ハリソンさんはカノ紳士 ーフランス通過編 ー(後半)

今は昔の18世紀欧州が舞台の歴史大河ロマン。

登場人物紹介と今までのあらすじ

2022年10月15日 | 第26話 婿になった修道士


 1765年秋、英国人フランシス・ハリソン氏は
イタリア旅行に出発します。
フランスのカレー市でマルセルが従者として
旅に加わりました。

 ハリソンの文筆家としての評価はイマイチ。
けれども当時の英国の人気覆面作家
トリストラム・シャンディ氏の創作活動に
何らかの関与をしていたのです。
そんなこんなにイヤ気が差し、
新展開を求めての旅立ちでした。

 それなのにシャンディ氏の正体を知ろうと
行く先々で様々な人達がハリソンに近付き、
謎を掛け、探りを入れて来ます。

 こうしてアヴィニョンまで辿り着いた
ハリソンとマルセルは、
ホテルの主人一家や彼らの友人クレールと
親しくなるのですがー。


※「トリストラム・シャンディ」は
18世紀英国の作家ローレンス・スターン
(1713〜68)が書いた実在の小説ですが、
この物語はそれをもとにしたフィクションです。



本編開始は明日の予定です。




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