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死亡交通事故現場検証に参加しました。

2016年07月06日 | 日記

皆様こんにちは

山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。

私は現在豊平地区交通安全推進委員会で副会長の役職で交通安全指導員として

今年から札幌市豊平区水車町1丁目の三叉路に旭小学校の登校時間

7時15分~8時15分過ぎまで小学生の交通安全指導を行っています。

水車街1丁目三叉路

この場所に立って交通指導を行っています。

水車街1丁目三叉路

水車街1丁目三叉路で信号3つ目が国道36号線です。

国道36号線に出る抜け道として左側の狭い道路に入って行く車が結構いる為に

この位置に立ち子供たちが交通事故に合わない様に交通指導と見守りを続けています。

この場所は右側にコンビニのセイコーマートともう少し先にコンビニのサンクスがあります。

コンビニのセイコーマート

コンビニのサンクス

押しボタン信号の横断歩道

横断歩道はセイコーマートとサンクスの中間の有ります。

毎朝交通指導で立っていると横断歩道があるのにもかかわらずに

交通量の多い南7条米里通り(市道中の島通り)を横断する歩行者が後を立ちません。

歩行者の死亡交通事故が無ければ良いのにといつも思っておりました。

当豊平地区は死亡交通事故死ゼロが3000日続いた後の平成25年9月13日に南7条橋で

死亡交通事故が発生してしまいました。その後平成25年9月14日から今年6月9日で

豊平地区死亡交通事故ゼロ1000日を達成して豊平区長より達成表彰を受けましたが

平成28年6月30日(木)午後8時43分ころ

豊平6条3丁目6番地先路上市道中の島通りで

20代男性の運転する普通乗用車に80代女性の歩行者がはねられ死亡しました。

交通事故速報

しかも前日の6月29日(水)午後6時50分ころ豊平区平岸1条20丁目3番地先路上

国道453号線で20代男性の運転する原付バイクと90代女性の歩行者がはねられ死亡しました。

2日連続の死亡交通事故が有ったことから、警察や区役所他関係者による現場検証が午後2時45分頃あり

私も近くで交通指導のために毎朝立っている関係で仕事の合間をぬって現場検証に立会いました。

現場検証 No1

現場検証 No2

現場検証 No3

現場検証 No4

丁度下校時間と重なった事で低学年の子供達が手を振って声を掛けてくれました。

毎朝交通指導をしている賜物です。

小学生が交通事故に合う事が本当に少なくなりましたが、

高齢者の死亡交通事故は本当に増えています。

認知症の高齢者が増えている事や交通ルールを守らない事や高齢者が

義務教育の時期に交通安全教育を受けていないことや運転免許証の所持の有無

車は必ず自分たちの事が見えていて止まってくれると思っている事等原因は多岐にわたっています。

私自身も免許証を持ち車を運転しますし交通指導員として毎朝交通指導している立場として非常に悲しい思いをしています。

交通弱者の子供と高齢者の方達を守る立場にいる為に今回の現場検証を通じて反省、研究、模索を続けています。

死亡交通事故もっと減らすにはどうしたら良いのだろうか?

自動車の安全装置、エアバッグ、アンチロックブレーキシステムの普及、衝突安全ボディーの進化により

2008年以降は歩行中の死者を下回るようになり、替わって、歩行者が死亡率一位となった。

そして、歩行者死亡事故の加害者は、いまだ大半が自動車という惨状にある。

また、若者の死者も減少しており、それらの結果、2009年以降、交通事故死者数が5千人を下回るようになりました。

自動車も予防安全装置が発達して来てさらに死亡事故が減ってゆく事が期待されますが、

これから高齢者に再度交通教育を行い事故を減らす事は、中々期待はできませんが

幼児教育時にルールを守ることの大切さを親が教え、小学校では更に徹底した交通安全教育をしていくこと

我々大人が子供達の手本になる事が時間はかかりますが、根本解決につながって行く事を信じてへこたれることなく

また朝交通指導に立ちます。

今回の加害者は共に20代の若者の将来に思いを馳せますし、被害者の高齢者の方のご冥福をお祈り申し上げます。

一日でも早く死亡交通事故ゼロになる事を祈っています。

コメント
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