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散歩 ◆新潟市のあたり

日々綴り 新潟市のあたりから

「SWITCH・MAY.2015 VOL.33 NO.5」

2015-04-24 22:47:03 | 本、映像・音楽
雑誌「SWITCH・MAY.2015 VOL.33 NO.5」(株)スイッチ・パブリッシング

特集 ジャズタモリ TAMORI MY FAVORITE THINGS

「タモリ」の表紙だからと敬遠してはもったいない
「タモリ」の表紙だからと手にとったら違うかもしれない

昼の「タモリ」と夜の「タモリ」を見ていた人なら
どちらかといえば夜の「タモリ」

around JAZZ ・ around TV とふたつに展開するが
入口に「タモリ」がいて
インタビューは「タモリ」に拘らずテーマでつくられる

なんとなく懐かしい感じの構成だなとおもったら
今はない ラジオの中の「AVANTI」だ。
あの中での盗み聞きのお話のようなインタビューが並ぶ

「普段着 西野七瀬」Nanase Nishino First Photobook

2015-04-06 22:33:24 | 本、映像・音楽
「普段着 西野七瀬」Nanase Nishino First Photobook
撮影 藤代冥砂
2015年2月20日 第一刷  幻冬舎

いわゆるアイドル写真集に区分されるもの
ただし、ネットに書き込みをするアイドルヲタたちにはすこぶる評判の悪い写真集
一方、女性に人気のある写真集
ここでは
アイドル写真集の典型から外れることが多い
目線のない写真が多数ある
モノクロページがある
白ページがある
見開きで重要な画が切れる

ただ別の見え方もある。
アイドル写真集ではなく20歳前の女の子の写真集と見たとき
そこにその女の子がいる。
「普段着」のタイトルはそのままである。
彼女は女性人気もあるそうで、
MVでみられた自然な笑顔など支持されることも聞こえてきたりする。
女性ファション誌では初見で影が薄いと感じさせたりするそうであるが、
次第に違うものを見え、モデルとして採用されたりする女の子でもある。

「藤代冥砂の写真集」と書かれていたものも見かけて
藤代冥砂はとても攻撃的な写真を撮ることがあるので
どんな写真集になるのかと思ったら
「普段」をとらえ、その女の子の思いを撮っていた。
実際 撮影の時にも自由に動いていてと指示され
目線の指示は時々だったらしい。
これは撮られる方としては大変ですよね。
撮られたいものだけではなくなりますから。
撮る方も企画イメージに沿ってポージングで撮る方が楽なんですが
テーマを与えられたのか
出来上がった写真からテーマを見つけたのか。
大坂・須磨と渋谷の二回に分けて撮っているそうですから
ラフ、テーマと順を追ったというのが、写真集の構成から見ていると思います。
そんなことを思いながら表現として見ていると
目線のない写真は、モデルフォトとしては弱いですけれど
余白、行間を出せるので物語を描くには良い方法だと思うのです。
対ページに白ページを持ってきたり、
トーンだけで描くのも行間に入り込むノイズをカットするには効果的です。
写真の大きさは語るためのキーになりますから
表現と製本の制約のせめぎ合いです。

そんなこんなで
これは
モデル、フォトグラファー、デレクターが上手く組み合って出来た写真集と思うのです。

そう云えば
デザイン&グラフィックの「MdN」が「乃木坂46」の特集をVol.252で組んでいました。
メンバーも制作に参加しているんですね。

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 ・

この写真集を取り上げたのは
後ろ姿、お尻、足のカットがあるからではありません。

「BRUTUS 2015 2|15」

2015-02-09 22:24:23 | 本、映像・音楽
「BRUTUS 2015 2|15」(マガジンハウス)
 
特集 "みんなの写真" 
表紙は 臼田あさ美 (雑誌の中ではT3をもってます。)

11人の写真家と考える ホンマタカシの写真教室
奥山由之、白川青史、松原博子、川島小鳥、沼田元氣、
森栄喜、梅佳代、川内倫子、伊藤徹也、平野太呂、木寺紀雄

BOOK IN BOOK
ふりかえってみる、雑誌の写真

水原希子さんに、Indtagramについて聞いに行く。
(ここでなぜ表紙が臼田あさ美さんであったかわかる)


この雑誌を購入に至ったわけは
特集の一つ「ふりかえってみる、雑誌の写真 バックナンバーは、宝の山」
70、80、90年代 2000年以降と
マガジンハウスの雑誌から写真を拾い上げる。

いつの時代にも
かたちを時代とともに変え「篠山紀信」がいる。

アイドルの掲示板に書き込むオタクたちには「篠山紀信」は人気がないようだ。
それは彼らが「アイドル写真」の
定型からはみ出したものを受け入れないからとみえる。
「篠山紀信」は時代に敏感である。

雑誌の写真のポジション
語られていたひとつに、時代と何処が力を持っていたか
カメラマン→編集者→アートディレクターの力関係の変化
現在の誌面を見れば
アート志向→記録・説明→両者の共存。
雑誌の求める写真の変化。
これをみながらコマーシャルフォトの変化を思い出す。

「SWITCH VOL.33 No.2 FEB.2015」

2015-01-23 23:18:22 | 本、映像・音楽
雑誌「SWITCH VOL.33 No.2 FEB.2015」 (株)スイッチ・パブリッシング

特集は「荒木経惟のたのしい写真術」
・荒木経惟『センチメンタルな旅』コンタクトブリント全18枚
・ホンマタカシのアラーキー・ワークショップ13講座
・ミュンヘンの地下鉄のキオスクで、
写真の神様ロバートフランクを特集する新聞を見つけました!
・荒木経惟「病室日記 2014.11.19-12.2」

この特集のコンタクトプリントをじっくり見るために購入しました。
撮るアプローチ、その時の・・・
見えるんですよ。
そしてなぜそれを選んだかにまで思いを寄せる。

コンタクトプリント
私ならこれは見せたくないもののひとつです。

「BABYMETAL Live at BUDOKAN -RED NIGHT-」

2015-01-22 23:56:28 | 本、映像・音楽
BABAYMETAL 2014年3月1日 日本武道館 ライヴのCD
2015年1月7日に発売されました。

かつてライヴ盤ってあったんですよね。
ライヴが映像で出されるようになってすっかり無くなってしまいました。

その久しぶりのライヴCD。
映像もこのCDの赤い夜と次の日の黒い夜のセットでDVD、Blu-layで出されていますから
ライヴCDをあえて出すというのは、なにか意味があるのでしょうか。

「BABYMETAl」 は十代の女の子がメンバーで
このライヴでは「神バンド」と演っています。
映像でみるとパフォーマンス よく動く。
ステージセットも大規模で考えられた演出、照明効果、ビジュアル。
アイドル+メタル→BABYMETALと云われるのがわかる。
これでも十分と思われるでしょう。

でも、音だけで表現されるライヴCDが発売されました。
さて、
このライヴCDの音、少し変わっています。
すっきりしているんです。
メインボーカルのSU-METALの息使いが聞き取れます。
残響のコントロールが違うのでしょうか。
変にベースをあげたりもしていないようです。
最近のCDの音(ミックス)とは違いますね。
生という感じ。
音量を上げていっても素直に大きくなっていきます。
無理につくった音って、突き刺さってきたり、変にうるさくなったりするんですけどね。

アイドル+メタル→BABYMETALのアイドル部分の映像を切っても
十分な音でつくっているという自信なのでしょうか。

このライヴCDは販売も好調のようです。

「珈琲時間 2015 Winter 」

2015-01-06 23:18:16 | 本、映像・音楽
「珈琲時間 2015 Winter 2月号(大誠社)」

コーヒーの載っている雑誌って手にとってしまうんです。
だいたい構成は同じなんですけれど
載っている写真がお店の雰囲気を伝えていたりすると
その写真で購入したりするんです。

その昔「喫茶&スナック(旭屋出版)」という雑誌も見ていました。
ただ、東京との違いから定期購読には至らず
特集によってみるというものでした。

今もそんな感じで
「コーヒー」と載っているとパラパラめくって
購入したりするんです。

今回の「珈琲時間 2015 Winter 」を採った理由
「誰でもカンタン!カフェ&料理写真の写しかた」
取材での撮っている写真なども載っていて
とても簡潔によくまとまっていたから。
喫茶での取材風景って
この雑誌ではないけれど、実際に撮っているところ見たこともあります。
この雑誌に載っている感じてしたね。
ライティングを駆使したテーブルフォトを撮りたいわけではなく
食事の時などすばやく、
美味しそうに撮りたいなんて時のための撮り方としてみると実用的な特集。
ただし、取材での撮影のポジションからの記事ですので
他のお客さんのいるところでは
このまま使えないものもありますのでその点を加味してみるといいものです。
実際に この雑誌の特集でも欄外に「マナーのはなし」として
この特集の前提について触れています。お見落としないように。
この光の捉え方やアングル、レンズについてなど
知っておいて悪いものではありません。

これらを参考に
一般として撮るときには
すばやくとか、
シャッター音とかいろいろマナーとして知っていた方が良いことがあります。

ガールズ・フォト

2014-12-20 23:15:30 | 本、映像・音楽
見つけたムック

POKER FACE(シンコー・ミュージック・ムック)
フォトアプリマガジンの書籍化で、
女性アーティストの写真インタビュー
ファッション情報など
・・・誤表記だったけれどNegiccoも数回触れられていました。

GIRLS'TREND特別編集 GIRLS'PHOTO
女の子たちに向けた「スマホ写真」の撮り方、使い方の実例集
インスタグラムに載せられる写真の撮り方
iPhoneやアプリなどの紹介などもしています。

そういえば
東京グラフィティ 11月号は「Instagram写真展!」と特集していましたね。

これらに載っている写真
写真雑誌ではまず見ないタイプばかり。
でも、フリーペーパーやストリートスナップなどでは珍しくないタイプ。
いろいろな写真は見なけりゃね。
報道写真やコマーシャルフォトを見てきた私には
これもまたおもしろい。

RENA「Unity」

2014-10-27 22:17:27 | 本、映像・音楽


日曜日の午後
RENAさんのアルバム「Unity」発売記念ライブが
新潟市中央区西堀通
ホテルイタリア軒 12F スカイレストラン ゴンドリーナで開かれました。
RENAさんははじめ赤い衣装、休憩(お色直し)をはさみ、
ウエディングを思わせるような白いドレスの二部で構成されたライブを魅せてくださいました。

このアルバムをつくる次第はRENAさんのブログで見ていただくとして
内容は

[Unity] All songs singed RENA / Produced by Yossy
1_ I'm Beginning To See The Light
2_ Honeysuckle Rose
3_ Just Squeeze Me
4_ More Than You Know
5_ Save Your Love For Me
6_ Prayer
Menber; RENA/Fumig'/福田伸也/小澤基良/恒川久徳/Yossy/峰埼芳樹/乳久保研志/平林恵子

RENAさんの今が録られたアルバムです。
ライブの空気が入っています。

このケーキは会場で珈琲を頼んだひとについてきたものです。

「東京シャッターガール」

2014-09-22 23:51:04 | 本、映像・音楽
写真部の女子高生 夢路歩の物語 東京シャッターガール
同名のコミックを原作としたものではあるけれど、
原作を忠実に映像にしたのではなく、
原作のテーマに沿ってつくられたもの。
三人の監督の三つの物語のオムニバス。

「私はシャッターガール」(Director 手塚眞)
夢路歩=夏目あおい 美夏=大西颯季
写真を撮ることが楽しい「歩」、
「美夏」と一緒に街歩き(まち撮り)をしていく。
あるテーマを表現しようとして  止まる。そして

原作コミックの一巻が描いていた世界を映像にしているのがこれ。
このオムニバスのプロローグとしての意味も持っているように見えます。


「写真って何?」(Director コバヤシモトユキ)
夢路歩=田中美麗 春名窓花=西野実見 小森元気=芳村宗次郎
河合美佳子=雲母 湊澄恋=田口夏帆 玉城大樹=清田悠聖
細村顧問=ハービー山口
「夢路」のカメラは「キエフ3」「ローライコードVb」、
スカイツリーができるまでを撮っていた頃は楽しかった。
完成してしまったら、さて、何を撮ったら良いのだろう?
何を撮りたいんだろう?

「見たこともない記憶」「ラブレター」「写真は鏡」
結論、正解がひとつではないテーマを扱うのがこれ。
「荒木経惟」「Stephen Shore」「William Eggleston」等の写真集を使い
そのヒントを探す。そこに「部員」の物語を絡めていく。
その時間の中でなにか方向が見えてくるような気がするお話。
「キエフ3」「ローライコードVb」が出てくるので目立たないが、
最後になぜ30年も前の「Canon A-1」を使う部員がいるのか。
同級生がなぜ「Nikon F」を使うかの伏線に気がつく。


「夢路!お前無茶すんなぁ!」(Director 寺内康太郎)
夢路歩=藤井武美 玉城大樹=大橋典之 小野寺幸治郎=平光航平
写真のこととなると夢中になってまわりが見えなくなる「夢路歩」
今日も「玉城」を振り回す。そして「小野寺」登場。
素敵な展開。
あは その状況では撮らないでしょう。でも撮るんです「夢路歩」。

キャラクター設定は原作コミックの「夢路歩」とは違うけれど、
このオムニバスを閉める良いつくり。
この作品には原作のエピソードがひとつ挿入されています。
そして「筑豊のこどもたち」を見ながら、良い表情と呟かせる伏線。


さて、これを映画としてみると
ストーリーらしいものが希薄。
劇的な展開 ありません。
ぼくとつとしたしゃべり、セリフまわし。
ドラマとしてみたらあれ?。
物語を求めて見る映画ではないです。
でも、まち撮りをしているひとなら
どう撮ろうか、どう撮りたいのか悩んだことがあるひとならば
見るのは悪くない。
それに「夢路」たち 女の子が元気です。
あっ パンフレットを入手することもお勧めします。

「東京シャッターガール」
新潟・市民映画館 シネ・ウインドで9月26日まで上映中。