![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/31/71a85cd75a5e5606f9f357b38391076d.jpg)
4号を走っていると、こういうところが見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/6d/85bd1a01076a53a41901a3182a547e72.jpg)
「岩手最大の古民家」ってちょっと気になりますよね~~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/c0/1589f2a00425d5ef038912363b73ccdc.jpg)
道なりに進んでいくと、案内板があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/cf/4eea9333be34807b799fa5de1a824f7c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/d4/19e9f2c3a8a621447d08b6a7b4ee2272.jpg)
着きました!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/23/abdd4c5e11ae211bbf4caa1977f56eb7.jpg)
こちらが、「朴舘家」住宅です。
ちなみに、入り口にはこういうパンフも用意されていて、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/05/9edfdb5b722145e132944c86a5de2317.jpg)
詳しい説明も知ることができます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/e8/bc13ae61819234a09ea339c6230d94a9.jpg)
正面玄関はこういう感じですが、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/99/f1acfb9d3bb6290b16c8dd87c043ae76.jpg)
普段は使いません。
偉い武士とか殿さまが来た時だけ使用する玄関です。
普段はこっちの方から入るんですよね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/60/796e1b4f48618346d6b1017d2bc41fc9.jpg)
さて、説明版です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/31/3e011d1535e685fa0f132a2c7d069ecf.jpg)
いわゆる「曲がり家」ではなく「直ご家(すごや)」という作り。
直線的な建物ですね。
横が30m、縦が17mほどで、家としてはかなりでかい方です。
さすが「岩手県最大」と銘打つだけのことはあります。
たぶん、この辺り一帯を所有していた豪農ということなのでしょう。
間取りです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/f6/fdc76bfb6430208b94fb32eb2a8f4a5a.jpg)
右側半分が馬屋、物置、土間。
真ん中が囲炉裏や台所、食事場所。
左側が奥で座敷になっていますね。
縁側です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/ae/2e09a174c248b9e5d7e421b1810daa25.jpg)
大きくて、広いですね。
入ると、こういう案内があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/e7/b4c449534a75890af3c3a8840c443855.jpg)
基本、無人です。
そして電気も見学者が自分でつけるという…。
セルフサービスですね。
ちなみに、写真には撮っていませんが、ここにはすぐそばに普通の民家もあります。
表札が「朴舘」とかかっていて、今の朴舘家はそちらに移って暮らしているのだと思われます。
そちらの方が普段の維持管理は行っているのだと思われますが、日中は常駐していない模様です。
その方が、自由に見学ができてありがたいですけどね。
さて、右手が馬屋です。年季の入った壁です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/1c/f088f70c27d17bbf509d17106b884a0b.jpg)
この地の民俗人形がありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/1a/b7a00cbf4645cc146ea354e95fe56dd8.jpg)
「穢れ」を集める形代のようです。
裏手(勝手口)の方まで進むと、こんな感じです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/fb/c44489004e7245f82634e098e7c1b8ef.jpg)
たぶん、この辺がかつての台所(調理場)だったはずです。
こっちには土間であり、竈があります。煮炊きの場所だったはずです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/c8/af22e61d383f900c9a8ef697da779f0c.jpg)
よく見ると梁に新しい木材がつけられています。
たぶん、耐震用の補強材でしょう。
ちなみに、厩の中です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/aa/af80649e54123d8e4c05e734091cbdfd.jpg)
こっちにも補強材がかかっています。
けっこう古くてヤバそうですね。
倒壊の危険性があるのかもしれません。
勝手口から出ると、裏面はこんな感じになっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/c4/20e725f1d16ba7edb999c89d2e84f247.jpg)
もちろん、窓にガラスは貼られているのですが、
壁のいたるところに隙間があり、冬は隙間風がすごかったことでしょう。
裏手の納屋になっている蔵と井戸です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/62/63096da45d4ca41a229f8ca776b7a1ec.jpg)
蔵の前には洗濯物が干してあって、かなり生活感があるので、そちらの方まで見学するのはためらわれました。
井戸です。たぶんもう使われていないでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/00/aebd42574e738e83ab9f72cb93115e17.jpg)
ボロボロです。
裏手は見学エリアではないようです。
中の方に入りますと、まずはダイニングである囲炉裏と板張りの間があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/c5/fd3083926e219780ad9af2437bbece43.jpg)
法被(はっぴ)がかかっていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/5e/06b29afda13bb420182f8d36734f4d33.jpg)
朴舘家は林業部門もあったようです。
農業だけではなく、この地域で様々な業種を経営していたみたいです。
柱時計がありました。懐かしの壁掛けです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/75/635d4bb966969d4a180af86d958e5795.jpg)
なにしろ、館内がとても暗くて…ピンボケスイマセン。
床板はつやが出て、年季を感じさせます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/e0/840acae124c40f938bb1e6e9a6fbcb3e.jpg)
板の一つ一つが幅広です。
やっぱりいい材木を使っているのでしょう。
こっちは常居(じょい)です。リビングというか普段の生活場所でしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/56/c506f53a80fb73f85c9a92b41c98d616.jpg)
畳が入っています。
奥の方に行くと、当時の生活用品が展示されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/4e/54afddf161f6225e7667d46f4fc08fdf.jpg)
これはお面です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/af/44f76a0fe1504702410ba301322c6c9e.jpg)
神楽でもしていたのか、それとも美術品としての収集かは分かりません。
他にも、いろいろ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/0c/9a9f93a4da7dddc9414f8ea779e34a63.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/fe/c13f26b1214f9a10843a79ae0c951870.jpg)
そこから家の裏側に出ますと、物置とか、台所、あるいは使用人の部屋であったものと思われます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/f4/565255ac24effde82f1181a906666732.jpg)
屋根の方は暗くてあまりよく撮れません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/f9/c44bb958457eccc8bc6156df92baa1b0.jpg)
三脚を持ってくればよかった…。
奥の座敷です。こちらもだいぶ暗いです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/f3/a9fd8e5b4256cee740e0d218444c6821.jpg)
梁の太さは相当なもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/b9/ec325279c8046d8fc9fcdcf43a7619ec.jpg)
畳には痛みのためか、ところどころ新聞紙がひかれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/d2/762054f9fde02c054e9c69a883e1e4b4.jpg)
縁側の方面は光が入ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/bf/01476c43dfec7dce3c873edae9befdf5.jpg)
もっとも奥の座敷の棚にはきれいな絵が描かれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/ab/9d0dd120d7dacfa8a9805af781c26cac.jpg)
なかなか立派なタカの絵です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/46/23cfa1a379d9caef7766ce220e4d7381.jpg)
「朴舘家」はとても立派な家屋ですが、いかんせん、痛みが激しく、床や壁などところどころ波打っています。
保存状態も良ければ歴史的価値はもっと高くなりそうですが、残念なことです。
【撮影日:2022/7/18】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/6d/85bd1a01076a53a41901a3182a547e72.jpg)
「岩手最大の古民家」ってちょっと気になりますよね~~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/c0/1589f2a00425d5ef038912363b73ccdc.jpg)
道なりに進んでいくと、案内板があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/cf/4eea9333be34807b799fa5de1a824f7c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/d4/19e9f2c3a8a621447d08b6a7b4ee2272.jpg)
着きました!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/23/abdd4c5e11ae211bbf4caa1977f56eb7.jpg)
こちらが、「朴舘家」住宅です。
ちなみに、入り口にはこういうパンフも用意されていて、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/05/9edfdb5b722145e132944c86a5de2317.jpg)
詳しい説明も知ることができます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/e8/bc13ae61819234a09ea339c6230d94a9.jpg)
正面玄関はこういう感じですが、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/99/f1acfb9d3bb6290b16c8dd87c043ae76.jpg)
普段は使いません。
偉い武士とか殿さまが来た時だけ使用する玄関です。
普段はこっちの方から入るんですよね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/60/796e1b4f48618346d6b1017d2bc41fc9.jpg)
さて、説明版です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/31/3e011d1535e685fa0f132a2c7d069ecf.jpg)
いわゆる「曲がり家」ではなく「直ご家(すごや)」という作り。
直線的な建物ですね。
横が30m、縦が17mほどで、家としてはかなりでかい方です。
さすが「岩手県最大」と銘打つだけのことはあります。
たぶん、この辺り一帯を所有していた豪農ということなのでしょう。
間取りです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/f6/fdc76bfb6430208b94fb32eb2a8f4a5a.jpg)
右側半分が馬屋、物置、土間。
真ん中が囲炉裏や台所、食事場所。
左側が奥で座敷になっていますね。
縁側です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/ae/2e09a174c248b9e5d7e421b1810daa25.jpg)
大きくて、広いですね。
入ると、こういう案内があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/e7/b4c449534a75890af3c3a8840c443855.jpg)
基本、無人です。
そして電気も見学者が自分でつけるという…。
セルフサービスですね。
ちなみに、写真には撮っていませんが、ここにはすぐそばに普通の民家もあります。
表札が「朴舘」とかかっていて、今の朴舘家はそちらに移って暮らしているのだと思われます。
そちらの方が普段の維持管理は行っているのだと思われますが、日中は常駐していない模様です。
その方が、自由に見学ができてありがたいですけどね。
さて、右手が馬屋です。年季の入った壁です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/1c/f088f70c27d17bbf509d17106b884a0b.jpg)
この地の民俗人形がありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/1a/b7a00cbf4645cc146ea354e95fe56dd8.jpg)
「穢れ」を集める形代のようです。
裏手(勝手口)の方まで進むと、こんな感じです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/fb/c44489004e7245f82634e098e7c1b8ef.jpg)
たぶん、この辺がかつての台所(調理場)だったはずです。
こっちには土間であり、竈があります。煮炊きの場所だったはずです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/c8/af22e61d383f900c9a8ef697da779f0c.jpg)
よく見ると梁に新しい木材がつけられています。
たぶん、耐震用の補強材でしょう。
ちなみに、厩の中です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/aa/af80649e54123d8e4c05e734091cbdfd.jpg)
こっちにも補強材がかかっています。
けっこう古くてヤバそうですね。
倒壊の危険性があるのかもしれません。
勝手口から出ると、裏面はこんな感じになっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/c4/20e725f1d16ba7edb999c89d2e84f247.jpg)
もちろん、窓にガラスは貼られているのですが、
壁のいたるところに隙間があり、冬は隙間風がすごかったことでしょう。
裏手の納屋になっている蔵と井戸です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/62/63096da45d4ca41a229f8ca776b7a1ec.jpg)
蔵の前には洗濯物が干してあって、かなり生活感があるので、そちらの方まで見学するのはためらわれました。
井戸です。たぶんもう使われていないでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/00/aebd42574e738e83ab9f72cb93115e17.jpg)
ボロボロです。
裏手は見学エリアではないようです。
中の方に入りますと、まずはダイニングである囲炉裏と板張りの間があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/c5/fd3083926e219780ad9af2437bbece43.jpg)
法被(はっぴ)がかかっていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/5e/06b29afda13bb420182f8d36734f4d33.jpg)
朴舘家は林業部門もあったようです。
農業だけではなく、この地域で様々な業種を経営していたみたいです。
柱時計がありました。懐かしの壁掛けです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/75/635d4bb966969d4a180af86d958e5795.jpg)
なにしろ、館内がとても暗くて…ピンボケスイマセン。
床板はつやが出て、年季を感じさせます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/e0/840acae124c40f938bb1e6e9a6fbcb3e.jpg)
板の一つ一つが幅広です。
やっぱりいい材木を使っているのでしょう。
こっちは常居(じょい)です。リビングというか普段の生活場所でしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/56/c506f53a80fb73f85c9a92b41c98d616.jpg)
畳が入っています。
奥の方に行くと、当時の生活用品が展示されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/4e/54afddf161f6225e7667d46f4fc08fdf.jpg)
これはお面です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/af/44f76a0fe1504702410ba301322c6c9e.jpg)
神楽でもしていたのか、それとも美術品としての収集かは分かりません。
他にも、いろいろ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/0c/9a9f93a4da7dddc9414f8ea779e34a63.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/fe/c13f26b1214f9a10843a79ae0c951870.jpg)
そこから家の裏側に出ますと、物置とか、台所、あるいは使用人の部屋であったものと思われます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/f4/565255ac24effde82f1181a906666732.jpg)
屋根の方は暗くてあまりよく撮れません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/f9/c44bb958457eccc8bc6156df92baa1b0.jpg)
三脚を持ってくればよかった…。
奥の座敷です。こちらもだいぶ暗いです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/f3/a9fd8e5b4256cee740e0d218444c6821.jpg)
梁の太さは相当なもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/b9/ec325279c8046d8fc9fcdcf43a7619ec.jpg)
畳には痛みのためか、ところどころ新聞紙がひかれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/d2/762054f9fde02c054e9c69a883e1e4b4.jpg)
縁側の方面は光が入ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/bf/01476c43dfec7dce3c873edae9befdf5.jpg)
もっとも奥の座敷の棚にはきれいな絵が描かれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/ab/9d0dd120d7dacfa8a9805af781c26cac.jpg)
なかなか立派なタカの絵です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/46/23cfa1a379d9caef7766ce220e4d7381.jpg)
「朴舘家」はとても立派な家屋ですが、いかんせん、痛みが激しく、床や壁などところどころ波打っています。
保存状態も良ければ歴史的価値はもっと高くなりそうですが、残念なことです。
【撮影日:2022/7/18】
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