一歩一会・・・♪

日々のお仕事の事や、趣味、旅行関係についての自分記録♪

『悩む力』読了。

2008年11月23日 | こんな本読んでみました♪
昨晩、お誘いをうけ久しぶりにカラオケに行った。
マッキーの『僕のいる夜は』・・・は、まだ配信されていなかった(涙)が
『君の後ろ姿』は歌った♪
・・・で、今朝は早起きして箕面まで紅葉を観に行く。
もう、紅葉真っ盛り!!
・・・めっちゃ綺麗でした♪今が一番いい時期かもしれません♪

・・・しかし、箕面の猿。どうしょうもねいわね。
道路の真ん中まで出てきて、我が者顔・・なんだもん!
数年前に来たときより、厚かましくなってる気がするのだが・・・!

「はねれるものならやってみい!!」的お猿の多いことったら・・・驚き!

そのうち、当たり屋の猿が出てくるのではなかろうか?!・・とマジ思う。
「当てたたんだからエサをくれ!同情するならエサをくれ!」
・・・・怖い!怖い・・・!!・・・車の運転、気をつけよう・・・。

子供のお尻を見ている母親猿を発見。
「猿の世界でも、痔ってあるのかなあ?!人間に生まれて本当によかった。
切ってもらえる・・ってありがたい。」・・と横で呟くダーリン。
・・・・他に考える事はないのでしょうか?悩み事はないのか?!

・・・・と言う訳で(?!)
姜尚中氏の「悩む力」読了。先日、NKHで氏がご出演の番組を見て
面白かったので読んでみました。
姜尚中氏が、夏目漱石・マックス・ウェーバーを引き合いに出され
「悩む」事についてお書きになられている本。
私的には、本書の内容は(我が心の夫・・・←まだ言うか・・)浜田省吾氏に
教えていただいていた内容であった・・・と、確認の書であった。

  犯されてSince1945 生まれて詰め込んだ
  大量のジャンクフードとアメリカンパイ
  ・・・・I've been looking for Father
  帰る場所も たどり着く場所もなくて
  見つけてもFather 戸惑うだけ
  幻想(まぼろし)を背負う Rock Star・・・・
 (『BLOOD LINE フェンスの向こうの星条旗』)
  
  悲しいほど自由・・・    (『防波堤の上』)

  どんなに遠くてもたどり着いてみせる
  石のような孤独を道連れに
  空とこの道出会う場所へ   (『家路』)
  
  闇の向こうに何があるのか
  誰ひとりわからない
  わからぬことをわずらうよりも
  今日 この時を生きていたい   (『日はまた昇る』)

やっぱり浜省は凄いよなあ・・・・と確認!確認!再確認!
(・・って、そこにいったか!)

『こころ』なんて、何回か読んだけど分かったフリで
分かってなかったなあ・・・・。『悩む力』を読んでから読むと
かなり読み進むことが出来ます。
夏目漱石解読本・・・として読んでもなかなかよろしい本でございました。


  
 

『霧笛荘夜話』読了。

2008年11月23日 | こんな本読んでみました♪
浅田次郎先生の『霧笛荘夜話』を読んだ。

あらすじ♪
とある港町、運河のほとりの古アパート「霧笛荘」。かつては、東洋趣味の外国人貿易商の別宅として使われていたらしいその建物には、いかにも異国情緒あふれる不思議な装飾が施されている。
「霧笛荘」には、アパートを管理する纏足の老婆が住んでおり、六つの部屋が用意されている。あなたは老婆に案内されて一つ一つの部屋をめぐり、かつてそこに住んでいた人々の人生の物語を聞かされる。「霧笛荘」の住人はみな、不器用だけれども誠実に、普通とは少し違っていてもそれなりに幸せに生きていたのだが――比類ない優しさに満ちた、切ない感動を呼ぶ七つの物語。

・・・・で、物語最後の章。
こんなのありえねえ・・・と思うか、こういうのも「ある!」と思うか。

ありえない・・・と思いつつ、あるかも!(・・まだ、かも・・が甘い所。私の)・・・と思わせてくれるお話です。
驚くようなお話でもないし、そんなに泣かせる話でもないけれど
浅田先生ワールド全開のお話ですごくよかった。
人間ってこうだったら素晴らしいのになあ・・・と薄々思っているところを、
「こうですよ!人って!」・・と、ガンガンに力強く表現される
浅田先生が、やっぱり好きだ。