散歩 ◆新潟市のあたり

日々綴り 新潟市のあたりから

長月

2009-09-02 20:35:30 | Story 2
 十五夜のお月様。栗名月とも呼ばれる仲秋の名月が過ぎれば、秋も真ん中この頃には暑さは去り、朝夕の虫の声も次第に小さくなっていきます。



 炎暑の夏も過ぎ、朝夕の風もすっかり涼しくなり残暑という言葉も聞かなくなる。空に丸い月が浮かぶ頃、季節が変わったことを実感する。

 夏の喧噪の去った海岸、ひさしぶり。砂浜をひとり歩くには、あの喧噪は少し雰囲気が合わない。この時期まで来ることをやめていた。
 砂浜には砂の城、寄せる波の際、昨日の遊びの痕跡。その場にいなくとも、この痕跡から笑い声が聞こえる。朝の砂浜散策はこれを感じられることがうれしい。
 ここの海岸線は冬は荒れるので、少し沖合に波消しのブロックが設置されています。砂浜がもっていかれないように浜から沖まで伸びているブロックもあり、そこに囲まれた海はとても穏やかです。この時期は特に静かな海で好きです。


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