ハリソンさんはカノ紳士 ーフランス通過編 ー(後半)

今は昔の18世紀欧州が舞台の歴史大河ロマン。

28-7 偵察隊緊急出動、バスティーユには行きたくない!

2024年02月16日 | 第28話 スパイとインボウ論とシュン画と親子ゲンカ



 ハリソンさんの方こそ、
有事では無くても常に
フランスの仮想敵国
扱いな英国の
スパイだと疑われて
捕まる可能性もある

いうのに。

 24話の3・4ページでも
フランス旅行の通行税の
不満をぶちまけ、
おマヌケなフィレンツェ商人の
脱税行為を応援するかの
ような発言をし、ここでも
マルセルがバスティーユ送還
を心配していました。


 パリのバスティーユ監獄、
17世紀にはアレクサンドル・
デュマ作「三銃士」でも
有名な鉄仮面が監禁されて
いた場所でした。

 時代は下って
本物語現時点 (1765年)
の24年後に大革命が起こり、
バスティーユが襲撃されますが、
その時の収監者はたったの7人。
内の1人があのサド侯爵
だったとの事です。

 え、誤訳?🙄
VERY DANGEROUS person
って「小賢し男」「コッコマン」
みたいな「あだ名」だったん?!

 
 

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