陶芸教室 夢工房あすか

大分市内にある陶芸教室のブログです。
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普段使いの器たち/作品回顧展 No.57

2024-08-19 22:10:11 | 作品回顧展 シリーズ
 
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■ 普段使いの器たち/作品回顧展 No.57

アルバムの No.31/133には花の一期生や二期生の作品が多い。
まずは、花の一期生の伊藤さんのろくろ挽きのお皿。
ろくろの上手な伊藤さん。前田さんと一緒に通っていた。
同じマンションでワンちゃんで仲良くなったようだ。
その後、伊藤さんはご主人の転勤で神戸に転居した。
思い切りのいい伊藤さんはろくろが上手。
丁寧で慎重な前田さんは手びねりが上手だった。
二人の素敵な作品はこれからもたくさん登場します。
今回の作品は電動ろくろでお皿を挽き始めた頃の作品。
最初の二枚はわら灰釉を、次の二枚は無貫入透明釉をかけている。
これらのお皿は今も神戸の食卓で活躍してるだろう。そんな手紙ももらっている。


 


次の作品も一期生の岩田さんのろくろ挽き作品。
ドンブリづくりの課程の作品です。これも使いやすそう。
左は織部釉に無貫入透明釉。右が白化粧泥に粉引き後に無貫入透明釉。





その後、15年くらい経っているが今も食卓で活躍してるだろう。
別府市から通っていたお孫さんもいる八千草薫のような女生徒さんだった。
岩田さんは大分市の県立の名門進学校、上野丘高校の出身だった。
高校野球の推薦枠かで甲子園で出ていたので記憶している。
前身の大分中は親父が、大分高女は叔母二人が出ている。

今年の高校野球は、島根県の大社高など公立高校が活躍しているが、
私の出身校の米子東高も以前は甲子園によく出場していた。春の大会では、
準優勝したこともある。今年の夏の地区予選でも準決勝まで進んでいたので、
花の三期生の佐藤(朋)さんの出身校の舞鶴高校との文武両道校の甲子園対決
なども見ものだと夢見ていたが、両校とも県大会の準決勝で無念にも敗れてしまった。
最近は、こんな実現しそうもない夢などを描いて楽しんでいるが、
NHKテレビの高校野球の解説者に米子東卒の人が出てるよと
長男からメールがあった。以前に慶応大の監督をしてたOBのようだ。
身近な親近感のある高校野球もいいものだ。子供や孫たちとも楽しめる。
(訂正:大分舞鶴高は決勝戦で明豊高に負けてました)

陶芸の話に戻そう。アルバムの No.31には、花の二期生の藤原さんの作品も。
今も教室に通っている手びねりを続けている女生徒さん。今は子供さんも二人。
手びねりがすごく上手なアート的な作品をつくる生徒さんだが、
このドンブリは、手びねりのカリキュラムの中級コースの作品か。
フォルムや五角形の高台やその加飾にもちょっとしたセンスの良さが垣間見える。
手びねりのカリキュラム修了後も手びねりを続けて、土器風の花瓶などを沢山作つている。
インテリア用の電気笠などは以前に「日日是好日」シリーズでアップしたかも。  


 




花の二期生メンバーではないが、三河尻さんの手びねりの器もある。
教室の最初の生徒さんの佐藤真紀ちゃんの短大時代の友人。
身長が 180㎝と高く、バレーボールでもやってたのと聞いたら、
運動は苦手ですとのこと。教室は天井のコンクリートの梁が低いので
彼女が動くたびに気遣っていたら、慣れてますからと言っていた。
不器用なのでと陶芸も途中でやめていた。何年後かに結婚して東京へ。
真紀ちゃんの友達は、何人も入会してくれた。当時は 30歳くらい。
花の一期生の松本さんや二期生の木本さんなどセンスのよい人が多かった。
真紀ちゃんは、教室でも同じ年の藤原さんとも仲良くなっていた。




花の各期生のメンバーは長く通ってくれた生徒さんや
記憶に残る生徒さんたち。少数精鋭の教室と謳ってます。

 <花の一期生:AHS111>
佐藤真紀さん、石志嶺さん、倉山さん、伊藤さん、前田さん、
松本さん、村井さん、榊さん、安藤さん、野田さん、岩田さん

 <花の二期生:AHS211>
木本さん、足立さん、東田さん(現:稲岡さん)、赤崎さん、神屋さん、
萩原さん、三上さん(男)、遠藤さん(男)、菊地さん、藤原(美)さん、三代さん(男)

 <花の三期生:AHS311>
佐藤(朋)さん、首藤さん、大久保さん(男)、浅野さん(男)、佐々木さん(男)、
伊藤日向子ちゃん、高橋知佐さん、幾竹めぐみさん、藤沢さん、二村さん

 <花の四期生:AHS411>
後藤さん、小嶋さん、三重野さん、古田さん(男)、古田さん(女)、恵良さん、
喜多川さん、武津春花さん、中村さん(男)、なかむら葉子さん、江島さん(男)

 <花の五期候補生(現在):AHS511>
桐木さん、衛藤さん、羽田さん、川野さん、佐藤(恵)さん、
都甲さん(男)、橋本さん(男)、淋さん(男)など


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因みに、最初から形を作りながら成型するやり方を「手捏ね(てごね)」といいます。
代表的なものに「楽茶碗」があります。伝統的な抹茶茶碗の作り方です。
このような作り方もありますが、現代の電動ろくろの手法とは異なります。
現代陶芸においては、電動ろくろと一貫する手びねり技法を学ぶようにしましょう。



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