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何だかおかしい追悼施設の主張

2005年10月29日 14時12分49秒 | 靖国神社
[靖国参拝問題]「国立追悼施設の建立へ踏み出せ」

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だが、潘氏が、小泉首相や町村外相に最も強調したのは、首相の靖国神社参拝に対する抗議と、新たに国立の戦没者追悼施設を建設することだった。予定されている盧武鉉大統領の年内来日も「現状では厳しい雰囲気だ」と言う。

 小泉首相や町村外相は、改めて、「戦没者の追悼と不戦の誓いのためだ」と靖国参拝への理解を求めた。

 中韓両国の批判の重点は、いわゆるA級戦犯の合祀(ごうし)にある。だが、靖国神社は教学上、分祀は不可能だ、とする立場を堅持している。「分祀」で中韓両国の理解が得られる見通しは立たない。

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靖国が外交カードである事は既に日本、朝鮮、支那とも了承済み。朝鮮、支那とも靖国カードで日本が微動だにしない事に焦りを感じているのは昨今の状況を見れば明らかですが、読売は敢えて「見通しは立たない」とブサヨお花畑的発想をしてみせる。

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「戦争犯罪人」と明言したのは、歴代首相で、小泉首相が初めてだ。「戦争犯罪人」と認識した上で、A級戦犯が合祀されている靖国神社に参拝するのは、どう見ても、おかしい。

 A級戦犯の分祀が出来ないなら、無宗教の国立追悼施設を建立するしかない。2002年末、当時の福田官房長官の私的懇談会は、戦没者の追悼のあり方について、追悼・平和祈念のために、国立の無宗教の追悼施設の建立を提言した。

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極東裁判における戦犯の名誉回復は既に完了している事を知らぬわけは無かろうに、一体読売は何故に「どう見ても、おかしい」のかが理解できない。靖国にこうべを垂れるウン十万人の参拝者にはA級戦犯が合祀されていようが全く関係ないように見えるのだが。また、何故「A級戦犯の分祀が出来ないなら、無宗教の国立追悼施設を建立するしかない」のかも一切理解不能な飛躍的な話で特定アジアの支離滅裂な主張と同様である。

読売が「戦争犯罪人という認識を持ったまま首相が参拝すること」を非難して代理の追悼施設の建立を主張するならまだ判らぬでもないが、今や既に戦犯はいないのである。読売の主張は何か矛盾していると感じるのは俺だけか。

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