南部吟遊詩人の写真館

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二戸市に入ると4号から見えるそそり立つ大岩の正体はなんですか?

2022年09月12日 23時19分12秒 | 八幡平や県北地域

その二つの大岩は「男神岩・女神岩」と言います。

左の高い方が「男神岩」(おがみいわ)


右の低い方が「女神岩」(めがみいわ)です。


これら、二つの岩には「展望台」があるそうなので行ってみました。


「展望台」というからには眺めがいいのでしょうが、……

けっこう狭い道を行きます。せいぜい車一台分。
向かい側から車が来たら、行きかうのがやっと…。
こりゃあ、大変そうです。

なにやら、赤い鳥居が見えてきました。


なんですかね、これは。鳥居には「薬師堂」とありますが…。

鳥居(神道)に仏教の薬師如来の名があるというのは神仏習合の名残でしょうが…。


谷川があります。


ということは、水神かなにかなどと思われます。薬師如来が水神とは珍しい。


よく見ると、左手奥に祠らしきものが二つ見えます。


最近、雨が続いていたせいで、若干、小川が濁っています。


そちらの二つの祠が、さっきの鳥居の本尊なのでしょう。

昔はお堂があったのかもしれません。

二つの小さなお社は何か意味があるのでしょうか。


これは、鈴を掛ける柱??水道のパイプ??珍しいものです。


祠の中には何やら小さな仏様が祀られています。

よく見えません。さて、謎をのこしつつ、先を急ぎます。



この祠から展望台はさらに奥です。


国道4号からけっこう進んで、ようやく展望台に着きました。

なかなか立派な展望台です。


近くには石碑もありました。


うわっ!!!マムシがいました!!!( ゚Д゚)


展望台の下にはこんなものがぶら下がっています。


裏にはなにやらいろいろ書いてあります。


なにやら、小説の一部なのでしょうか。


けっこう長いですね。


展望台の入り口付近に立派なパネルがあります。


この辺一帯を「馬仙峡」というらしいです。


この周辺です。

さっきの赤い鳥居は薬師堂だったみたいです。

馬仙峡の説明です。

何やら謂れがあるらしいです。
それは、男神岩と女神岩が昔は許嫁同士であったのに、男神岩が鳥越山に浮気をして、それを恨んだ女神岩が大蛇となって男神岩を絞め殺そうとしたというもの。
うん?なんだか岩手山にもそんなハナシなかったかな???(*´Д`)
ちなみに、それを叶えられなかった女神岩は悲しんで馬淵川の淵に身投げしてなくなってしまったらしいです。

こっちのHPを参照。
岩手県のなんかのパンフ

せっかくですので、登ってみます。


すぐに上に出られます。


名勝指定です。


二戸市内の方が見えます。


北に見えるのは折爪岳。


たぶん、あの辺です。

平たい山ですね。

大崩崖(おおほうがけ)です。

崩れた跡です。


そのずっと手前に男神岩があります。


よ~~~く見ると、あの岩の上に行けそうな感じもします。

ちょうど平らになっていますし。

調べてみたら、男神岩の上に行けるらしいです…。
「トラベルJP」の記事

↑いや、これ、一歩間違えれば、簡単に死ぬでしょ。(*´Д`)
怖すぎる…。
ちょっとこれは、行かない方がいいなあ…。

向こうに見えるは鳥越山。

この間、懸崖建築の観音堂を見に行きました。

→この間の記事「鳥越観音に行ってきました。」


はるか向こうは、盛岡に続きます。この日は天気がいいですね。

天気がよければ、実に絶景。

展望台。

ご興味があれば、どうぞです。

ちなみに、この方の記事も面白いので、紹介。
「くぐる鳥居は鬼ばかり」


【撮影日:2022/5/2&8/27】





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