貴族になりたい
17世紀・ルイ14世時代の
フランス平民富裕層の
ジュルダン氏。
娘の恋人には
「貴族でないから」
とダメ出し。
恋人はトルコの王子へと
従僕によって仕立て上げられ、
娘と成婚へ…モリエール作
「町人貴族」イメージ画。
もし、
「町人貴族」を
選んで演劇鑑賞会で
上演されていたとしたら、
劇音楽はリュリと
リヒャルト・シュトラウス
どっちを使って
いたんだろうか?
…と今だに考えて
しまう事があります。
校内文集によると、
その年の何年か前の
演劇鑑賞会で一度
上演されていて、
「衣装と音楽と
ダンスが素敵だと
大好評だった」
と書かれていますが、
どっちの音楽を
使ったかは不明なの
でした。
CDとかDVDとかで
観たり聴いたりが
現在できるんだとしても、
あの時に生で見とけば
良かったと
正直悔しいです。
吸収力が高い年の頃に
自分ではお金を払わずに
見られたんですから。
リュリは
童謡「月の光」の
謎の作曲者候補の一人
でもあります。
牧歌劇「アミンタ」
作者のタッソーが
原作を書いたオペラ
「アルミード」
も作曲しています。
そして、
モリエールの他の
劇作品の幾つかにも
音楽を付けているの
でした。
リヒャルト・
シュトラウスは
あの有名過ぎる
「ツァラトゥストラは
かく語りき」の
作曲者です。
シュトラウスの
曲の場合だと
活躍した19世紀後半
〜20世紀を舞台に
変えても使えそうな
雰囲気でした。
「町人貴族」の主人公
ジュルダン氏、
貴族になりたくて
あれやこれや
頑張ってみるとことか、
イメージが年取った
USAでのマルセルと
繋がるんだけどな〜。
マルセル、
ローレンス・スターンの
「トリストラム・シャンディ」
のウォルターと
トランプ元 (これから?)
大統領とジュルダン氏を
合わせたみたいな人になる
予定なんですけどね――。