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創業106周年きものと洋服のお手入れ専門店 一級染色技能士の仕事事例と日常生活

ブラウス 染替え(黒染め) ポリエステル素材

2016年07月01日 | 洋服(染・染替え)

皆様こんにちは

山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。

昨年、洋服を染替えをしたお客様が、別のブラウスを

染替えをして欲しいとご依頼です。

最近は白くして欲しいと練直しや全体漂白を行っていましたが、

黒染めとは真逆のお仕事です。

ブラウス

淡いピンクのポリエステルのグラウスです。

あちこちに古い黄変のしみと両脇に汗のしみがありました。

ドライクリーニングばかりしていた物です。

そのまま染めると、しみが浮いて出たりする為にしみ抜きと水洗いをして

綺麗にしてからの染になります。

染替え作業中 ブラウス投入直後

生地がポリエステルの為に90度以上の染液に化繊用の染料と助剤を入れ、

30分以上グツグツと煮込んで染めていきます。

染替え作業中 ブラウス投入後

染液に投入後ですが、化繊は染付が悪いので染ムラを起こさないように

長い棒でかき混ぜながらじっくりと染めていきます。

染替え作業中 ブラウス投入後10分後

まだ10分ですので、薄くしか染まっていません。

染替え作業中 ブラウス投入後20分後

20分経過しましたがまだ染が薄いです。

染替え作業中 ブラウス投入後30分経過

30分間煮込みました。綺麗に染まっています。

 染替え作業中 ブラウス投入後30分後

30分煮込み染の工程は終了ですですのです。

この後に定着しきれなかった余分の染料を落として行きます。

ソーピング工程

染液を捨て新たにお湯を沸かします。

ポリエステル染の場合に専用のソーピング剤工程があり

再度90度以上のお湯でソーピング剤を入れ10分間煮込み

余分な染料を落として行きます。

水洗い

最後に残った染料を洗剤で落として行きます。

最後に糊剤と仕上げ剤を付け終わりです。

乾燥後

1枚で染める為染液が少ない為シワに成りました。

仕上げ中

蒸気アイロンを掛けると、綺麗に伸びました。

ブラウス 黒染替後

全体的に、綺麗に染まりましたが、

衿に付いているレースは素材が違うのか染まりませんでした。

ボタンも黒く染まったので変える必要が無いと思います。

 

洋服のお手入れは

厚生労働大臣認定一級染色補正技能士のいる

山三 三ツ屋染舗にご用命下さい。

〒062-0902

札幌市豊平区豊平2条2丁目2番20号

電話011-811-6926 FAX011-811-7126

メール mitsuyasenpo@train.ocn.ne.jp

ホームページ http://328senpo.sakura.ne.jp

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