南部吟遊詩人の写真館

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大ケ生ツアーに行ってきました。

2019年10月22日 09時34分43秒 | その他盛岡市内の観光名所案内
大ケ生は盛岡市内から南東の方向。遠野への街道を紫波町へ入る直前で東へ進み、農村地帯に入っていきます。



とにかく、ド田舎です。携帯の電波も届きません(笑)

さて、そんな大ケ生へのツアー。

午前中は中の橋ふもとにある観光センター「おでって」にある「盛岡てがみ館」の見学から。



中は撮影禁止。

ここで皇太子妃「雅子さま」のご先祖の手紙があります。

もと海軍大将の「山屋他人」という方。大ケ生の出身だそうです。

お昼は「ひっつみ亭」へ。

大ケ生への途中にあります。



古民家風の建物がカッコイイ!



今回のツアー、なんと参加者がすごく多かったです。



実はバス二台で行きました。

庭も凝っています。



鯉もいます。



中はこんな感じ。



本当に民家って感じで、すごくいいです。




そして、向かった先は大ケ生地域の中。大きなお寺の裏手です。



こういう里山の景色が本当にキレイ。ここはフォトジェニックの郷です。(*´▽`*)

で、ここが、



領主歴代の墓です。



けっこうな坂です。



途中にも少しはお墓があります。家臣や、一族のもののようです。





上まで登ると、見晴らしがよく、



多くの墓碑が並んでいます。







何代もいたのですね。

↓そして、すごく珍しい家紋。十字型です。


歴史が記された案内板もとても丁寧。読むの大変です。


で、次に向かうのは、



金山の坑道跡です。


ここにかつて工場がありました。


ここはかなりマニアックなので、なかなか来られないと思います。




大ケ生の大きなお寺、龍源寺です。過去に火事があったので、新しく再建され、とてもきれいです。



ここに珍しい「シダレカツラ」があります。



高くて、立派ですね。

普通、桂の木は枝が垂れ下がりませんが、ここのは変種です。

この木にも原木がありますが、この継ぎ木からシダレカツラもさまざま増えたらしいです。

次に行きますのは、金山跡、「萬寿抗」。



ここは昔から金がとられていたらしく、ここのご主人は時々山の中に入っては金を取って来て、盛岡でお金に替えてきたと言います。

入り口はこんな感じ。いかにも「坑道」って感じです。



みんなでぞろぞろ入っていきました。



中はこんな感じ。薄暗く、ひんやりしています。



木の柱が腐りかかっています。



基本的にそんなに高いトンネルではありませんが…、



100mほどで、行き止まり。



この奥はお酒の貯蔵庫になっています。


最後に、地域おこし協力隊「こあらかまど」に寄ります。



いい感じの南部曲がり家の屋敷が、地域おこし協力隊の住処です。

いいなあ、一度曲がり家って住んでみたい。



そして、大ケ生の景色。






大ケ生が一望できます。

金山は黒森山から紫波の佐比内、早池峰山まで金脈が走っているとのこと。



ロマンの広がる話であります。





里山の景色を撮るには大ケ生。

でも、道が狭いので、駐車場には苦労しそうです。(*´Д`)

【撮影日:2019/10/1】


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