、一つひとつ批判したに過ぎないのです。
 コメント欄でのレスとして、『小説は人を傷つけるもの』と書いたのも、本質的にはその一つです。どのような作品を書いたところで、その作品で「傷ついた」と言う人が出てくるのは、結局避けられない(自分の予期しないところで「傷ついた」という人は必ず出てくる)事です。もっと深いところで言いますと「そもそもそんなところに捕らわれているのはおかしい」という事まで含んでいます。

 一度公開した作品を(意見に応じて)改変したり。
 本来自分の主義、思想、思考、経験、想像力に委ねなければならない事を、他人に訊いて安直に答えを導き出そうとしたり。
「一つ上」ですらなく、ただ単純に馴れ合い的に活動したり。

 これらは全て「意識の無さ」から来るものだと考えています。

 これが同人誌やごく狭い(オフラインの)サークルなどの活動であるならば、まだ文句は言われないでしょう。同好の士で集って、個人的な活動をしているだけですから。
『無自覚な荒らし』という言葉を使ったのは、サイトの話などでは一切無く、これらが『創作行為そのもの』を荒らしている、または、創作行為をお手軽なものに貶めている、という現状があるからです。
 サイトを荒らしてはいないかもしれません。しかし、創作行為自体を(気楽に考えているが故に)荒らすというのは、それは結果的に「創作行為から派生する(した)もの全てを荒らす」という事になりかねないのです。

 本質的にネット上での表現活動は、同人レベルやサークルレベルではありません。その対価こそ受け取ってはいませんが、極めて大多数の、不特定多数の人間に閲覧されるという事で、既に(技術的、作品のレベル的にはどうあれ)意識的にはプロと同じものが求められるはずです。
 プロとネットでの活動に(対価以外の)違いを考えるならば、ネットでの活動は「最初は下手でも構わない」という事でしょうか。しかしそれでも、当初のレベルはどうあれ、レベルの向上を示すのであれば、それは違いですらないのです。

 そう言った意識の無さが、顕著に表れている例を出したのが、今までに書いた事です。
 こう言ったところで例えば「小説を書くのを止めろ」というのは、ある意味非常に厳しく言いすぎた、というところで、自分でも反省していることではあります。しかし、これをバネにして書くくらいの気概は欲しいところです(ここで多分、意識の有無とその強さが求められると思います)。

 勝手ながらこの意見を、これまでのコメントのレスに替えさせていただきます。

う~ん……。

2005-11-02 19:09:40 | Weblog(日記や雑記)
 昨日『火垂るの墓』のラストのほう、少しだけ見ました。

 話のほうは知っていましたし、本当は見るつもりでは無かったんですが……あの女の子(節子役の佐々木麻緒ちゃん)が、めちゃくちゃ芸が上手くてびっくりしましたね。正直、大人顔負けの凄い演技でした。

 まあ『火垂るの墓』についてはアニメが先行で公開されていましたし、その点で有利なところもあった(台本とか原作小説とか読んでも、子供じゃ感情移入出来ないし、その点で子供でも役柄に感情移入し易い)、というのは否めないんですが。

 積極的に話題に出来るのは、この辺りまでですね。話の奥のほうに突っ込むと、相当長くなるんで(最終的には大東亜戦争の賛否論とかになると思うんで)。素直に「作品世界の中だけ」で見るのが正しい選択だと(アニメのほうでも)思いましたし。

 ◆主人公の車

 今書いている小説の話です。
 少し前まで悩んでいたんですが、結局これにしました。
 この間現物を見たら、カッコイイ車だったし、小ネタとして出すのに問題無いくらいのメカニズムと性能だったしで(しかもホンダは、技術的に賞賛された作品は過去に数あれど、その車体自体が注目された作品はそれほど多くないし)、コイツが一番かな、という感じで。

 ―INTO THE FIRE / MEGA NRG MANを聴きながら―

信じられんね……。

2005-11-01 19:17:40 | スポーツ・格闘技
鈴木亜久里、「純日本チーム」を率いてF1参戦へ (ISM) - goo ニュース

 これまでにも「11番目のチーム」については、色々と情報が錯綜していたんですが、まさかこう来るとは……まあ、ある意味パドックで流れていた情報どおりなんですが(童夢が否定したら、あとの有力候補はARTAしかない)。

 まあ、資金面もある程度問題の無いチームになるでしょうし(ジョーダンやミナルディが悪戦苦闘していたのを見て、あれ以下って事は無いかと)。

 問題は2ndドラとシャシー。特にシャシーは独自開発じゃないと駄目らしいので、これがどうなるかってところが問題かと思いますが……。昔はローラとかダラーラとか、あの辺りの市販シャシーでいい時代もあったんだけどなあ……。
(2ndドラは、ディビッドソンやキャロル、松浦などの名前が挙がっているらしいけど……)

 前にも言ったけど、参戦できないってのは無しにしてくれよ……。

 そう言えば何処かで、2007年にジャン・アレジが関わるチームがF1参入するって話があるそうですが、そっちの詳細情報も聞きたいような……(メルセデス・エンジンとか、日本の投資信託会社が計画しているとか、そんな話らしい)。

 ―SO REAL / DJ VINYLGROOVERを聴きながら―