↓↓ 二つのサイトの陶芸ランキングに参加してます。バナーをポチッと応援クリックしてね! 人差し指や中指でトントン。
人気ブログランキング にほんブログ村
ー 「陶芸」 が教えてくれる 15 のしあわせ ー
第九章 : 教えるということ/その3
足立のおばさんは、言われた通りに黙々とやっていた。
私は、一つひとつ丁寧に手順を説明をした。理屈も補足した。
理屈が分かると上達が早い。難しいことを言ってるわけではない。
一つか二つくらい付け足しているのです。理屈を知っていると、、
たとえ、陶芸から長く離れることがあっても直ぐに思い出せます。
「体が覚えてる」 とよく言いますが、「体は覚えてません」
脳が指示を出してるのです。体は、脳の指示で反応するのです。
理屈を知ってないと思い出せないのです。理屈を知ることが大事です。
「両手を同じポジションに保って下さいね」
「これが陶芸の基本ですからね。覚えておいて下さい」
「同じポジションでやっていると、ドーナツ状の陶土が一周すると、陶土は同じ所に戻ってきます。周回するたびに同じ所に戻ります」
「左右対称の器ができます。正円形の器になるのです」
「単純なことなんです」
「基本通りにやると、手びねりでも “お皿” が出来ます」
「手びねりでも慣れてくると、回転を入れるので、ろくろで作ったものと、遜色のない器が出来ます」
「そして、手びねりで作った器には、温もり感が出ますよ!」
「私の教室では、手びねりで、電動ろくろの基本を教えているんです」
「電動ろくろでも。成形する時は両手を同じポジションに保ちます。機械が回るので自然に左右対称の器になるんです。手びねりも、ろくろ挽きも同じなんです」
「手びねりとロクロを別物のように教えている陶芸教室が多いですが、手びねりの手法も、ロクロ挽きの手法も同じなんですよ」
「両手をあちらこちらに動かして作るのは、子供がする粘土細工です」
「粘土細工的なやり方で上手に作れるのは、ほんの一部の人たちだけです。上手になるにも時間がかかりますよ」
足立さんのおばさんは、「なるほど」 という顔をしていた。
そして、私はつぶやくように言った。
「基本的なことが書いてある陶芸の入門書がほとんどないんです。素敵な作品が載っていて、作品は参考になりますが、作品の説明をしてるような本がほとんどです」
「私の夢なんですが、作陶の基本を書いた “本” を出版したいと思ってるんです」
「手びねりでも、電動ろくろでも作陶の基本を知ってほしいと思ってるんです」
「手びねりで基本が出来れなれば、電動ろくろも直ぐに上達します」
と私は念を押すように話した。
当時の、足立のおばさんが湯呑みを作ってるときの写真は残ってないが、真紀ちゃんが手びねりで湯呑みづくりを復習した時のスナップがあるのでアップしよう。手びねりで仕上げた直後の笑顔です。
手びねりの基礎コースでは、湯呑みの次にコーヒーカップ、小鉢、中鉢、絵付け皿 (6寸皿)、丸皿、筒形花入れを作ります。玉づくり、タタラづくり、そして、玉づくりとヒモづくりの組み合わせた作り方を教えます。
手びねりの基礎コースを修了すると、手びねりの中級コースに入ります。第一課程でご飯茶碗をつくります、第二課程からサイズの大きいものを作ります。型で起こす作り方もします。足立のおばさんが手びねりの中級コースの時に作った 「輪花の平鉢」 と 「リムのパスタ鉢」 をアップしましよう。一つは玉づくりで、もう一つは、ヒモづくりを入れて作陶したものです。23㎝ 径~25cm 径です。「スカーレット (緋色) 」 に対比するかのような 「ローズレッド (薔薇色) 」 です。
※ 9月30日 (月) から始まる
NHK の朝ドラ 『スカーレット』 は
信楽焼の女性陶芸家の物語です。
愉しそう。楽しみましょう !!!
にほんブログ村 陶芸ランキング
↑↑ 励ましのクリックをしてあげてね!! にほんブログ村 陶芸ランキングでは1位、もう一つの陶芸ランキングでは5位です。
☆ 教室案内 : https://blog.goo.ne.jp/asuka1
☆ 自費出版 : 『生活にうるおいを与える食器づくり』
こういう本があるといい。こういう本が欲しかった。残りは数部。
人気ブログランキング にほんブログ村
ー 「陶芸」 が教えてくれる 15 のしあわせ ー
第九章 : 教えるということ/その3
足立のおばさんは、言われた通りに黙々とやっていた。
私は、一つひとつ丁寧に手順を説明をした。理屈も補足した。
理屈が分かると上達が早い。難しいことを言ってるわけではない。
一つか二つくらい付け足しているのです。理屈を知っていると、、
たとえ、陶芸から長く離れることがあっても直ぐに思い出せます。
「体が覚えてる」 とよく言いますが、「体は覚えてません」
脳が指示を出してるのです。体は、脳の指示で反応するのです。
理屈を知ってないと思い出せないのです。理屈を知ることが大事です。
「両手を同じポジションに保って下さいね」
「これが陶芸の基本ですからね。覚えておいて下さい」
「同じポジションでやっていると、ドーナツ状の陶土が一周すると、陶土は同じ所に戻ってきます。周回するたびに同じ所に戻ります」
「左右対称の器ができます。正円形の器になるのです」
「単純なことなんです」
「基本通りにやると、手びねりでも “お皿” が出来ます」
「手びねりでも慣れてくると、回転を入れるので、ろくろで作ったものと、遜色のない器が出来ます」
「そして、手びねりで作った器には、温もり感が出ますよ!」
「私の教室では、手びねりで、電動ろくろの基本を教えているんです」
「電動ろくろでも。成形する時は両手を同じポジションに保ちます。機械が回るので自然に左右対称の器になるんです。手びねりも、ろくろ挽きも同じなんです」
「手びねりとロクロを別物のように教えている陶芸教室が多いですが、手びねりの手法も、ロクロ挽きの手法も同じなんですよ」
「両手をあちらこちらに動かして作るのは、子供がする粘土細工です」
「粘土細工的なやり方で上手に作れるのは、ほんの一部の人たちだけです。上手になるにも時間がかかりますよ」
足立さんのおばさんは、「なるほど」 という顔をしていた。
そして、私はつぶやくように言った。
「基本的なことが書いてある陶芸の入門書がほとんどないんです。素敵な作品が載っていて、作品は参考になりますが、作品の説明をしてるような本がほとんどです」
「私の夢なんですが、作陶の基本を書いた “本” を出版したいと思ってるんです」
「手びねりでも、電動ろくろでも作陶の基本を知ってほしいと思ってるんです」
「手びねりで基本が出来れなれば、電動ろくろも直ぐに上達します」
と私は念を押すように話した。
当時の、足立のおばさんが湯呑みを作ってるときの写真は残ってないが、真紀ちゃんが手びねりで湯呑みづくりを復習した時のスナップがあるのでアップしよう。手びねりで仕上げた直後の笑顔です。
手びねりの基礎コースでは、湯呑みの次にコーヒーカップ、小鉢、中鉢、絵付け皿 (6寸皿)、丸皿、筒形花入れを作ります。玉づくり、タタラづくり、そして、玉づくりとヒモづくりの組み合わせた作り方を教えます。
手びねりの基礎コースを修了すると、手びねりの中級コースに入ります。第一課程でご飯茶碗をつくります、第二課程からサイズの大きいものを作ります。型で起こす作り方もします。足立のおばさんが手びねりの中級コースの時に作った 「輪花の平鉢」 と 「リムのパスタ鉢」 をアップしましよう。一つは玉づくりで、もう一つは、ヒモづくりを入れて作陶したものです。23㎝ 径~25cm 径です。「スカーレット (緋色) 」 に対比するかのような 「ローズレッド (薔薇色) 」 です。
※ 9月30日 (月) から始まる
NHK の朝ドラ 『スカーレット』 は
信楽焼の女性陶芸家の物語です。
愉しそう。楽しみましょう !!!
にほんブログ村 陶芸ランキング
↑↑ 励ましのクリックをしてあげてね!! にほんブログ村 陶芸ランキングでは1位、もう一つの陶芸ランキングでは5位です。
大分市内にある数少ない 陶芸教室 「夢工房あすか」 です。
意外にも近くにあるのに気付かない人たちが多いですが、
下記の教室案内をご覧下さい。陶芸を基礎からコツコツと学ぼ~う。
電動ろくろもスムーズに習得できます。
意外にも近くにあるのに気付かない人たちが多いですが、
下記の教室案内をご覧下さい。陶芸を基礎からコツコツと学ぼ~う。
電動ろくろもスムーズに習得できます。
☆ 教室案内 : https://blog.goo.ne.jp/asuka1
☆ 自費出版 : 『生活にうるおいを与える食器づくり』
こういう本があるといい。こういう本が欲しかった。残りは数部。