手びねりの中級コース

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手びねりの中級コースへ進級した江島さんが玉づくりで作った飯碗です。
飯碗は小さな器ですが、飯碗としての形があり、軽くしなければなりません。
それだけに、手びねりで作るのは初心者には難しい食器です。



お碗型の飯碗になりました。明るい装飾がいいが、
ゆがみが少し出ました。サイズも異なってしまいました。
この飯碗の作陶時に、手びねりの基本から逸れているのに気付きました。
次の課程のドンブリ成形時に基本の作り方に修正しました。基本を復習。
次の課程のドンブリはきちんと出来上がっています。ドンブリは、
今、本焼き中です。次の機会にアップします。

慣れてきても安直な作陶に走らずに、基本の作り方をしてほしい。
とかく男性は我が道を行きたがりますが、応用に走らないように。
何事でも基本は、地道な繰り返しです。じっくりと覚えることです。
手びねりの基本は、ロクロ挽きの基本になります。

つい最近入会した陶芸経験のある女生徒さんが
「今までやってきた陶芸って、なんだろう」
「目からウロコです」 と述懐するように
レギュラーの女生徒さんへ語っていた。
粘土細工的なつくりでは寂しい。
ガラクタばかりと言うようなことになります。
一時的な楽しみで終り、何も残りません。

3週間に 1回しか成形作業が出来ないアマチュアだからこそ、
作陶の基本を覚えてほしい。陶芸の基本を知ってほしい。
手びねりでも、ロクロでも基本があります。作陶の基本は同じです。


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生徒さんも名著を読み返してね。復習になります。
いいことが書いてあるよね！ 正統派です。

　
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