南部吟遊詩人の写真館

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三ツ石山に登ってきました。

2019年09月16日 05時40分24秒 | 〇〇山に登ってきました。
【本日の山行】
6:30 網張温泉スキー場出発
7:47 犬倉駅付近
7:58 犬倉分岐
8:59 大松倉山頂到着・休憩
9:10 大松倉山頂出発
9:38 三ツ石山荘到着・休憩
10:00 三ツ石山荘出発
10:31 三ツ石山頂到着・休憩
10:54 三ツ石山頂出発
11:15 三ツ石山荘通過
11:42 分岐
11:47 登山口→ここから舗装道路
12:30 奥産道網張ゲート
13:13 網張温泉スキー場到着

【今回の地図】
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【撮影日:2019/9/15】


本州で一番、紅葉が早いという「三ツ石山」。9月の中旬から紅葉が始まるというので、登ってみたくなりました。




今回のコースです。


以上の写真はすべて、網張温泉スキー場のリフトから。


リフト使えば、楽なんでしょうが、いかんせん、お金がかかるし…。




歩いてみたいので、ここはあえて、歩きます。

登山口はリフトの左手から。

本日の天候は曇り。

上空は雲の中でしょう。

まあ、雨が降らなければ、上々でしょう。


登山道を行くとしましょう。「セルフガイド」はなんだか、よくわかりません。


天気はあまりよくなさそう。雨予報はないですが、晴れることもなさそうです。


登山コースは、こんな看板がいたるところにありますが、


基本的にはスキーのゲレンデの端を歩くような感じです。


ゲレンデは草ぼうぼうですが、端の登山道だけは確保されています。


これが、ゲレンデになるとは…(感慨)


あれに乗れば、楽なんだろうけどなー。


高いし、人間の堕落が始まるような気がする。


しかし、ゲレンデっていうのも。


けっこう斜度がきつい感じがする。


あと、虫がすごく多い。歩いていると口の中に入りそうなほど。


リフト使えば、この苦労から解き放たれるだろうか。


この坂道は1時間40分ほどだという。


長い。


小屋が見えてきた。「兎平ロッジ」今のシーズンは使われていない。

冬も使われているのだろうか。

あっちにも小屋が見える。


まだ、先は長そう。


ひたすら歩くしかない。


うねっている。沢もある。


霧もすごいが、虫もすごい。


だんだんなだらかになってきた。


??なんの看板だろう?すごく古そうだけど。


平らになってきた。歩きやすい。


右手に見えるのはたぶん、リフトの終着駅。これに乗れば、楽だったろうになあ…。


雰囲気的には尾根になってきた。


ロープウエーとの合流地点に来ました。


少しばかり、開けたところを歩きますと…。


木道もあるし、


柵もある。

(落ちるなということか。)

霧がなければ、多分、景色がいいはずなんだけど、真っ白で何も見えない。


本当に真っ白。


道が平坦です。どうやら山の上にきた模様。


木道の先を行くと…


分岐点来ました。右に行くと岩手山。左が三ツ石山。


こんな感じだそうです。


今日は霧がすごいけど、地面もビチョビチョ。




足元が…。


昨日は雨でも降ったのか…。


次回は天気のいい時に来たいものです。




滑りやすいので、注意が必要です。


道は平坦で、わりと楽ですが。


沢の跡がありました。この辺は夏は水場が枯れるようです。他にも枯れた沢のあとがいっぱいありました。




まあ、山の上の方ですしね。


進んでいくと、


だんだん、登りになってきます。「大松倉山」に上がるところです。




少しゴツゴツしてきました。


たぶん、尾根伝いに歩いているので、天気が良ければ景色もいいのでしょうが。


道標がありました。


手書き…。


今日は本当に、霧の中。


歩きます。


今は竜胆の時期。


一杯咲いていました。


山道で見つけたケーブル。一体、なんの????


なかなか道のりは長そう。でも、これが最後の登り。


「大松倉山」の山頂に着きました。


一等三角点です。


たぶん、シカかなんかの糞。


休憩してから、行くことに。


平坦な道。たぶん、尾根伝い。


尾根が狭いので、向こうにはいい景色が広がっているんだろうに…。


真っ白…。霧め!!!( ;∀;)


全然、真っ白!


なんだか、すごい状態…。






でも、霧はすごくても雨は降っていない。それがありがたいし、不思議。


しかもよく見ると、こっちの方の道はわりと乾いている。大松倉山の東側はグチャグチャだったのに。

道標。文字が消えかかっている。


だんだん、道は下りになってきます。こころなしか。


クマザサを切った後がある。手が入っているらしい。


だれかが整備してくれているのはありがたい。この間の志和縦走路はひどかったからなあ…(トラウマ)


と、思っていると、道に草刈り機が放置。


それ以降は、こんな感じwwww


草刈りも途中だったかwwww


うっすらと建物が見えてきました。


どうも、この辺は湿原みたいです。


どうやら、「三ツ石山荘」みたいですね。


たどり着く前に分岐がありました。


松川温泉の方へ行くらしいです。




まあ、そのうちそっちの方にもいってみましょう。


山荘で休憩します。


ちいさな湿原ですが、池塘もあります。


山荘はすごく新しいです。


けっこう、キレイ。




中は、まずトイレ。ちょっと臭いのは仕方ありません。


小屋のルール。


中にはストーブがあります。


9月くらいから夜は寒いようです。


2階もあります。




今回は特に泊まる予定もないので、少し休んだら、ここから三ツ石山に行きます。


帰りはこっちのルートを行く予定です。「滝の上温泉」は雫石の玄武洞の奥、葛根田渓谷の奥にあります。
温泉は一軒だけ残っているとかいうところです。


三ツ石山に行くにはこっち。西側に進みます。


山荘の中にあった地図です。

↑やっぱり、眺望がよかったんですね。今度は晴れた日に来たい!!(´;ω;`)

詳しく周囲の登山道が載っています。欲しい!!( *´艸`)


さて、いきますか。


相変わらず、霧で先が見えないですね。


ここも、晴れていれば、もっとキレイに見えるのでしょうか。


こういうのも幻想的で悪くはありませんが。


ここからは、石がゴツゴツしています。




若干、歩きづらいです。


こっちもクマザサがキレイにカットされています。


本格的な登りです。


そこそこの斜度。


岩だらけです。けっこうガレ場。




右手の谷川向こうは草原です。


石畳のような登山道。


先が見えません。


けっこう、ガレ場。


もう、あの辺が山頂??早いなあ…。


大きな岩が目立つようになってきました。


まだ先があるようですね。


晴れていれば、眺めもいいはず。


至極、残念。




あんまり、紅葉とかしていませんね。


斜度がなくなってきました。


まだ、山頂ではありません。


山頂は、あちらのようです。本当にもう一息。


登ります。






到着!山頂です!


しかし、眺望がまったくない!!!!!悲しい。


悲しい。
雨が降っていないのが救いですが。


紅葉もあまりないようです。




山頂の隣の大岩に登ってみます。


岩の上は人一人分のスペースしかありません。


こんな感じです。






この恐怖感はあまり伝わりませんね。



これはさっきの山頂。この岩から見ると、山頂も狭いテーブルのようです。


紅葉っぽいところも探してみましたが、


あまりなさそうですね。




遠くまで見渡せないのも残念ですが。

帰りますか。


帰りには三ツ石山荘に近づくと、


湿原の中に小屋が見えてきます。

まるで、ミニチュアか模型のよう。

もどってきました。

霧がさっきよりはうすくなっています。

もう少し、頂上で待っていれば、眺望も少しはまともになったかもしれません…。


ともあれ、今日は帰ります。




間もなく、水場が。枯れています。


こっちのルートも、足場はグチャグチャ。


すべらないように気を付けましょう。


今度は登ってきたのと違うルートで帰ります。「奥産道ゲート」を目指します。


普通の山道です。




だんだん、霧が晴れてきました。


遠くを見ると、雲がかかっていますが。


けっこう斜度があるところもあります。


眺めのいいところに出てきました。


煙が見えます。たぶん、滝の上温泉方面でしょう。


分岐にきました。


滝の上温泉方面はこっち。こんどはこっちから来てみようと思います。


奥産道ゲート方面はこっち。


けっこう山道ですが、


木道もあります。


でも、まもなく、


登山口。




この地図によると、


左手のこっちの道は先が行き止まりの模様。


で、奥産道に行くにはこっちのアスファルトを通ってくるわけですな。


しかし、こんな道だったら、車で来られるんじゃない?と思ったのもつかの間。


こんな場所が。


こりゃあ、車じゃ来れないわ。


エグいなあ…。


なんだか、工事の音っぽいのが聞こえてきました。なんだか高い塔が見えます。


ゲートに到着。ここまで実に登山口から40分。長かった。


う~~ん、ここまでガッチリ止められたら、車は入れないや。

↑右わきが歩行者用通路。バイクが入れないように、狭くなっている。



周辺地図。


みんな、けっこう車停めています。


すぐ近くはバスの転回場所。たしか2時半くらいに網張温泉スキー場までのバスが出ていたはず。


さっきの塔は、地熱発電所のものらしいです。


掘削用のボーリングタワーでしょう。


足元がゴツイ。


高い塔です。


地熱発電所を作るようです。




さて、ここからは


車を置いた網張温泉スキー場まで、歩き。




これが、遠かった。山道歩くより舗装道路歩く方がなんだかつらいなあと感じます。






なんででしょうね。


ようやく、戻ってきました。


霧もなくなってきました。


ようやく、車に乗って帰れます!!!

【総評】
天気のいい日に行きましょう。

三ツ石山に登るのなら、コース図を見れば「奥産道ゲート」からの方が近いように見えます。
しかし、こちらのルートは舗装路を40分歩かなくてはいけないので、けっこうしんどいです。
「登山口」からの登りも若干きついかもしれません。

一方、網張温泉スキー場からのコースは長く見えますが、リフトを使えば高度をほとんど稼いでしまいますので、
高低差があまりなく、登る辛さはありません。しかも、どうやら尾根道で眺望もいいらしいです。

どっちかと言えば、網張温泉スキー場からのコースの方がおススメです。
しかし、リフト代はけっこうかかります。(片道1300円、往復1700円)
リフト代をケチると、スキー場のゲレンデを全て登るのはけっこうしんどいです。

今回、私の辿った
網張温泉スキー場→三ツ石山→奥産道ゲート→網張温泉スキー場
のコースは実におススメしません。
疲れます。
最後の舗装路を約一時間半歩くのはものすごい苦痛です。
良い子のみんなはマネしないでください。



















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